『はだしのゲン』追放​に向けた陳情書の参考​例

こういう活動も必要だということです。

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『はだしのゲン』を学校から追放する運動に余念のない空花正人です。
地元練馬区教委に宛てた質問状に対する回答は、まさに役人体質まるだしの「本質論を回避」する手法でした。
ナントカ倍返ししたくてうずうずしています。こういう気持ちが行動の源になるのでしょうね。我ながら呆れますが。


平成25年9月xx日
xxx教育委員会 xx委員長殿

                     xxxx(団体名称)xx (氏名)

    『はだしのゲン』の教育現場からの撤去を求める陳情

【要旨】
 性に関する有害図書、暴力に関する有害図書と同様、教育の目的に反する有害図書として、『はだしのゲン』を教育現場から速やかに撤去されるよう要請します。有害図書がみだりに児童生徒の目に留まる状態は、子供の発達段階に応じた正しい教育とはなりません。見せたくないという親の気持ちにも反します。これは各学校の裁量に任せることなく、貴教育委員会の法的責任を果たすべき事柄であることを指摘いたします。

【説明】

(1)『はだしのゲン』に関する事態の推移

 島根県松江市の教育委員会は、昨年12月17日、漫画『はだしのゲン』を閲覧制限するよう各小中学校の校長に要請しました。これに応えて各学校では、この漫画本を子供が自由に手に取ることのできる開架式の書架から手続きをしなければ手にすることのできない閉架式の書架に移動するなどの措置をとっていました。

 このような措置がとられた発端は、昨年8月、市内に住む男性から「子供に間違った歴史認識を植えつける。小中学校から撤去すべし」との陳情が市議会に出されたことにありました。市議会では審議の上、陳情は不採択となりましたが、一部の市議は不良図書であると評価し、対応は教育委員会に一任する形となりました。

 そこで、教育長以下数人の事務局メンバーで『はだしのゲン』を実際に読んでみました。すると『はだしのゲン』の最終巻には、日本軍の蛮行とされる驚愕の内容が描かれていることが分かりました。そこで福島律子教育長は校長会で、教育的判断として先の措置を要請しました。
 この問題が表沙汰になったのは、『山陰中央新報』という地元紙が、8月16日に大きく報道したことによります。この報道を受けて各メディアが一斉にこの問題を取り上げ、『朝日新聞』は20日付の社説で、子供と原爆との「出会いを奪いかねない」として、「閲覧制限はすぐ撤回を」と主張しました。他の各紙もほぼ同様の主張を展開し、閲覧制限を非難し、松江市教育委員会を袋だたきにする「世論」がつくられていきました。
 この影響を受けて、問題が表沙汰になってからわずか10日後の26日、松江市教育委員会は臨時会議を開き、閲覧制限措置を撤回し各学校の自主性に任せるとしました。

(2)『はだしのゲン』の問題点

 しかし、メディアのキャンペーンは、この漫画を読んだ人が少ないことを前提に、以下に述べる深刻な問題点を隠したまま展開したもので、実際に読めば、漫画『はだしのゲン』はいかに問題のあるものであるか、直ちに明らかとなります。『はだしのゲン』は昭和48(1973)年、集英社『週刊少年ジャンプ』で連載が始まり、日本共産党の発行する『文化評論』などいくつかの出版社の雑誌で連載され、最後には日本教職員組合の機関誌『教育評論』で連載されたものであり、連載が続くに従って問題のあるセリフや絵画描写が増えていきました。そして全体として見れば、以下のような問題のあることが判明します。

 これは単に残酷なシーンを子供に見せてはならないといった類のものではありません。史実を歪曲した思想宣伝の教材として学校に配備されている事が問題であること指摘いたします。

 第1に、日本軍の残虐行為を捏造した中国共産党のプロパガンダが、そのまま描かれています。主人公ゲンのセリフとして、「首をおもしろ半分に切り落としたり」、「銃剣術の的にしたり」、「妊婦の腹を切りさいて中の赤ん坊をひっぱり出したり」、「女性の性器の中に一升ビンがどれだけ入るか たたきこんで骨盤をくだいて殺したり」したことが書き込まれ、この一文ごとに一コマずつの絵があてがわれています。これは日本人として、決して見逃すことのできない、日本民族を悪鬼・劣等の人間として侮辱する、許しがたいセリフと絵の描写です。ここに描かれている蛮行は、昭和12(1937)年7月29日に起こった通州事件で、中国人が日本人に対して行ったものであり、中国における日本軍は、規律を厳しく守った軍隊として、このような蛮行は決してしてはおりません。

