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zoom RSS 石破茂 安保担当相ポストを蹴り別ポストで甘んじる動機

<<   作成日時 : 2014/08/29 04:46   >>

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本稿は、

石破茂を首相にしてはならない13の理由 早く気づこう
http://nihonnococoro.at.webry.info/201408/article_26.html

の続編である。

産経は、幹事長就任直後の石破茂と現在の石破茂をその場その場で言い方が変わる、別人のようだと酷評した。

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http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140827/stt14082707070001-n1.htm


別人のような石破幹事長、理解に苦しむ「言行不一致」
2014.8.27 07:07

 「いささかでも驕(おご)りや高ぶり、緩みがあってはなりません。謙虚な自民党であるか、誠実な自民党であるか、正直な自民党であるか。有権者はそれをじっと見ている」

 これは平成24年11月の衆院解散から6日後に開かれた「全国幹事長・政調会長会議」での石破茂幹事長の発言だ。政権奪還して以降も、ことあるごとに党内を引き締めるために石破氏が繰り返してきたフレーズでもある。

 党内での権力抗争に明け暮れ、信を失った民主党政権を反面教師とし、利己的な活動を慎み、協力して国政に当たろうという呼びかけで、こうした石破氏の内省的な姿勢を好ましいと思った有権者も少なくないはずだ。私もその一人だった。

 しかし、25日のTBSラジオに出演し、人事や自身の処遇について語る石破氏はまるで別人だった。

 「自分からあれをやりたい、これをやりたいと言ってはいけない」と前置きしながらも、「厳しいといわれる(福島や沖縄の)県知事選で勝てるようにしていくのが私としてはやりたいことだ」と幹事長留任を希望。新設のポストの安全保障法制担当相についても「首相と考えが百パーセント一緒という人が国会で答弁するのが一番いい」と辞退する考えを示唆した。

 政治家は勝負をしなければならない時もある。とはいえ、衆院初当選から政治歴28年にもなる石破氏だ。自身の発言が党内抗争の引き金を引くとの懸念や、「またぞろ党内抗争か」と党や政権の支持率に影響する可能性があることくらいは予想できているはずだ。

 石破氏は来春の統一地方選で勝利して初めて政権交代が完成すると繰り返している。もしそれが本当ならなぜこの時期に自ら党内抗争の口火を切るのか到底理解できない。(政治部編集委員、佐々木美恵)

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このような報道を察してか、自民党内部では、石破茂に対する評価はガタ落ちのようである。

つまり、前回の総裁選では、石破茂は安倍晋三を凌駕する勢いにあったが、今は、自民党国会議員の大多数が、当面安倍首相の時代が続くことを暗黙のうちに了解し、その後は政権内の閣僚の誰かが、安倍首相が数年後に退任した後の総裁有力候補の一人となるだろうと考え、石破茂は当面、総裁選の圏外となったと認識しているような気がして、以下の産経記事を読んでいる。

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http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140827/stt14082714210006-n1.htm

「石破氏の乱」自民党内に強まる批判 「人事権を侵害」「本当に戦が下手だ」

安倍晋三首相(自民党総裁)が9月3日に行う内閣改造と党役員人事をめぐり、石破茂幹事長の自らの処遇に関する言動に、党内から批判が強まっている。正式要請がない段階で安全保障法制担当相への就任を拒否する意向を示し、幹事長続投の希望をあからさまに語るのは、「人事権者である首相に公然と盾突いたに等しい」(党幹部)ためだ。「石破氏の乱」は、自身を苦しい立場に追い込むことになりそうだ。

 「リー・シェンロン首相が『首相によろしく』とのことでした」

 26日朝、党本部で開かれた役員会。石破氏は3週間ぶりに対面した首相に、シンガポールで過ごした夏休みの話題をふり、にこやかに語りかけた。首相も穏やかに応じたものの、どこか空々しさが漂った。

