次世代の党への提言 基本政策の組み換えが必要でしょう

安倍首相周辺からと思われるが、自民党総裁任期延長論が出ているのだそうだ。

―――――――――――――――――

http://www.sankei.com/politics/news/150104/plt1501040007-n1.html

自民総裁任期延長論が浮上 「2期6年を3期9年に」…首相、五輪・改憲へ道

連続で2期6年までとなっている自民党総裁の任期を「3期9年」まで延長すべきだとの声が安倍晋三首相(総裁)の周辺を中心に党内で浮上してきた。現行の党則や総裁公選規程に従うと安倍総裁の任期は平成30年9月まで。首相が招致に成功した2020(平成32)年東京五輪・パラリンピックを安倍首相のままで迎えるべきだというのが理由だ。首相の悲願である憲法改正に道筋をつけたいとの思惑も働いている。

 昨年12月の衆院選で自民党が解散前の議席をほぼ維持したことを受け、今年9月の総裁選は安倍首相が再選される可能性が高い。首相の対抗馬とみられる石破茂地方創生担当相は1日、総裁選不出馬を示唆した。

 28年夏には参院選があり、憲法改正の発議要件である3分の2以上の議席を与党で確保できるかが焦点になるとみられる。

 総裁の任期延長は衆院選直後に出はじめた。

 首相側近は「党則や総裁公選規程を改正して安倍首相の任期を延長し、『長期政権が視野に入る強い首相』をアピールすればいい」と発言する。3期まで任期を延長すれば、安倍首相は33年9月まで務めることができる。

 町村信孝衆院議長も、町村派会長時代の昨年12月19日、記者団に対し「どこの(自治体の)首長も1期4年を3期、4期する。次回の総裁選のみならず、その後も可能な限り長くやって政治を前に進めることが、国民の期待することだ。首相は長くやったほうがいい」と語った。

 ただ、谷垣禎一幹事長や二階俊博総務会長らは任期延長に慎重だという。別の党幹部は、安倍政権の長期化は「ポスト安倍」候補が育たない土壌を作ることにもなりかねず、「党の力を弱める。犯してはいけない禁じ手だ」と批判する。

 総裁の任期は、15年9月に小泉純一郎首相(当時)が総裁に再選されてから、1期あたり2年から3年に1年延長された。郵政民営化を争点とした17年の衆院選で自民党が大勝し、小泉氏の任期を1期延長すべきだとする意見が出たが、小泉氏は受け入れず、任期満了で退陣した。

 一方、昭和61年の衆参同日選で自民党大勝に導いたとして、中曽根康弘首相(同)の総裁任期が特例で1年延長された。

―――――――――――――――――

書かれていないことではあるが、「自公連立」状態で憲法改正手続きに入ることを想定しているような気がする。
そう読めるのである。
もし、そうだとすれば、田母神候補による、自公分断は、余計なお世話だと安倍政権中枢は見ていることを意味する。

私は、「自公連立」をやめれば自民党の議席が50議席は減り、与党でいることすら危うくなることを予想しているので、売国議員処罰法や帰化人の被選挙権の制限などのウルトラCが法制化されない限り、自公連立解消は無理筋ではないかと読めるのである。
テロ関係3法が前国会にて成立はしたが、ネット上で噂されていた12月10日以降、具体的な捜査に係わる情報はないので、テロ3法によって、売国議員続々訴追というイメージは、願望レベルに過ぎない。

前国会の冒頭で、平沼党首が、安倍首相が施政方針演説にて、憲法改正に触れないのは、保守政党としての仁義に反するみたいな指摘をしていた。衆議院選挙後は、衆議院選挙で惨敗した、「次世代の党」にとっては皮肉な事だが、「次世代の党」のお株を奪う形で、真正保守層からの支持を得ようとする意図もあるようだ。

安倍総理・施政方針演説~第183回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説~
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/183shiseihoushin.html

