皇室問題 本質的な問題は何なのか?

最近、皇室問題で気になっていることがある。
皇室が抱える本質的な問題は何なのか、ということなのである。

最初は、問題が東宮だけなのかと思ってきたが、どうもそうではなく、皇后にも問題があることがわかってきた。宮内庁関係者経由と思われる情報?を得て、かくいう私も漸くその実態を知ることとなった。
また、宮内庁内部での暗闘もあったようだ。

さらに、皇室問題をわかりにくくしている、皇室に係わる攪乱報道、攪乱目的のブログの存在がある。
また、とりわけ公務に熱心な、頼みとする秋篠宮家には、予算配分が十分ではなく、マスコミ報道について不報道が多いとの指摘もある。

男子宮家が決定的に不足しているなど、皇室典範改正の課題もある。

私は、これまでの出稿経緯などから、以下の三つのブログにおける皇室関係の記述については、概ね事実であろうと、分析している。

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BBの覚醒記録。無知から来る親中親韓から離脱、日本人としての目覚めの記録。
http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001

伏見顕正(あきまさ)の「時を斬るブログ」
http://blog.goo.ne.jp/duque21

remmikkiのブログ
http://blog.livedoor.jp/remmikki/

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そう判断する理由は、4つある。

・皇室関係者について、公務を適切に履行したかどうかについて、分析を続けていること
・分析手法が客観的かつ論理的であること
・皇室関係のテーマと他のテーマの記述について、論理的齟齬がほとんどないこと
・ブログ管理人とコメント投稿者において当該事実に係わる認識が共有化されていること

他にも、皇室関係について取り上げているブログを見かける。多くは、幸いにして、心ある秋篠宮支持派であるようだ。
例外的にそうでないブログもあるが、上記の4つの項目、開示されているコメント投稿数とその内容などから、東宮支持派かどうかは区別がつく。

私の皇室関係者に対する視点は、こうなる。

・歴史、伝統、文化を尊重したか
・公務を適正に履行したか
・公費の支出について配慮があったか
・公務の執行ないし私事において、要らぬ横車を押した気配はなかったか

これらの点を宮家に当てはめると、明らかに東宮は要求水準以下である。
公務を完璧にこなそうとする秋篠宮家に最優先で皇位継承すべしという意見を持つのは、納税者として当然の帰結なのである。

雅子妃については、病気云々、もう十分。公費で秘密裏に療養してきたではないか。
公費で治療してきたのだから、日々の症状について公開されてしかるべきではなかったのか?
今後も秘密裏に診察処理したいなら、皇籍離脱すべきという意見である。
治療継続の前提なら今後は公務しなくて結構。秘密裏での治療は、税金投入の趣旨に反すると考えている。


ただ、皇室問題、これだけではない。

皇室を語る上で欠かせないのが「國體」である。
今日的視点でどの範囲について國體と認識し、再定義するか、である。戦前は、「國體」に関する国民的議論が盛んだった時期があり、安岡正篤はその第一任者と扱われたようである。

安岡正篤の「日本精神の研究」はその代表作である。「ますらをの道」は海軍大学校の講義資料の復刊として知られる。

一方、私的関心事となるが、歴史的研究事案的には、

①開戦に際しての昭和天皇の関与の有無?
②マッカーサー占領政策が皇室に及ぼした影響
③今上天皇の自虐史観形成とその原因
④ミッドウエー海戦以降の海軍による情報隠蔽の動機(大東亜戦争の総括?)
⑤東京裁判対策としての皇室維持に係わる密約?

などが存在する。

⑤については、とりあえず前稿にて部分的に言及した。

GHQは東京裁判、日本国憲法によって日本国に「呪い」をかけたのではないか?
http://nihonnococoro.at.webry.info/201512/article_11.html

つまり、皇室問題を語るのであれば、それなりの問題意識を以て歴史研究する必要があることを自認するのである。


ここで、これまで得られた情報などから、皇室について、総括的視点から問題として認識できている事項を並べてみたい。

―――――――――――――――――

・皇室関係者による公務の維持と適切な実施体制の構築(憲法で定める国事行為等)
・東宮問題
・皇后問題
・今上天皇の自虐史観の問題

・宮内庁の人事問題、宮内庁内部の主導権争い(小和田・創価問題、クリスチャン職員は有害無益?)