 石破氏は25日のTBSラジオ番組で、安保担当相には「首相と百パーセント考えが一緒」の人物が適当と語り、幹事長続投の希望を表明。集団的自衛権の行使容認をめぐる公明党との協議については「自分の考えを全部抑えてやってきた」と今更不満をあらわにした。26日の記者会見でも「政府の役職にある者はそう(首相と考えが百パーセント一致)でないと閣内不一致だ」と強調してみせた。

 これに対し、菅義偉(よしひで)官房長官は同日の記者会見で「人事は首相の専権事項だ」と3回も繰り返し、不快感を表明。首相周辺は「自分がやりたい役職を指定するのは前代未聞だ」とあきれかえり、脇雅史参院幹事長は「安保政策だけでなく、さまざまな政策で、個人の見解は当然あるが、組織としての意向に従うのは常識だ」と批判した。石破氏の言動を容認していては、党内統治が崩れかねないためだ。

また、高村正彦副総裁は役員会で「どんな役職であっても党として一致団結していくことが重要だ」と強調。細田博之幹事長代行は「人事では不満が出ることもあるが、民主党はそれで失敗した」と対立が先鋭化しないようクギを刺した。

 石破氏への理解が広がらないのは、来秋の党総裁選をにらんで首相と距離を置く思惑が透けてみえるからだ。石破氏は「総裁選の準備だ、なんぞというつまらんことは考えていない」と語るが、額面通り受け止める向きは少ない。ある党幹部は石破氏をこう評した。

 「石破氏は本当に戦が下手だ。本音をさらけ出したら、もう白旗を上げたに等しい」(千葉倫之)


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それでは、本稿の本題である、なぜ石破茂が安保担当相のポストを蹴ったのか、石破茂なりの価値観に基づいた理由があるはずだと考えるので、分析した結果を説明する。

理由は4つあると思う。

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石破茂が安保担当相のポストを蹴った4つの理由


・理由1
安保担当相は苦労だけさせられババをひかされるポストだと石破は考えていること(安保担当相の役割についてマイナス指向)

朝日の件で、安保担当相として、アメリカから、マスコミ斬りをやらされるのは、避けたいという思惑があると拙ブログは予測。

朝日慰安婦捏造 朝日が英文で海外配信したくない理由&石破が安保担当相を嫌がる理由
http://nihonnococoro.at.webry.info/201408/article_14.html

赤峰和のブログにて、安保担当相就任の要請文書があるが、これは、(安保担当相)引き受けないと以降、叩きますよという意味。からかって書いていると思えばいいと思う。

X.提言(8) 意見書  最も重要な安全保障に取り組んでこその総裁候補
http://blog.goo.ne.jp/akaminekazu/e/4f58dc40f5031a9b0b363ddc63e902ae


・理由2
第一次安部内閣時代に安部首相に退任を迫った時と同様、安部首相による日本を取り戻す政策、戦後レジーム脱却に賛成したくないこと(国益的にマイナス指向)

石破氏は総理にしてはならぬ人(第一次安倍内閣を壊滅させた張本人の一人)
http://ponko69.blog118.fc2.com/blog-entry-2601.html

対照的に、安倍首相は、アベノミクスに代表されるように、プラス指向。プラス指向が上にいて、マイナス指向の人が我慢できるはずはないのである。


・理由3

安部内閣が何らかの政策ミスにより失敗した時に、自民党支持者の多くが(消去法で)石破茂を指名してくれると考えていること(自民党の将来についてマイナス指向)

小笠原誠司というエコノミストが、かく論評している。動機の一つとして納得できるだろう。

石破氏が安倍総理との距離を取ろうとしている理由
http://www.gci-klug.jp/ogasawara/2014/08/27/022204.php

ただ、石破茂は読み違えをしているような気がしている。自民党が困った時は、実は2人の実績かつ安定感ある政治家がちゃんと別に二人いるのである。その二人とは、麻生元首相、谷垣元総裁である。この二人が健在である限り、再び自民党が苦境に陥ろうと、石破茂には勝ち目がないと思う。