私は、一連の動きなどから、「次世代の党」は、正直に衆議院選挙を闘い過ぎた可能性があることを指摘する。

正直にと言っているのは、「政策構築」、「党内文書をそのままストレートに有権者に示したこと」、「自公分断」が該当すると私は考える。

一応、「次世代の党」の政策集を眺めてみたい。

―――――――――――――――――

http://jisedai.jp/basicpolicy

基本政策

1. 国民の手による新しい憲法(自主憲法)の制定


2. 自立した外交及び防衛力強化による安全保障体制の確立、集団的自衛権に関する
憲法解釈の適正化、全ての拉致被害者の早期救出


3. 財政制度の発生主義・複式簿記化による「賢く強い国家経営」への転換


4. 世代間格差を是正する社会保障制度の抜本改革、徹底的な少子化対策


5. 既得権益の打破(規制改革)による成長戦略と「賢く強い政府」の実現


6. 安全かつ安定的なエネルギー政策(新エネルギーの開発・原子力技術の維持)、
電源多様化による脱原発依存


7. 正しい国家観と歴史観を持つ「賢く強い日本人」を育てる教育


8. 地方の自立、「自治・分権」による日本型州制度の導入



政策実例

1.国民の手による新しい憲法(自主憲法)の制定

① 歴史と伝統に基づき、皇位の安定的継承を図るための皇室典範の改正
② 国民の生命・財産を守るために必要不可欠な自衛権及び自衛隊(国防軍)に関する規定の新設、国家緊急権に関する規定の整備
③ 国家と個人をつなぐ社会の最小単位としての家族を尊重する規定の新設
④ 国政における意思決定(立法権)と執行(行政権)の明確な分離、内閣提出法案の廃止、予算法案への変更、有名無実化した法律・法体系の統廃合
⑤ 衆参合併による一院制
⑥ 首相公選制、能力・実績主義等による公務員制度改革
⑦ 国政も地方も参政権は国民固有の権利であることを明記、移民の国籍取得要件等の厳格化
⑧ 憲法改正の発議要件の緩和

2.自立した外交及び防衛力強化による安全保障体制の確立、集団的自衛権に関する
憲法解釈の適正化、全ての拉致被害者の早期救出

① 集団的自衛権に関する憲法解釈を適正化するとともに、個別的・集団的自衛権行使の要件(部隊行動基準を含む)を明確化する安全保障基本法制を整備
② 内閣の憲法解釈の変更について抽象的合憲性審査権を行使する憲法裁判所または最高裁判所憲法部の設置による憲法保障体制の強化
③ 平時の領域警備や武力攻撃に至らないグレーゾーン事態に関する法整備(領域警備法の制定、自衛隊法・周辺事態法等の改正)
④ 我が国独自の防衛力の強化、防衛予算の拡充
⑤ 日米地位協定・ガイドラインの見直し、日米同盟とそれによる抑止力の強化
⑥ 国境地域や基地周辺など、安全保障上重要な土地の取引と使用を規制
⑦ インテリジェンス機能及び領土・歴史問題等に関する対外広報体制の強化
⑧ いわゆる慰安婦問題等について歴史的事実を明らかにし、日本国及び日本国民の尊厳と名誉を守る

3.財政制度の発生主義・複式簿記化による「賢く強い国家経営」への転換

① 財政健全化責任法の制定による政府の国家経営に関する責任の明確化
② 中長期財政計画の策定と予測・実績対比による戦略的な財政運営
③ 次世代への負担の先送りを防ぐため、ムダとバラマキの温床となっている移転支出(H26一般会計・特別会計予算純計31兆9,095億円)を大幅削減した上で、直間比率の見直し等、税制の抜本改革を進める
④ 所得課税の軽減・簡素化(フラットタックス化)
⑤ 世界中から資本を集めるため、法人実効税率を大幅に引き下げる
⑥ 消費課税における公平性を確保するためのインボイス制度の導入
⑦ 広く薄く負担を求める資産課税(世代間格差是正のための年金目的特別相続税の創設)

4.世代間格差を是正する社会保障制度の抜本改革、徹底的な少子化対策

① 持続可能な制度とするため、公的年金を積立方式へ移行
② 患者の選択肢を広げるための混合診療の解禁、医療費自己負担割合の一律化
③ 同一労働同一賃金の徹底や組合組織化等により非正規雇用労働者の待遇を大幅に改善、より付加価値の高い産業に労働力が円滑に移動できる流動性の高い労働市場を形成
④ 生活保護制度を見直し、給付付き税額控除制度の導入による最低所得保障と一体化
⑤ 扶養する子供の数が多いほど所得課税が少なくなるフランス型の世帯所得課税制度の導入、税制・年金制度において非婚化・晩婚化対策を実施、3人目以降の子供に特化した子育て支援制度
⑥ 近居や二世帯・三世帯住宅の建設に対する支援制度

