朝日新聞にもっとも欠けているもの それは役員教育である

朝日新聞が、記者章を第三者に貸したことで高野連に謝罪したことがニュースとなった。

この報道に関して、朝日がとった対応にいくつか問題があると私は認識している。


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http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20140924-OYO1T50001.html

朝日記者が取材記者章を不正利用…今夏の甲子園
2014年09月24日
 甲子園球場(兵庫県西宮市)で8月に開催された第96回全国高校野球選手権大会で、主催者の朝日新聞の横浜総局記者と、日本高校野球連盟(高野連)の地方の連盟の男性幹部が、それぞれ記者章と関係者パスを知人に貸与するなどし、不正利用されていたことがわかった。両者などで構成する大会本部内で顛末てんまつ書を提出して互いに謝罪したが、事実を公表していなかった。


 日本高野連によると、朝日新聞の記者は8月17日、取材で使う記者章を知人に貸与。知人はこれを着用し、撮影禁止場所でスマートフォンを使い選手を撮影した。朝日新聞社広報部は、この件を公表しなかったことについて「お答えは差し控えさせていただきます」とし「同じことが起きないように記者教育を徹底させる」とコメントした。

 一方、男性幹部は20日頃、急用ができたため、知人に「大会本部に返却してほしい」とパスを預けた。知人はパスで試合を観戦し、撮影禁止場所で撮影中に大会関係者にとがめられて発覚した。

 日本高野連の竹中雅彦・事務局長は「記者章などの貸与は個々のモラルの問題と考えて公表しなかった。朝日新聞も高野連も主催者の自覚に欠けていた。深く反省している」と話した。

2014年09月24日

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朝日の対応上の問題点は

・不祥事発覚した時点ですぐに公表しなかった
・責任者の名前で謝罪コメントを出していないことである。

また、不祥事が集中的に発生している関係上、これは記者会見した際に公表すべき事案だった。
普通の企業なら、記者会見して発表している事案である。そして、朝日記者は、その謝罪会見場にて、例によって、この程度の謝罪で済ませることなのか、社長が辞任すべきことではないのか、と嘲るように、したり顔で質問してきたではないか?

なぜ、広報部コメントなのであろうか?

朝日記者たちは、企業の不祥事に対し、責任者を出せとすぐに言ってきた癖に、自分たちに非がある場合は、責任者を出さない。

実にふざけた対応である。

おまけに社内処分の言及もない。

そして、「同じことが起きないように記者教育を徹底させる」とあるが、こう表明したのであれば、朝日には2つのことを実行する義務が生じる。

・この不祥事事案について、いつ、どういう方法で、誰に対し、記者教育を実施したのか、記録に残し、聞かれれば回答できるようにしておかなければならない
・「記者教育を徹底させる」責任の所在は、朝日の研修部門にあるのか、広報部門にあるのか、はっきりさせなければならない

私は、たぶん、これら2つのことは実施されないだろうと予想している。
当事者たる高野連は、朝日が適正に記者教育しているのか、確認すべきである。

まだある。
この記事にて、「朝日は記者教育を徹底させる」と書いてあるが、8月5日の慰安婦捏造の検証報道以降、社長を含む役員の謝罪の言葉がなく、多くの読者、多くの国民がそのことを問題視したことを考慮すると

私は、朝日に今もっとも欠けているのは、

役員教育ではないかと思うのだ。

不祥事をなんでもかんでも社員個人のモラルのこととせず、社名で行動した結果については、役員あるいは責任者が対応する。普通の企業なら当たり前のようにやってきたことである。

それを朝日新聞は実行しない。
ところが、不祥事発生企業の後始末だけは、他紙よりも異常に面白がって追及したがる。

ここに朝日のジャーナリズム企業人としての病理がある。

繰り返しとなるが、

・この不祥事事案について、いつ、どういう方法で、誰に対し、記者教育を実施したのか、記録に残していなければ

また、「記者教育を徹底させる」責任の所在が研修部門にあることを明らかにし実行しなければ

朝日広報部は、業務上「誤報」したことになるのだ。

つまり、高野連に対して、嘘をついたことになる。

ここで、朝日がとるべき行為をリストアップしておきたい。

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・問題事案の迅速な発表(実際は公表遅れ、朝日はもみ消しを図った?)
・役員及び責任者による対応(朝日は、広報部という匿名対応)
・現実的に実施可能な再発防止措置を公表(朝日は、記者教育を徹底するとしているが、実態不明、精神条項?)
・教育的措置を再発防止措置とする場合は、研修部門の責任であることを明確にすべき(現時点では、研修部門の判断において実施するかどうかはっきりしない、朝日広報部は研修部門の了解を得て発表したのか?)
・社内処分実施(朝日の場合、不明)

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朝日は不祥事対応のイロハも理解できていないようである。

私は、普通の企業ならとっているであろう、不祥事対応措置を、朝日新聞のこのケースに当てはめて、具体的に書いている。これをお読みの朝日関係者の方々、自分たちがどこでどう間違っているのか、ご理解いただけたであろうか?

間違いの原因は、役員の認識不足にあることは説明するまでもない。教育徹底と語ってしまったため、広報部が匿名で述べるコメントで済むことではないのである。

今回の事案、一見たいしたことがない事案であるが、朝日がとった対応は、問題だらけである。

致命的なのは、

記者教育資料において、「今回の記者章不正流用事案」がわかるように、明文化されていなければ、また、その実施記録がなければ、普通の企業の場合なら、嘘を発表したことになることを、朝日は気づいていないのではないかと私は推測する。

もちろん、記者章の扱い一つ、今回の不祥事対応一つ満足に処理できないのであれば、朝日を高校野球大会の主催者から降ろすべきであろうと私は考える。

本稿は、朝日を高校野球大会の主催者から引きずりおろす「口実」を提供したことになるのかもしれない。

そういう意味で、朝日の不祥事対応のいい加減さを知れば知るほど、朝日にもっとも欠けているのは、役員教育(特に、不祥事対応ならびに、謝罪の作法)ではないかと、指摘せざるを得ない。

我々は、朝日の役員以下、社員全員を監視、直接指導すべき事態に直面していることは確かなようだ。

その手始めとして、朝日の読者対応部署に、記者が応援で配属になっているという噂があるそうなので、物好きな方は、対応されんことを推奨する。

この記事へのコメント

coffee
2014年09月25日 22:49
支那人や朝鮮人のように、モラルが欠如している朝日新聞関係者。
Shirasu J
2014年09月25日 23:24
中韓のための社説でないというなら出自を公開させるべきでしょう。

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