・皇室に係わる攪乱報道、不報道
・ネット界等で繰り広げられる暗闘の解明(真の敵は誰なのか?)
・保守陣営内の対立(不敬に係わるもの)

・宮内庁における適正な予算配分(公務対応する宮家への適正な配分)

・皇室典範改正(男子宮家対策)

・開戦に際しての昭和天皇の関与の有無
・マッカーサーの占領政策が皇室に及ぼした影響
・今上天皇の自虐史観の形成と原因
・大東亜戦争における不可解な事案の再評価
・東京裁判対策における皇室維持の密約?

・今日的視点からの國體の再定義

―――――――――――――――――

正直に書くとこうなる。

それゆえ、皇室問題に係わることは、

皇室という存在が、日本の歴史、文化、伝統の核心であり、

國體の劣化を憂えるのであればなおさら、公務云々、日々の言行などの次元以上に

かように奥が深く、言い換えると、想像した以上に根が深いことを指摘し、本稿を終える。

この記事へのコメント

大杉
2015年12月14日 00:10
自分は、皇室の跡継ぎ問題が、最も大きな問題であろうと思っております。

現状、悠仁親王が皇位継承の第三位に位置されておりますが、その後の皇位継承者が現在、存在しない事は、大きな懸念事項であります。

皇位継承問題の解消の為には、GHQによって廃止された旧宮家の復活が現状考えられ得る最善策だろうと思っておりますが、これも既に一般人(この呼称が正しいか分かりかねますが)として暮らしている旧皇族方が納得するかどうかという問題がはらんでおり、更に、純血主義の立場から見れば、美智子皇后と雅子妃も、元は平民から宮中に上がった身である為、このような人物が皇室の血筋を汚していると考える者も存在しております。

したがって、旧皇族方が一般人と結婚されている場合は、旧宮家の復活に反対する者もいるのではないかと思っており、難しい問題であります。


大杉
2015年12月14日 00:10
もう一つは、(男系の)女性天皇(女系ではありません)の容認ですが、こちらは旧宮家復活以上に色々問題があるので、あまり現実的ではないかとも思っております。

女性天皇には執り行う事ができない宮中行事の存在、男系の女性天皇は、女系では無い為、皇室の伝統と血筋を受け継ぐ事は可能ではあるが、他の宮家に男性皇族が存在しない場合、女性天皇の後継ぎが女系になる可能性がある問題があります。

したがって、女性天皇を容認するのはそれはそれでまた大きな問題であると考えております。

ただ、嘗ての宮中では、女性天皇自体は存在していたようなのですが、それはどういう所以で容認したのかまでは詳しくは知りません。日本の歴史上、幾度か皇室の存続危機があったはずなのですが、その時代、皇室の存続の為に為政者達は、どのような政策を取ってきたのか、調べる必要もあるかと思います。

自分としては、皇室の伝統が維持できない場合は、皇室の廃止を考えるべきだと考えております。その後は共和制への移行で小か。

自分は、女系天皇の容認には断固反対です。それをするくらいならば、皇室を廃止するべきです。

伝統を維持できないものは、もはや皇室ではありませんから、それでも致し方ない事であると考えます。

いずれにしても、皇室の跡継ぎ問題は深刻な状態であると考えております。緊急の対策が必要です。
ぱけこ
2015年12月14日 13:13
わたくしも皇室問題の本丸は、皇統が男系男子か否かかと思います。

しかしながら皇統が男系男子でつながっていったとしても、貴ブログ主様をはじめ、BBの覚醒記録・時を斬るブログ・remmikkiのブログ、各ブログ主様の提起している諸問題の抜本的解決には至らないかと思われます。

國體の定義はブログ主様のおっしゃるように核心部分であるのは、此の期に及んで疑う余地もない事実かと思います。


わたくしたちは、ほんの数年前に自民党を下野させてしまったときの事を忘れてはいけません。

「B層」という屈辱的な言葉を忘れてはなりません。


國體という言葉の前に思考停止に陥るのではなく、國體を守る為に前へすすまねば。

十分に機は熟しております。





やまと
2015年12月14日 17:52
皇室問題と言っても見たまんまですよ。 天皇皇后は左翼に称賛されるし、皇太子と皇太子妃は、祭祀公務が出来ない、公務のお声もかからない。これで次期天皇皇后の職務が果たせませすか? 公務祭祀をしっかりとなさる宮家がおられるじゃありませんか? 3位の皇位継承権をお持ちの若君もおられる。 何故この宮家を立てようとしないのか?皇統はこの宮家から恙無く繋がっていきますよ。 皇位継承権を秋篠宮家に移譲お願いします、と官邸メールしています。
管理人
2015年12月14日 18:46
大杉様
男子宮家復帰する場合など、皇室典範改正に際して、歴史から学び、歴史の知恵を根拠にすることになるだろうと推定します。