5.既得権益の打破(規制改革)による成長戦略と「賢く強い政府」の実現

① 経済成長を阻害してきた岩盤規制の打破、「農業」「医療・福祉」「エネルギー」等への新規参入の促進、新規創業支援制度の拡充
② 国民の健康・安全を確保しつつ、自由かつ公正な市場を守るために必要最小限度の規制・ルールへの転換、行政機関に裁量的な規制権限を付与する法律には一定期間経過後のサンセット(廃止・見直し)条項を盛り込む
③ 公正かつ効率的に生産要素を割り振る社会システム(特に資本市場・労働市場)の構築、失敗しても再チャレンジ可能なセーフティーネットの整備
④ 徹底した競争政策(②補助金からバウチャーへ、②新規参入規制の撤廃、③敗者復活を可能とする破綻処理制度)による競争力の強化
⑤ 国益を踏まえた自由貿易圏の拡大
⑥ 徹底的な行財政改革、政策立案体制の向上と国会議員定数の削減

6.安全かつ安定的なエネルギー政策(新エネルギーの開発・原子力技術の維持)、
電源多様化による脱原発依存

① メガフロート上の洋上風力発電等により水素を生成し、燃料電池のエネルギー供給システムを構築、日本海におけるメタンハイドレートの開発、電源構成の多様化による脱原発依存体制の構築
② 世界最先端の原子力技術(次世代型原子炉、廃炉及び安全確保等)の維持
③ 高速炉を含む使用済み核燃料サイクル、最終処分場の選定問題に具体的な結論を出す
④ 発送電分離を含む市場改革を通じた自然エネルギーの活用の拡大
⑤ エネルギー・資源を安定的に確保するための外交戦略の展開

7.正しい国家観と歴史観を持つ「賢く強い日本人」を育てる教育

① 国際的に第一級の知力と科学技術の革新力を持たせるための教育の重視
② 「独立自尊」の精神を養い、愛国心を育む教育
③ 社会における公正と秩序を維持するための規範・道徳教育
④ 子供の能力・特性に合わせた教育環境の整備、専修学校等を活用した労働市場のミスマッチの解消
⑤ バウチャー制度(供給サイドから需要サイドへ税を投入)による子育て・教育政策の拡充により、親の経済格差によらず子供の教育を受ける機会を保障
⑥ 文化による国際貢献、「世界の文化が輝き溢れ、交流する場」の実現

8.地方の自立、「自治・分権」による日本型州制度の導入

① 中央集権型国家から地方分権型国家へ
② 日本型州制度への移行、国の役割を外交・安全保障・マクロ経済政策等に絞り込み強化
③ 内政は地方・都市の自立的経営に任せる
④ 消費税の地方税化と地方共有税制度(新たな財政調整制度)の創設
⑤ 倒産のリスクを負う自治体経営、自治体破綻制度の創設


地方共通政策


1.やめること
① 特定の団体に利益を誘導するような補助金・交付金・許認可・委託をやめます
適正な補助金は維持する一方で、特定の政治家たちの判断によって特定の政治イデオロギーを持つ団体に対して恣意的に配られる、何に使われているかよく分からない補助金等を無くして適正化するものです。
② 子育て主婦軽視につながる男女共同参画施策をやめます
男女共同参画という名のもとに、地方自治体が、あたかも女性も社会で働くべきだという風潮を煽るような講演会などの啓発活動を展開してきたため、子育てや家事を支える女性を軽視する傾向が強くなっています。女性に対して特定の生き方を強制し、個々の選択を否定するかのような施策はやめさせます。
③ 公務員・教職員の違法な政治活動をやめさせます
公務員・教職員は、一般国民と比べて権力を持つ特別な立場です。その立場を利用して特定の政治活動を行なうのは、慎むべきです。地域によっては、地方公務員が勤務時間中に、特定の政党の候補者を支援したり、特定の政治的主張を広める活動をしており、それら違法な政治活動を厳しく取り締まります。
④ 外国人参政権に反対します
参政権が、国民に付与される権利であることは憲法上、明らかです。そして、地方参政権も、国政へ参政権と同じく、国民固有の権利です。外国人に参政権を認めると、特定の国の利益によって、わが国の行政が左右されることになり、外国人に偏った不適切な政策を招くことになります。外国人参政権付与につながる恐れがある自治基本条例にも反対します。