・理由4
そもそも(在日朝鮮人に配慮する)リベラル指向のため、日本人のための安全保障政策を実行しようとする安倍首相およびその支持者が抱く政治思想すべてに我慢できないこと、安全保障政策にうるさい安倍首相支持者の存在が嫌で嫌でたまらないこと(日本人に恨みというかマイナス思考で日本人を見ている)

外国人参政権や人権侵害救済法案について、多くの日本人がいる席では、反対だと言うが、在日朝鮮人や民団関係者の前では、手の平を返したように屁理屈をこねくりまわしたような言いぶりで、なんとか(外国人参政権、人権侵害救済法案を)実現したいという趣旨での言い方になるのは、日本人に恨みを抱いている証左である。


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http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/1114.html

外国人参政権

2010年の党大会で外国人参政権について、「憲法上の議論が多く残り、国民的議論も成熟していない。私どもは拙速な法案成立に断固反対する」と述べ、党として法案に反対する考えを表明、また「(憲法上の)住民とは日本国民をさすと考えており、私どもは多くの疑義があると考えている。国の形そのものにかかわる問題だ」、「この問題は国の形そのものにかかわるものだ。憲法のあり方からしても、拙速な法案成立には断固反対していくと述べた。

(外国人参政権について、)「(永住外国人の)真摯なニーズに応える道も提示したい」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E7%A0%B4%E8%8C%82#.E6.94.BF.E7.AD.96

人権救済機関創設に意欲

2011年(平成23年)3月3日部落解放同盟の全国大会が都内で開かれ、来賓として招かれた各党代表は、解放同盟が求める人権救済機関創設の法整備に意欲を示した。石破は「法律を制定することに与党も野党もない」と述べた[36]。

2012年の自民党総裁選で、9月26日までの投開票を迎えるまでの演説や討論会などで、政府法案である人権侵害救済法案に反対を表明した。ただ、なんらかの人権保護措置が必要とする見解を同時に示した[37]。


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これら、4つの理由に、共通することは、国家、日本人、政策、自民党組織について、マイナス指向的要因で眺めていることである。

要するに、日本という国すべてについて、「恨み」を抱いている可能性大なのである。

前稿にて、私は、石破茂を首相にしてはならない理由を13挙げたが、石破茂を支配している思考回路は、このマイナス思考なのである。

自身のブログで、田母神論文に関して、当時の真正保守の言論人を批判する論調がまさにそうである。

田母神・前空幕長の論文から思うこと
http://ishiba-shigeru.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-8451.html

これは、2008年時点での見解である。

政治的にリベラルだから、日本に恨みを持った政治家の反論なのだろうと思って読んでいる。

そして、隠された動機がもう一つあるような気がしている。

5つ目の理由となるかどうか、断言はしないが、実は、誰かのシンパというか操り人形であり、その筋から、自民党の分裂を誘発するような動きをしてほしいと頼まれている?
ような気がしている。
証拠はないが、私は、あの小沢一郎あたりと裏で(意中の政治家を介して)今も繋がっているような気がしている。

ある日曜の夕方のテレビ番組では、小沢とは袂を分かったとしていたが、政策的に近いポジションにいることは否定しようがない。

以上が、石破茂が、安保担当相を蹴った理由である。

続いて、安保相固辞から一転、入閣の方向に走った背景を述べてみたい。

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安保相固辞から一転、入閣の方向…強気の石破氏、3つの理由 
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140828/stt14082811110002-n1.htm

9月3日の内閣改造・自民党役員人事をめぐり、亀裂の入っていた安倍晋三首相と石破茂幹事長が歩み寄った。安全保障法制担当相を固辞した石破氏が他のポストで入閣する方向になったのは、首相が党内融和を重視する姿勢に転じたからだ。強気の姿勢を続けてきた石破氏。背景を探ると、これまで石破氏に厳しかった党長老のささやきや党内基盤を強化する必要性、首相との憲法観の違いの「3つの理由」が見えてくる。

