橋下徹「空城計」かく炸裂! 護憲派狩りは1年前に決めていた??

橋下徹が、安倍首相との会談後、ツイッター活動を再開した。

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http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150616-OYT1T50014.html?from=ytop_main2

揺れる維新…橋下氏、執行部路線を「否定」
2015年06月16日 07時42分

 安倍首相は14日夜、東京都内のホテルで、維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)に会い、安全保障関連法案の審議など国会運営での協力を求めた。

 橋下氏は15日、自らのツイッターで、民主党との連携を模索する維新の松野代表らをけん制した。維新内の路線対立は激しさを増しそうだ。

 会談には菅官房長官、維新の松井一郎顧問(大阪府知事)も同席した。首相は会談で「橋下氏は(有権者から)期待されている」と語るなど、橋下氏を高く評価。首相は、安保関連法案には世論の反発も根強いことから、維新の協力を背景に審議を進めたい考えだ。橋下氏は、抵抗路線を強める民主党とは一線を画し、法案ごとに是非を判断する考えを伝えたという。

 橋下氏は15日、ツイッターで「民主という政党は日本の国にとってよくない。政党の方向性が全く見えない」「民主とは一線を画すべき。(維新は)民主とは決定的に違う」などと民主批判を展開した。橋下氏に近い党内の「大阪系」議員は「松野執行部の『親民主』路線を否定した」と歓迎した。

2015年06月16日 07時42分

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個別法を制定すれば、南シナ海での機雷掃海も可能。
いずれにせよ、機雷掃海や防衛出動を承認した国会議員を前線にどんどん送り込むことを義務化。

各船に国会議員ルームを作れば良い。乗組員の邪魔にならないように。概念による歯止めなど無理。前線に送られることが最大の歯止め。

https://twitter.com/t_ishin/status/610150841467600896

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どうやら橋下徹は護憲派狩りに転じたようである。

実は、拙ブログは、こうなることを、1年前に予想した。
どうやらシナリオどおり、今、橋下徹は進んでいるようである。

ここで、エビデンスとして、1年前の原稿を2つ引用させていただく。

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護憲派を根絶やしにする秘策を橋下徹は練っている?
http://nihonnococoro.at.webry.info/201406/article_6.html

石原慎太郎が抜けた、日本維新の会は、一大護憲派拠点と化す。(一大護憲派と言っても、お花畑護憲と消極護憲という色分けはあってしかるべきかもしれないが)

では、橋下徹はどうすべきか?

選択肢はいろいろある。

①松野頼久か江田憲司を党首とさせたあとで、こんな程度の政治家ばかりの政治には関心がなくなった、という理由で、政界引退宣言(はしごをはずす)
②松野頼久か江田憲司を党首とさせたあとで、やはり政策的に合わなかった、という理由で、離脱宣言(はしごをはずす)
③これまで行われた政策協議が、実際はウソ八百のシロモノだったと宣言する(自分は責任をとって代表辞任を宣言)(奇策?)
④松野頼久、江田憲司が、中共の犬であり、保守野党分断工作員である証拠を暴露する

途中略

たぶん、橋下徹が次に、狙うのは、(旧社会党時代から、審議拒否の常連で、民主党政権時代においても政策的に役立たずで、外国人参政権や人権侵害救済法案という日本乗っ取り法案に熱心な議員の巣窟である)「横路グループ」となりそうな気がする。私が橋下徹の立場なら、このグループについて、「国家間も国家の役割を理解しない、お花畑が国会議員でいていいはずがない。有権者はもっと早く気づくべきだった」という趣旨で批判するが、橋下徹ならどう口撃するのか、興味あるところではある。

そういう訳なので、橋下徹は、護憲派狩りの第一弾として、旧態然とした、「お花畑護憲派炙りだし」を切り口とする、野党再編の急先鋒役を担いつつあることは確認できた。(第二弾は、消極的護憲派狩りという意味)