2.まもること
① 子育て家庭を支えるため、三世代同居・近居を支援
国立社会保障・人口問題研究所の調査(2008年)によると、「第一子出産後の就業継続率」は、親との同居の場合、41%であるのに対して、別居で一時間以上の距離の場合は24.6%。つまり出産や育児において最も頼りにしているのは両親であり、子育て世代にとって子供を産み育てやすい環境とは、何よりも両親が同居または近くに住んでいる状態であることが判明しています。
② 独自の文化を次世代へ、地域の伝統行事を継承
政教分離を定める憲法の影響で、地元の伝統行事に関与しない自治体もありますが、「観光の振興」などを名目に、伝統行事を支援する自治体も増加してきています。郷土に古くから伝えられてきた伝統行事は、地域共同体を支える結集点であり、次世代に伝えていくために、行政としても支援を強化していきます。
③ 地域の安全を高めるため、消防団の手当てを倍増
災害のとき、身近で頼りになるのが消防団ですが、担い手が減っている現状です。手当てを倍増して、地域の安全を地域で守る担い手を増やしていきます。
④ 世界で通用する日本人へ、近現代史を正しく教育
現在の学校教育では、近現代史がほとんど教えられず、国際社会に出たときに、日本人の多くが日本の立場を説明できずにいます。近現代史を正しく理解し、日本の立場を丁寧に説明できる知識を、学校教育できちんと教えることができるようにします。

3.ととのえること
① より便利に、公共施設の維持管理計画を策定
道路、橋、水道、公民館などの公共施設の多くが老朽化し、その補修費が大きな課題となっています。その背景には、多くの自治体が公共施設を作ることばかりに関心を持ち、長期的な維持管理計画をつくってこなかったことにあります。私たちは、公共施設に関する長期的な維持管理計画を策定し、道路や橋、水道などを計画的に補修、維持して、安心して暮らせる社会を作ります。
② 税、保険料等の納付窓口の一元化を推進
市民税や固定資産税、保険料などは、請求方法も窓口もばらばらで、不便です。私たちはこの不便さを解消するために納付窓口を一元化し、利便性を高めます。
③ 生活保護を日本人に限定し、現物支給化
法律上、生活保護は日本人に限定されます。平成26年7月に最高裁判所もそのように判断しました。にもかかわらず、外国人に生活保護が支給され、地方自治体の財政は圧迫されています。そこで、最高裁判決を踏まえ、生活保護は日本人に限定します。また、生活保護は現在、現金給付となっているため、パチンコ代に使われるといった問題が起こっています。そこで、家賃の安い公営住宅を提供したり、食品の購入にしか使えないサービス利用券を発行するという形で、現物支給に変更していきます。
④ 二重行政を解消し、行政の無駄をカット
都道府県と市町村がそれぞれに図書館や病院を作ったりするなど、二重行政は、ムダが生じやすいので、都道府県と基礎自治体の役割を明確にすることで、二重行政のムダを省きます。

4.すすめること
① 3人目以降の出産に100万円相当の支援
3人目以降の子育てをする場合、支援、控除、利用券合わせて100万円相当の支援をします。私たちは、子供が3人で「たいへんねぇ」ではなく、「うらやましいわぁ」といわれる社会を目指しますが、その子育て支援の政策の一つです。
② 小中学校の学区制を廃止し、私立高校を無償化
多くの市区町村では通う小中学校が決まっていて選べません。既に学区制を廃止した自治体では、全国学力調査の結果を公開するなど情報公開を推進した結果、父兄との連携の中で、学校側も努力するようになって、学力が向上し、生活指導が行き届くなど良い成果が上がっています。
また、低所得者層を対象に、特色のある私立高校を無償化を推進して選びやすくすることにより、生徒たちの選択肢を広げます。
③ 障害児・障害者の相談窓口を一本化
障害児・障害者の相談窓口が、給付、医療、教育などで違う上に、窓口そのものが少ない自治体が多いのが現状です。障害のある人・障害のある子供・保護者・介助者等の相談に応じ、必要な情報提供や各種機関の紹介、障害福祉サービスの利用援助、社会資源の活用や社会生活力を高めるための支援、権利擁護のための必要な援助等を総合的に行う窓口を、民間事業者と連携して増やします。
④ 子育て支援・高齢者福祉を世帯向けにサービス利用券
保育や福祉の支援は、これまで一般的には補助金を施設に入れてきましたが、逆に利用者にサービス利用券を配ることによって利用者に選択権を与え、より良いサービスを選択できるようにします。