党長老との融和/党内基盤の強化/憲法観など相違


 「石破君は、幹事長を続投した方がいいわね」

 石破氏の去就が注目され始めた8月上旬。引退してもなお額賀派に影響力が及ぶ青木幹雄元参院議員会長が、こう語ったとの情報が永田町を駆け巡った。

 石破、青木両氏は、平成20年の党総裁選以来、疎遠になっていた。額賀派幹部によると、当時の石破氏は出馬に必要な20人の推薦人集めに苦労し、協力を求められた青木氏が数人を提供した。しかし「石破氏が選挙後に謝意を十分伝えなかった」(額賀派幹部)ことなどで関係がこじれた。

そもそも石破氏は党長老から長年、にらまれてきた。かつて自民党を離党し新進党などを渡り歩いて復党。「苦しい時に逃げる」(森喜朗元首相)と厳しい批判を浴びてきた。

 ところが、幹事長に就任すると、これを好機とばかりに、就任あいさつだけでなく、国政選挙など難題に直面する度に青木氏らを非公式に訪ね、忠告にも耳を傾けるようになった。

 森氏は2日付の読売新聞朝刊のインタビューで、石破氏を「安保担当相でもいいが、幹事長の方がより政権は安定する」と続投が望ましいとの考えを示した。

 「安保法制の意見が違うのに受けられない」

 石破氏は約1週間のシンガポール滞在から帰国した21日夜、石破氏を中心とした勉強会「さわらび会」の幹部数人に、安全保障法制担当相の就任要請を断る決意を電話で伝えた。

 石破氏はお盆前、党幹事長経験者に「安保担当相を受けるべきかまだ悩んでいる」と吐露している。家族とシンガポールに滞在した際に腹を固めたようだ。

さわらび会の浜田靖一元防衛相ら側近は、首相に従う石破氏の姿勢に「存在感が薄れる」とかねて危機感を抱き、「無役」になるよう進言してきた。石破氏は最終的にそんな浜田氏らと来年9月の党総裁選をにらみ、党内基盤を強化する道を選んだ可能性は高い。青木氏らとの距離を縮めたのも、党内基盤が弱いことの裏返しといえる。

 石破氏が安保担当相を固辞するのは、集団的自衛権の行使を可能にするための手法の違いにもある。首相との対立は、実は2年近くに及ぶ。

 首相は平成24年10月31日、野党総裁として衆院本会議で代表質問に立った。首相は質問案を練る過程で、行使容認に向けた憲法解釈見直しは「国会での首相答弁と閣議決定を優先させればいい」と主張した。

 これに対し石破氏は「長年積み上げた政府の憲法解釈は重く、変えるなら国会の承認を得る形が必要だ」と反論し、包括的な「国家安全保障基本法」の制定を求めた。最終的に首相の考えが採用されたが、石破氏には「憲法観が違う」とわだかまりが残った。

 石破氏は周囲に「ライフワークで取り組んできた政策の考えが違う以上、安保担当相だけはどうしても受けられない」と語る。ただ「他の閣僚ならいいのだが…」とも漏らしており、今回の内閣改造で首相と決定的に対立するつもりはなかったようだ。

――――――――――――――――――

実は、ある党の長老が、仲裁案を安倍首相側近に持ち込んだ結果ではないかと、私は睨んでいる。
石破茂の印象がこれ以上悪くなることを避けたかったこと
石破茂の評価が落ちると自身(党の長老としての立場からの)の影響力が低下することを懸念した
ということなのだろう。

その政治家とは、たぶん、前回の総裁戦で石破茂を助けた青木幹雄なのだろう。

どちらにせよ、安倍首相と石破茂の人事抗争は、石破茂の完全敗北に終わった。

コラボブログにおいては、石破茂のオウンゴールの結果と位置づけている。

石破茂の落日…安倍総理、東京五輪閉会式まで君臨することが確定!
http://blogs.yahoo.co.jp/nagomi3878/40452233.html

かくいう私は、ダメ押しで、
安倍首相側近と党の長老(たとえば青木)との間にて、以下のようなやり取りが、水面下でなされている可能性を指摘したい。

――――――――――――――――――

予想される、安倍首相側近と党の長老とのやり取り(シナリオ)