 第2に、天皇に対する侮辱と罵詈雑言が書き連ねられています。「あの貧相なつらをした、じいさんの天皇、今上裕仁を神様とありがたがり、デタラメの皇国史観を信じ切った女も大バカなんよ」。「いまだに戦争責任をとらずにふんぞりかえっとる天皇をわしゃ許さんわいっ」。「まずは最高の殺人者天皇じゃ! あいつの戦争命令でどれだけ多くの日本人 アジア諸国の人間が殺されたのか」。

 小学校学習指導要領では「天皇についての理解と敬愛の念を育てる」と規定しています。しかし、この漫画は皇室否定の立場から天皇を罵倒し、罵詈雑言を投げつけています。「今上裕仁」などという呼び捨ても左翼の用語法です。こうした漫画を子供の閲覧に供することは明瞭な学習指導要領違反であり、このような図書が全国の教育現場で放置されてきたことは、教育行政から見て許されない問題です。

 第3に、国歌・君が代の否定です。卒業式で君が代を歌うシーンで、ゲンは「なんできらいな天皇をほめたたえる歌を歌わんといけんのじゃ」と叫びます。その後のコマでは、「君が代なんかっ 国歌じゃないわいっ」とも言っています。
 平成11年8月13日に成立した「国旗及び国歌に関する法律」は「国歌は、君が代とする」と定めています。学習指導要領は、君が代を国歌として、児童・生徒が歌えるように指導することを規定しています。この漫画を子供の閲覧に供することは、教育基本法、学校教育法に定める教育目的を否定する行為であり、具体的に教育内容を定めた学習指導要領に明らかに違反する行為です。

 第4に、根拠のない、誤った歴史が事実かのように多数、書かれています。いくつか例を見てみます。

(i)ゲンは、「天皇陛下のためだという名目で日本軍は中国 朝鮮 アジアの各国で約三千万人以上の人を残酷に殺してきとるんじゃ」と、三本の指を突き出して糾弾しています。この数字には何ら学術的根拠はなく、中国共産党のプロパガンダの数字に過ぎません。ちなみに東京裁判で国民党政府は、軍人の死傷者を320万人としていました。

(ii)また、日本軍に対し「わしゃ日本が三光作戦という殺しつくし、奪いつくし、焼きつくす、でありとあらゆる残酷なことを同じアジア人にやっていた事実を知ったときはヘドが出たわい」とも罵倒しています。しかし、「光」という漢字を「しつくす」という意味で使う用法は日本語にはありません。「三光作戦」は中国にある言葉と事実であって、そもそも日本では言葉からしてなく、そうした作戦の事実は日本軍にはまったく存在しておりません。

(iii)さらに原爆投下の問題では「原爆の破壊力と惨状がなかったら、戦争狂いの天皇や指導者は戦争をやめんかったわい、日本人は広島、長崎の犠牲に感謝せんといけんわい」と言っています。しかし日本は、原爆投下のはるか以前から終戦のための和平工作を始めており、このセリフは事実に反しています。また終戦をもたらした原爆に感謝すべきだというのも、歪んだ歴史のとらえ方です。天皇が和平に努力したという実際の史実にも反しています。

(3)『はだしのゲン』の教育現場からの撤去を求める要請

 以上の問題点から、『はだしのゲン』は、真っ向から、教育基本法、学校教育法に定める教育目的、及びその目的の下に具体的に教育内容を定めた学習指導要領の規定に違反していることは明らかです。したがって貴教育委員会にあっては、教育基本法、学校教育法に基づき、次代を担う健全な国民の養成を目指して子供の教育を行っている教育現場にあって、性に関する有害図書、暴力に関する有害図書と同様、教育の目的に反する有害図書として、『はだしのゲン』を教育現場から速やかに撤去すべく、所管する学校長に向けて(注)指導されるよう、強く要請いたします。


                             以上

添付 「毒書の秋?」チラシ

(注) 都道府県教委宛てには、この部分は各区市町村教委宛てに置き換えてもよい。

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