―――――――――――――――――

ここで、特徴的な事を挙げたい。

・真正保守層ではない、浮動層の庶民(日本維新の会の時の衆議院選挙で投票し、19議席を得た)向けに、訴求しそうな政策は、数えるほどしかない
・どうするかは書いてあるが、何がどう変わるかは書いていない(特に金融、経済)
・国民各層の関心事である、福祉、年金への取り組みが薄い印象がある

私個人は、有権者としては、「次世代の党」の政策集で異存はない。その私でも、あることには、気づいている。電通や博報堂関係者がみれば、字数は多いが、国家財政や雇用、経済、生活がどう変わるのかという浮動層ニーズ、(悪くとらえると)復古主義的な堅苦しさから脱しえていないという評価となるだろうと予想する。

つまり、政調会長が作文した党内向けの政策集(原案)はこれで良いのだが、真正保守層(先の衆議院選挙で比例枠で140万票を投票)以外に、19議席を維持するための500万票を得るためには、政策集の見せ方に一工夫必要だったのではないか、それは広告代理店的手法によるフィルターをかけて政策公約集を組み、表現することではなかったのか

ということである。

たとえば、基本政策の柱立て。8つあるが、4つか5つで済みそうな気がする。

試しに柱を組み直してみたい。

―――――――――――――――――

基本政策

1. 国民の手による新しい憲法(自主憲法)の制定
2. 自立した外交及び防衛力強化による安全保障体制の確立、集団的自衛権に関する
憲法解釈の適正化、全ての拉致被害者の早期救出

4. 世代間格差を是正する社会保障制度の抜本改革、徹底的な少子化対策

5. 既得権益の打破(規制改革)による成長戦略と「賢く強い政府」の実現
3. 財政制度の発生主義・複式簿記化による「賢く強い国家経営」への転換
8. 地方の自立、「自治・分権」による日本型州制度の導入
6. 安全かつ安定的なエネルギー政策(新エネルギーの開発・原子力技術の維持)、
電源多様化による脱原発依存

7. 正しい国家観と歴史観を持つ「賢く強い日本人」を育てる教育

―――――――――――――――――

私が、「次世代の党」政調関係者なら、こうする。
1と2を統合。4は優先順位2番目の政策と位置づけるが少子化ははずす。7は、少子化と組み合わせて補強。5、3、8は「賢く強い国家経営」で一括り。あと一つ加えるとすれば、地方創生(地方の活性化)である。

そして、地方共通政策集については、基本政策の中に入れても良さそうな項目がある。乱立模様の印象がある。具体的には、基本政策の項目と共通性あるものについてくくり直す、基本政策に連なる個別政策とする、Q&A集の中に組み込む、やめることについてはただやめるのではなくこうすると示す(男女共同企画の代替を示す?)べきだった。

ただ、読めば読むほど、選挙が目前に迫っている前提でまとめた基本政策ではないようであり、安倍自民党や維新の党の選挙戦略まで分析が追い付かず、準備時間が不足していた感がある。

これに対し、安倍自民党は、今回の選挙戦はどうだったか?

争点を絞り、「アベノミクス」と「地方創生」の2枚看板で闘った印象がある。
つまり、安倍自民党の右に鎮座する健全保守野党だという主張なら、安倍自民党の2枚看板にもっと便乗すべく、この2枚看板を意識した基本政策をアピールすべきだったはずだ。

要するに、党内で声が大きい真正保守の人、有力者に近い政策スタッフの原案どおり了承された可能性を指摘するのである。

拙ブログ案としての、柱立てはこうなる。(有権者向けの脚色は必要だが、それは省いている)

―――――――――――――――――

①緊迫する東アジア情勢に対応した、憲法改正、集団的自衛権見直しの推進
②世代間格差是正、外国人が得しやすい、社会保障制度の抜本改革(年金、健康保険、生活保護など)
③「賢く強い政府」実現による、成長戦略の維持(アベノミクスの代替案、補強策の提示)
④少子化対策と「賢く強い日本人」を育てる教育の実施
⑤地方創生(あるいは地域の活性化)