そして
石原慎太郎と橋下徹が、それぞれ、「みんなの党」や「長島昭久」などとの連携を目指せば目指すほど、「野合状態」にある野党は再編せざるを得なくなる。

長島昭久については、どういう挙動を見せるか、正直予測がつかない。
結局、動くふりをして動かないかもしれないし、まったく動かないかももしれない。

ただ、まったく動かなかった場合は、長島ブランドが賞味期限切れとなり、今後、政治的影響力を失うことは確かとなろう。

従って、長島昭久もそのブランド価値を維持するために、何らかの出番をつくろうと画策しているはずであるというのが、拙ブログの(根拠なき)予想である。(「朝日、毎日、中日、信濃毎日、北海道などの与太話新聞」とは異なり、拙ブログは根拠ないことは根拠ないと明示する主義)

ここで、石原慎太郎、橋下徹、双方が、協議し確認したであろう、分党後にそれぞれが担っている役割について、再定義しておきたい。

石原慎太郎は、
分党によって、公明党攻撃を強め、(公明党を連立与党から引きずりおろし)連立入りすると同時に、自民党をリードする健全保守野党構築を目指す。

橋下徹は、
分党によって、石原慎太郎と一緒に野党再編を仕掛けるだけ仕掛け、協議に際して、野党議員に、その政治的立ち位置を鮮明にすることを要求しつつ、保守系は石原新党にプレゼントする一方で、護憲派、朝鮮系、中共の犬系の政治屋を集められるだけ集めて、最後は、奇策を弄し、体よく離脱して、護憲派にダメージを与え、いわゆる「護憲派狩り」を成功させて、石原新党と連携?。
「護憲派狩り」の第一段階は「お花畑護憲派の炙りだしと追放」、第二段階は「消極的護憲派を一網打尽」とする奇策を用意していると私は見る。


石原慎太郎と橋下徹。
分党によって、対決しているように見せかけて、実は………という結末を拙ブログは予測している。

なるほど、これまでの情勢を分析してみると、石原慎太郎、橋下徹は、それぞれ、王手飛車取りの手筋を温存しつつ、共闘を着々と進めているような気がしてならない。


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・日本維新の会 分裂ではなく「分党」だと語っている意味
http://nihonnococoro.at.webry.info/201405/article_24.html


分党後のそれぞれの政党の目的は何か?
私は3つあると思う。

・石原慎太郎閣下側の分党目的は、みんなの党と合体した後、「みんな太陽」として、公明党の政権与党離脱を図り、連立入り後は安倍政権を安全保障政策等でリードする役割を担う。

・(憲法改正派の)橋下徹の分党目的は、江田憲司と共同で、民主党を分裂、最終的には消滅させ、労働組合が主導する政治を否定し、連合の政治力を絶つことを画策する。

・分党中の両党の共通課題として、公明党の弱体化に取り組む

途中略

もともと橋下徹は、憲法改正派である。

そこで、上述の分党目的が達せられた場合は、どうなるか、私はかく予測する。

・ケース1
「石原新党」と橋下徹率いる政党は、憲法改正を口実に再び合体する。
橋下徹率いる政党内での護憲派は切り捨てる?つまり、橋下徹は、政界の護憲派狩りに専念するということ。

・ケース2
石原慎太郎閣下の方は連立与党の立場にて、橋下徹の方は、野党の立場にて、国政選挙等で選挙協力を組む
この場合、両党で公明党をハサミ撃ちにすることになるだろう。(宗教法人課税公約化となるか?)

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どうやら、シナリオ的に、相当部分が符号するようである。

ここで、橋下徹の視点で考えたい。
橋下徹が偶然そうしているはずはない。橋下徹なら、すべては、ケーススタデイして、事前に対応措置を決めているであろうと予測する。

拙ブログは橋下徹については、批判的である。無視できない、警戒せざるを得ない政治屋として扱ってきた。

橋下徹の護憲派狩りは、安倍首相との2対2の会談を経て、密約が交わされ、その結果、護憲派狩りを開始した、と私は読む。


拙ブログは、
大阪維新関係の選挙協力?と交換条件で、安保法制審議に協力を約束する、密約が交わされ
同時に、参議院選挙での出馬要請含みである可能性を指摘し、
維新の会に、「民主斬り」以外に生き残りの道はないことを受け入れさせることに、安倍首相は成功したと読んだ。

年金関連の不祥事で長妻の尻に火が付いた? 安倍首相と橋下徹の会談の意味するもの
http://nihonnococoro.at.webry.info/201506/article_14.html