ぱけこ様
近々、穏便な処置(東宮側が抵抗しにくい)について提言準備中です。國體の件は、いにしえからの歴史、文化、伝統をどう扱うのか、どう明文化するかにかかっていると思います。

やまと様
目下のところ、手を変え品を変え、官邸メール作戦するしか手がないところですが、皇室会議関係者、竹田研究会、日本会議に働きかける必要があるように思います。
onecat01
2015年12月15日 12:29
初めて、お邪魔いたします。
普段は拝見するだけで、コメントは致しませんでしたが、今回は考えを述べさせていただきます。
と、申しましても、大仰な話でなく、ただ一言、「貴方のご意見の冷静さに賛同致します。」と、いうことです。
貴方のようなご意見が世に広がれば、日本が静かに変わっていくものと期待します。わが国も、そろそろ敗戦の痛手から回復し、国を大切にする国民の力で歴史の見直しがされるべき時期に来ていると思います。
度し難い反日・売国の左ばかりでなく、日本絶対の頑迷な右も、どちらも退けなくてはなりません。

 余計なことを申しましたが、貴方のご活躍を期待しております。寒さに向かいます、健康にもご留意下さい。
管理人
2015年12月15日 19:02
過分なお褒めのお言葉をいただきました。ありがとうございます。
拙ブログで取り上げている、皇室問題は、問題提起としての入口に過ぎず、また、当たり前のことですが、安易な検討姿勢で事態の打開、改善に繋がるとは思えません。
徐々にですが、より具体的な視点での分析、提言を準備しております。
引き続き、お気づき事項等ありましたら、コメントいただだければ幸いです。
ブルーフォックス@皇室左傾は「保守言論の9条」
2015年12月25日 22:51
はじめまして。
日本会議も竹田研究会も東宮崇拝です。
特に竹田氏は雅子妃崇拝、秋篠宮の苦悩には知らん顔です。
お花畑頭改め
2016年01月14日 17:14
こんにちは。コメントできるかどうか分かりませんが、竹田氏は、帰化人の子雅子さんの崇拝者です。彼女の祖父が、起こ
したチッソ水俣公害。未だに、被害者が出ています。H28/1/11NHKニュースで熊本ひめと地区で国指定と同じ割合で、患者が出ています。熊本学院大学の研究グループが、発表しています。護岸工事も再度無毒化しないと流失する恐れあり。部落民ヤクザを使い外国人新聞記者を脊髄損傷し、片目失明させた、祖父をもつ方が皇室に入内されることを阻止しなかったのはなぜ?
管理人
2016年01月15日 09:22
竹田氏については、竹田研究会での言動から気が付いていることがあります。ただし、基本的には男子宮家派ではないかと。
皇室典範改正ない限り、東宮という順番であることは、竹田氏が否定できる立場にいるとは思えません。
公式に否定できる立場にいない人が、東宮派と断定するのは、少し無理があるのでは?
この種のことは、主張したいことを述べるより先に、どういう思想、素性の人間なのか自己紹介した方が、信用されるのではないでしょうか?
お花畑改め
2016年01月26日 17:05
管理人様には、大変失礼をいたしました。私は、北部九州福岡市に住むもの(BBA)でございます。いい年をして、自分がお花畑であったことが悔しい、騙されたと思っております。間違い入力をいたしました。熊本学園大学の研究グループでございます。ローカルニュースでございますので、都市圏では放送されていないと思います。熊本の有明海側でございます。護岸工事が劣化して水銀が流出する危険があるそうです。これからも、お勉強のために、立ち寄らせていただきます。
管理人
2016年01月26日 17:14
投稿ありがとうございました。
ご意見、今後の参考とさせていただきます。

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