―――――――――――――――――

私の本職は、広告代理店ではないが、広告代理店関係者なら、私が意図することは理解できるだろうと思い、下書き感覚で書いてみた。

ここで、総括的なことを述べたい。

まず、安倍政権は、どう基本政策を伝えようとしてきたか。その一端について触れたい。
施政方針演説の「見出し」において、ある兆候が見られることをまず指摘する。

―――――――――――――――――

安倍総理・施政方針演説~第183回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説~
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/183shiseihoushin.html

一 はじめに

二 被災者の皆さんの強い自立心と復興の加速化

三 経済成長を成し遂げる意志と勇気
•世界のフロンティアへ羽ばたく
•日本が世界の成長センターになる
•世界一を目指す気概
•家計のための経済成長

四 世界一安全・安心な国

五 暮らしの不安に一つひとつ対応する政治
•子どもたちが主役の教育再生
•子育て・介護を支える社会
•女性が輝く日本
•誰もが再チャレンジできる社会
•持続可能な社会保障制度の構築

六 原則に基づく外交・安全保障

七 今、そこにある危機

八 おわりに

―――――――――――――――――

一見何気ない見出しだが、政策スタッフが書いた文章に、広告代理店的スキルを有する人が、手を入れているような印象がある。

逆に言うと、「次世代の党」の政策集の見出しも中の作文も政策スタッフの原文そのままの可能性があるのだ。

さらに、安倍自民党の場合は、官房機密費?でマスコミとの会食、テレビ局社長とのゴルフをやっていた。みんなの党の渡辺喜美の場合、ちょっとした発言の一つ一つが新聞、テレビで報道されてきたが、それは、渡辺喜美がタニマチから借金した金でマスコミ関係者に袖の下として渡されたから実現したのであろうと、それなりビジネス経験ある方(社用で交際費を使ったことがある方)ならわかることであろう。

確かに、健全な保守野党は必要だ。
だが、安倍自民党の長期戦略、シナリオに沿い、その政策に便乗することを含め、かつて投票してくれた浮動層のニーズ、世論調査における国民各層の関心事に言及しない限り、幅広く得票を得るのは難しい。
自民党よりも右寄りの政党も確かに必要だ。だが、政策スタッフだけで、幅広い有権者に対し訴求する作文は無理だ。自民党と比べ党職員が少ない中で安倍自民党のように、広告代理店スキルを有するスタッフを抱えることもままならず、官房機密費?を支出できる立場でもない。また、渡辺喜美のようにマスコミ接待?費用の原資があった訳ではない。

私は、広告代理店スキルによって、基本政策の柱立てと政策集が、再編集されるべきであると書いている。

そして、もう一つ、決定的事実がある。

比例枠一本で出馬した「支持政党なし」がなんと「次世代の党」の3倍もの票を獲得しているのである。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/kaihyou/yc81.html

支持政党なし
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%AF%E6%8C%81%E6%94%BF%E5%85%9A%E3%81%AA%E3%81%97_(%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%9B%A3%E4%BD%93)

この政党、選挙公報と街宣車だけの選挙活動だった。選挙公報には、「党としての政策はないが、各法案ごとに支持者のネット投票?によって党としてのスタンスを決める」と書いてあった。ふざけた泡沫政党という評価をされる方がいるかもしれないが、限られた媒体だけで、次世代の党の3倍の票をとったことは、この政党の選挙公報に書かれていた内容が、有権者にとってわかりやすい政策主張だったことを意味する。

選挙結果は、確かに「次世代の党」関係者にとって理不尽な結果となった。不条理な事もあっただろう。風も吹かなかったかもしれない。
だが、世論調査の動向などから国民各層の関心事をベースに政策を柱立てしたり、安倍自民党の政策(アベノミクス、地方創生)に便乗する小賢しさ、(お馬鹿な)浮動層からの注目を集めるための広告代理店スキルは、弱小政党であるがゆえに、19議席を維持し生き残りを図るなら必要な措置ではかったか、と私は思うのである。

正しいことを言い続けた場合の結果は既に出ている。「たちあがれ日本」時代は120万票、そして「次世代の党」としての最初の衆議院選挙は140万票だった。
確かに、正論を語り実行することは、政治家として美学であることは重々承知しているつもりではある。どう頑張っても、今の政治状況(愚かな有権者が政治状況を支配する)では次の国政選挙でもせいぜい比例では、160~200万票どまりとなるだろうし、その次元であれば、自民党の右に鎮座し、自民党を引っ張る健全保守野党の議席には到達しないことは明らかである。