一方、同時期、同様の視点?から、コラボブログは密約の存在を指摘し、

安保法制審議の見返りに橋下徹の入閣
大阪維新系議員の自民公認化

を予想した。

安倍・橋下会談が示唆するもの。「密約」を大胆に推理する。
http://blogs.yahoo.co.jp/nagomi3878/40978745.html

どうやら、小泉時代に登場した稀代の奸臣竹中は、切り捨てられ、橋下徹に入れ替える可能性が出てきた。「竹中から橋下徹へのスイッチ効果」というテーマで、原稿を書きたくなってきた。


話題を元に戻そう。

拙ブログは、前稿にて、安倍首相と橋下徹の会談は、石原慎太郎が両者に働きかけて実現したものであろうと、推定した。

年金関連の不祥事で長妻の尻に火が付いた? 安倍首相と橋下徹の会談の意味するもの
http://nihonnococoro.at.webry.info/201506/article_14.html

さて、橋下徹が今、仕掛けている、この「護憲派狩り」を孫子の兵法に照らしてみると、あまり使わない、兵法上の珍しい技であることがわかる。

空城計である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E5%9F%8E%E8%A8%88

厳密な意味での空城計ではないが、心理戦の一種として、そう分類可能だろう。

ではなぜ、橋下徹は、空城計を選んだか。
江田けんじに、しがみつかれ、当面政治的に逃げられないので、口実を見つけて引退宣言し、維新の会を空城化し、護憲派叩きを始めた、ということである。このことは、石原慎太郎も承知していることであろう。
江田けんじが、同時期、代表を降りたのも空城計に気づいたからであろう。

松野はどうすべきか。逃げ場を求め、どこかに渡り鳥するしかない。民主か小沢あたりなら歓迎してくれそうな気はする。
では、江田けんじはどうすべきか。政策的に憲法改正を容認し、改憲について是是非非的な対応するしかあるまい。野党再編に動けば動くほど、ババを掴まされるリスクがあり、今国会での民主党の動きなどから、民主、特に旧社会党とは絶対に組めないことを思い知ったはずである。また、自ら代表を降りたこともあり、江田けんじは、政治的に動きようがなくなったようである。

それにしても、うまいことを考えたものである。

拙ブログは、安倍晋三、石原慎太郎、橋下徹のこの1年間の忍従、暗闘について、公開されている情報から分析、妄想シナリオを提示してきた。

安倍首相は、外交では、拉致問題が足踏みしていることを除けば、ほぼ完勝状態。その総仕上げがアメリカ議会演説。これ以上ない賞賛、演出的にはやや大げさだが、今や安倍首相は世界を代表する政治家である。内政面では、重要法案を遅滞なく成立させ、残るは、安保法制が可決すれば、共謀罪、スパイ防止法、マスコミ関係規制、そして、憲法改正が手の届くところに来た。
民主党は、もはや違憲を主張する以前に、テロ組織同然の組織と法規制上は、みなされつつある。

橋下徹との会談。憲法改正は、敗戦後最大の政治課題である。橋下徹は、好きな政治家ではないが、約束どおり、憲法改正
論争に参加し、護憲派狩りの主役となるだろう。

その御褒美として、ひょっとすると最高裁長官あたりに抜擢され、トンデモ判決を出す、裁判官の業務指導を任される、という道があるかもしれない。政界引退を表明したのだから、司法界のトップなら異存はないはずだ。

そして、安倍首相は、戦後70年談話において、戦争を戦った最後の世代に向け、これまでの謝罪談話とは一線を画し未来指向で語り、間違いなく、首相は憲法改正に係わる呼びかけを行うだろう。

ここで、本稿にまとめに入りたい。

1年前に、江田けんじに抱きつかれてしまった、橋下徹の近未来的を描いたシナリオは、なんとか当たったようだ。

ただ、私にも言い分はある。稀代の外交官だった、岡崎久彦の本に紹介あるように、イギリスのあるソ連研究者のように、一切の雑音を絶ち、平常心を維持し、公開情報の分析だけで、出稿し続けてきたのだ。

最後に、安倍首相と橋下徹の会談とその後の橋下徹の行動によって、「日本維新の会」の分党時点での約束は今も生きている!ことを確信するとともに、この3人の輪に、政界の陰の防衛大臣、田母神俊雄が加わることを切に願う次第である。

なぜなら、安保法制の守り神であり、執行役に、田母神俊雄以外の人が見当たらないからだ!

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