愛国候補者 後援会幹部に求められる覚悟

今や自民党の悪役、二階総務会長の大物ぶりがわかる記事が、産経から配信された。

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http://www.sankei.com/premium/news/150324/prm1503240007-n3.html

 関係者によると、安倍晋三首相は中川氏の政務官続投を貫いた。派閥領袖の二階俊博総務会長は「監督、教育する義務はない」と素っ気ない態度を示しながらも、中川氏の後援会幹部には「選挙というのは一度応援したら、いいときも悪いときも命がけでやるものだ」と後援会組織の結束を促したという。

http://www.sankei.com/premium/news/150324/prm1503240007-n5.html

前述の二階氏は今月12日、BS日テレ「深層ニュース」の収録で、語気を強めた。
 「余計なことは言わないで、政治の本筋の仕事に精励することだ。この一言に尽きる」

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私は、驚いた。二階総務会長を腰抜けだと思ってきたが、覚悟を以て政治家を続けていることが伺える発言だった。媚中・媚韓であることには反発するが、やはりそれなりの人物だったと認識を新たにした。

ただ、二階氏が、そういう言い方をするのは、あの昭一先生が敗北した選挙で、郁子夫人が、誰よりも公然と候補者を励ましたことを知っているということを前提としているのかもしれない。

ところで、ブログ活動上、人を褒めるということは、勇気がいることだと私は思っている。
褒めた場合は、褒めた人が不祥事の当事者となった場合、褒めた人が説明を求められるリスクを伴う。拙ブログは、ここしばらく田母神ブログ隊を自認しブログ活動してきた関係上、田母神氏に係わる不祥事について、説明する立場にあることを理解している。逃げるつもりはない。

批判一辺倒のスタンスの方がブロガーとしては活動しやすい。ネット上で、批判原稿だらけのブログが左右問わず、圧倒的なのはそのためなのだ。
批判することは、名誉棄損にならない程度の批判は、責任を問われることがなく、また多くの人も共感しやすい。かつての、ブログランキング1位を維持したあの「名ブログ」は、その典型である。だが、その「名ブログ」も、今は政治目標達成の活動に方針転換しつつある。

「通名教会」とは
http://torakagenotes.blog91.fc2.com/blog-entry-3489.html

かつての美文調であることを、捨てたような気がして読まさせていただいている。

話題を変えよう。去る3月18日の「次世代の党」のイベントにて、多くの言論人が応援と称して参加した。行動で示す言論人が半数はいた。そうでなく、挨拶程度と思われる人もいた。

「次世代の党を応援する大集会」にて、皆様の熱いご激励を頂きありがとうございました。
http://blog.goo.ne.jp/yaonomiyake

次世代の党を応援する大集会 (4)
http://plaza.rakuten.co.jp/komamenohagisiri/diary/201503190000/

百田尚樹氏は街頭で応援演説するだろうが、櫻井よしこ氏にはその覚悟はあるのだろうか。「次世代の党」支持者たちは覚醒しつつある。「次世代の党」は、起死回生のために、名の知れた候補者か弁士を必要としているからだ。
私は、行動したことがない、この会合にて挨拶した、数人の言論人の存在を不思議な気分で眺めている。

私は、それらのことを理解しつつ、一部政治家を褒め、有能な活動家やブロガーの存在を拙ブログにて紹介し続けてきた。今後もそのことをやめるつもりはない。
批判一辺倒では、政治状況が変わらないことを経験的に知っているからだ。

私は、ブロガーとしては、田母神支持派なので、資質的に問題ないことが証明されない限り、田母神支持を続けるつもりである。ただ、田母神氏に改善を求めたいこともある。今後も出馬するのであろうから、従来のように出版・講演活動主体ではなく、後援会活動に軸足を移していただきたいのである。

田母神VS水島論争の行方 田母神事務所再発防止策について
http://nihonnococoro.at.webry.info/201502/article_26.html