すなわち、「自公分断」は、そもそもの地盤が140万程度なのに、急ぎ過ぎたことを意味する。公明党の比例票は700万票あることを知れば、比例票で、700万票とれる裏付けがない限り、「自公分断」を言うべきではなかったかもしれない。

ひょっとすると、安倍自民党は、「自公分断」発言のおかげで……………と見ているのかもしれない。それが、年末年始の、安倍政権の憲法改正への取り組み報道に繋がっている?(=「次世代の党」潰し??)

そして、我々支持者も、「自民党の右に鎮座する健全保守野党実現」が甘い夢だったことを知るべきだろう。

が、甘い夢で終わらせたくない方は、拙ブログのように、(愚かな有権者が政治状況を支配する)現実を直視し、その中でどうすれば「次世代の党」が党勢を拡大できるのか考え、具体提言すべきと思う。


参考
―――――――――――――――――

「支持政党なし」層の3つの潮流
http://d.hatena.ne.jp/kechack/20070303/p1

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 115

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた
面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)
かわいい かわいい かわいい かわいい かわいい かわいい かわいい かわいい

この記事へのコメント

nagomi
2015年01月07日 12:16
<甘い夢で終わらせたくない方は、拙ブログのように、,(愚かな有権者が政治状況を支配する)現実を直視し、その中でどうすれば「次世代の党」が党勢を拡大できるのか考え、具体提言すべきと思う。

これは、私も含めた次世代支持ブロガ-への糾弾だと受け止めております。その通りだとは思いますが、少々気にかかるご指摘であるため、失礼を承知で私見を申し上げさせていただきます。

それぞれ手法やスタイルの価値観は異なりますし、私自身、自分一人の主張で世論に影響を与えられるというのは大それた過信、錯覚だという思いを強くしております。

そのため思想が全く異なる意見については反論することもありますが、基本的には他のブログの在り方を強要することは慎むことをスタンスとしています。

共鳴していただく方は自ずと気にかけていただいていおられるのがブログ読者の自然の流れだと思っておりますので、ブログ主様の主張に賛同される方も多数おられます。
手法、スタイルは必ずしも意に沿ったブログにならないのは致し方ないのではないかと思っており、良くも悪くもそれぞれの持ち味を生かすことに良さがあると思っています。
それをどのように判断するかは、読者主導の領域だと思っているので、その結果、淘汰されたときは、自己責任だという考え方なので様々なブロガ-に注文を付ける気は最初からありません。
自分一人の力で世の中に与える影響は、微々たるものなので共鳴していただく方が少数でもその方々を大切にすることが原点だと思っていますので、ブログ主様には不満な点が多々あろうかとは思いますが、私自身は私なりのスタイルを貫くつもりです。

少々踏み込んだ言い方になったことをご容赦ください。
管理人
2015年01月07日 12:31
もともと政党や議員向けの提言ブログであるところから始まった関係で、また、和田政宗議員のオフィシャルブログを読み、今のうちに具体提言した方が良さそうだと判断し、出稿したものです。
それ以上の深い意図はありません。
where
2015年01月07日 16:48
今回も読み応えのある内容、ありがとうございます。

なるほど、選挙結果から次世代の主張は今の一般国民感覚から乖離した主張だったと思いますが、それを訴えた事に意味があったのではないかとも感じています。

賛成されなかったけどその主張は国民の耳に入ったはず。近々懸念されている「2015年は極限値」「中韓朝の混乱・暴発」等の事態が発生すれば次世代議員の主張の重要性に国民が初めて気付くでしょう。

事後よりも事前に主張する事は極めて大切だと思います。例えばある人の地震予知発言が(偶然にも)当ってしまえば、その人は超有名人になってしまいます。同様のことが次世代の党(というより各議員個人々々)に起こる気がします。

お花畑の日本人、しかし大事が発生すると一気に沸騰する国民ですから。
管理人
2015年01月07日 19:46
和田政宗議員のオフィシャルブログでの書きぶりに触発され、落選続きの次世代の党候補者、たとえば、吉田康一郎氏を当選させたい動機からの出稿となりました。

この記事へのトラックバック