なお、冒頭の記事の当事者については、中川昭一先生を尊敬している関係で、別稿にて、説明させていただく予定である。言い訳はしない。

そういう訳なので、褒める、応援するということは、覚悟がいることをわかっていただきたいのだ。

それでは、本論に入ろう。

さて、私は、ある親戚の、自民党後援会の実力者だった方の行状を知っている。既に故人だが、こういう方々がかつての自民党選挙を支えたことを知っていただきたいと思い、統一選挙選直前のこの時期を選んで書かせていただく。

この方、地元では、公共工事のフィクサー、すなわち、談合の仕切り役みたいな存在だった。実際の仕事は、地場ゼネコン支店長としての、官庁挨拶まわりと入札書類提出だった。私は、その方のツテで、就職するに至った。いわゆるコネ入社である。(コネがあることが確認されないと、推薦状がもらえない時代のコネ。当時は、就職先の企業においては、労組幹部もマスコミもコネの一員だった。新聞記者のコネで入社した同僚もいたのだ。公明党のコネで入社した人もいた。有名な社会党議員の子弟もコネ入社した。従って、コネ入社を悪く言う人は世間知らずということになる。)

この方が選挙活動上、係ったことは何か。

自民党国会議員に事務所と秘書を提供した後援会幹部だった。
都道府県議会選挙、自民党候補者を業界丸抱えで支援した後援会幹部だった。
市議会議会選挙、自民党候補(地元の大物)の後援会幹部だった。

この方、昔で言う、ゼネコン全盛時代の選挙の後援会幹部だったのである。
人々は、言うだろう。悪の権化だと。

しかし、この方、私事は正反対だった。
ある違法行為を行った他人のために罪を被り、自身は書類送検を受け入れた。
また、この方、換金のために土地を手放さなければならない人が土地が売れずに困っていることを知り、土地を購入した。趣味で0.5ヘクタールくらいの土地の農園にて、麦藁帽子を被り、農機具を操作し、野菜栽培されていたことを私は見たことがある。
さらに、この方、子息の就職の世話は、一切しなかった。子息からは、東証1部上場企業どころか、都道府県庁のコネ入社・入庁は自由自在だったが、しなかったと聞いている。
選挙違反に問われた話もある。私は、こういう経緯を知っているので、身代わりになることを申し出た結果だと思っている。

人々は意外に思うだろう。
選挙活動では、悪の権化のように言われる存在が、私事では、自己犠牲の権化となるのだ。

かくいう私は、スーパーゼネコンに就職することを薦められた。そうすることで、営業活動上のメリットが双方にあり、出世が約束されていたような気はした。
また、いろいろ話をさせていただいた。就職祝いに万年筆を頂いた思い出があるが、今のこの年になって、この政治状況を見て、その方がどう言われるだろうか、私は興味がある。

対して、左翼系政党あるいは左翼系候補はどうだろう。間違いなく、労組資金は入っていると思う。組合費の用途など、実態的には使途不明金みたいなものである。1円単位で記載がある、領収書が添付されていることを労組の会計報告書にて見たことがない。私は、組合の大会で報告される帳簿の内訳を信用しない。また、選挙目当てで徴収される、管理職含めたカンパは、政治資金規正法上は、グレーな資金であろうことを疑わない。

では、上記の自民党候補が示す政治資金規制法と比較し、どちらがダーテイな金かと言うと、労組が係った選挙の方が、使途不明な選挙資金の絶対額が多いという関係で、ダーテイな金であると言わざるを得ない。

その次に、後援会組織の世襲について述べたい。
私は、いくつかの自民党後援会組織の会合に参加し、気がついたことがある。その昔、知事や国会議員を輩出した後援会組織は実に見事なものだと感嘆した。早い話、町内会対応型の後援会組織だったのだ。地方議員でも、それ並の組織力を有する後援会組織もある。組織力自体を金で換算すれば、数千万くらいの価値があるのではないかと思えるものが現に存在する。

そんな価値ある組織をつくりあげた、後援会幹部の立場として、どこの馬の骨かわからぬ人物に、その後援会を無償で渡せるだろうか。議員が70歳越えたという理由で、左翼議員の反日活動実態を鑑みるに、国家の行く末を案じると、即解散できるだろうか。仮に、有償で譲渡されたにせよ?、後援会員がついてくるという保証はない。
後援会組織を売買することの是非、後援会員同志の集いの性格を考えた場合、世襲は、後継二世議員の資質に問題ない限り、そんなに問題とされることではなく、後援会幹部同志いや、先代の政治家の志を継ぐ性格があるように私は思うのだ。

対して、労組はどうか。企業存続する限り、実質的に選挙活動のためだけに存在し?(ストライキしたためしがない)労組が維持され、天下り感覚で労組幹部が出馬するために、組合費は徴収され続け、組合員は違法な活動に動員され続け、使途不明金が湯水のように使われる。

労組は実態的に、左翼政党の選挙活動のための後援会組織なのである。が、その費用支出実態について、労組単体が厳密な報告義務が課されている訳ではない。そのことが問題なのである。

どちらが、社会悪なのか?

世襲候補批判は、自民党候補を追い落とすために、マスコミが持ちだした、口実に過ぎない。
私個人の見解は、労組丸抱えの選挙の方が、政治資金規正法的視点で見れば、悪質であり、実態的に違法行為を繰り返していると思う。実際、私の同僚は、違法な選挙活動維持のために、労組の指示で連日のように、休職みたいな状態で(勤務上は休職ではないのだが!、労組専従は他に存在しているのに!)、動員された。

それでもマスコミは書き続けるだろう。世襲議員が悪いと。

では、労組の会計帳簿一切が、まやかしで、選挙カンパ(大半が裏金)などで集められた資金一切が政治資金規正法上の報告事項として処理されない可能性がある、労組主導の選挙活動はまったく問題ないのか。

まして、休職扱いでなく、組合専従でもない従業員が、一定期間、職場を離れて、選挙活動に従事することを、なぜ、労働基準法上、違法だと誰も咎めないのか?

私は疑問に思う。内部告発されるべき事案だったはずなのだ!

金額的に、労組が集めた選挙カンパ(裏金)の方が、政治資金規正法上、公開が義務付けられる企業献金よりも多額であることは自明であろう。自民党議員が集めた、政治資金パーテイ額など、大手企業労組の裏金の比ではないのである。(日立、東レ、トヨタ、イオン労組の集金力は、自民党議員の比ではあるまい。)

マスコミは書くだろう。企業献金を全廃すべきと。
ではなぜ、労組献金を全廃すべきと書かないのか。選挙直前の組合カンパは、100%正確に収支報告され、政治資金報告書に報告され公開されたのであろうか。

我々は問わなければならない。

そして、我々は知らなければならない。

・諸悪の根源? これでも組合貴族候補に投票しますか?
http://nihonnococoro.at.webry.info/201411/article_22.html

多くの組合貴族議員は、民主党政権時代、無邪気に外国人参政権や人権侵害救済法案に賛成し、主要政策では官僚の言いなりだった実態がある。

それに対し、自民候補や「次世代の党」候補は、資金潤沢な労組候補を相手に闘ってきた。特に、「無所属」、「次世代の党」公認候補は、資金難の中、闘っていることを、我々は直視しなければならない。

たとえば、アイヌ問題の不正を追及したことで、自民党を追放された、金子やすゆき候補(無所属)が、ボランテイアを募集しているそうだ。

【急募】ウグイス嬢を募集しています。
http://ykaneko.net/article/recruit-uguis.html

愛国候補には金がないのである。

これはほんの一例である。

繰り返す、労組候補は、ウグイス嬢確保などで、決して、困ることはない。労組出身の組合貴族候補のために、選挙直前に選挙カンパが管理職含め行われ、選挙資金が余って、選挙後にマイホームを新築するくらい、多めに集金していることを忘れてはならない。

それゆえ、愛国候補支持者には、覚悟を以て選挙に参加、すなわち後援会活動に参加することが求められるのだ!

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