・党の長老
石破茂は、党全体の事を考えず、自分の人事のことに固執してしまった。その事が各紙に報道され、私の立場も難しいものになった。石破茂のしたことはまずいと思っている。だが、この一件で党全体に悪影響を与えては困るので、石破茂について、幹事長や安保担当相でなくていいので、処遇する方向で検討いただけないだろうか?石破茂には、私の方から責任を持って説得する。

・安倍首相側近
了解した。ただし、次期総裁選にて、あなた(党の長老)が、先の総裁選でしたように石破茂のために推薦人を出さないことを約束してくれるという条件なら、検討しても差し支えない。

・党の長老
了解した。私としては、石破茂の将来のことを心配すると同時に、党が分裂の危機に見舞われないように考え、次期総裁選の件、約束する。もちろん、次期総裁選は、安倍首相支持に廻るつもりだ。

――――――――――――――――――

もし、こういうやりとりがなされていたとしたら、石破茂は、次期総裁選出馬の芽は消えた

ということになる。

では、次の次の総裁選はどうなるか?

安倍政権で最も実績をあげ、国民的注目度が高い閣僚が、総裁選に名乗りを挙げることになるはずので、石破茂は余程頑張らないと次の次の総裁の芽もないだろうと私はみる。

石破茂は完敗したようなのだ。
出馬するにしても次の次を狙うしかなくなったと私は推理している。

それゆえ、上述の産経記事は、青木が裏で動いていたことを暗示し、ああいう書き方をしたのであり、「強気」の石破茂という見出しとしているのも、石破擁護派の記者が書いたか、石破茂完全敗北を首相官邸が強引に進め党の長老をねじ伏せた?、ことを隠すための必死のカムフラージュなのであろう。

そう考えると、ZAKZAK(夕刊フジ)の記事の方が核心を突いているといえるかもしれない。

――――――――――――――――――

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140828/plt1408281536001-n1.htm

石破氏、退路断たれ腰砕け入閣も 「地方創生相」起用論に動揺

安倍晋三首相に反旗を翻した自民党の石破茂幹事長が、結局は首相の軍門に下る可能性が出てきた。来月3日に行われる内閣改造・党役員人事で、安倍首相は石破氏を地方創生担当相として入閣させる方向で検討。石破氏サイドもこれに応じる姿勢を示している。来年9月の総裁選を睨む石破氏が腰砕けになったワケとは。

 「他の閣僚ならいいのだが…」

 石破氏は最近、周囲にこう漏らすようになった。「地方できちんと勝てるようにして初めて政権奪還は完成する」と幹事長ポストにこだわりを見せてきたが、姿勢を転換した形だ。

 石破氏は安保担当相について「首相と百パーセント考え方が一緒の人が答弁するのが一番いい」と指摘。自身が就任を固辞する理由については、集団的自衛権の行使容認に向けた手続きに関する考え方の違いをほのめかしていた。

 しかし、首相が起用を検討する地方創生担当相は、石破氏自身が「来年4月までは地方再生がメーンテーマだ」と意欲を示してきた分野だ。これを断れば、「政策の違い」を理由としてきた石破氏の説明と矛盾してしまう。首相の意向に逆らってまで入閣を拒否する大義が失われ、党内支持率も下落しかねないというわけだ。

 このため、首相の「地方創生担当相打診」という隠し球に石破氏サイドは動揺。石破氏周辺からは、他のポストの打診があれば受諾し、事態打開を図るべきだとの声も出始めた。石破氏は29日にも首相と会談する予定で、ここで地方創生担当相の就任要請を受ければ、安倍内閣の閣僚が来年9月の党総裁選に出馬するのは難しくなる。

 石破氏は27日夜、埼玉県深谷市での講演で「安倍晋三首相は気力、体力の続く限りやってほしい。首相がそんなに代わって国がよくなるわけがない」と白旗モード。自民党政局「秋の陣」は気候の冷え込みとともに早々に終幕する雰囲気が漂っている。

 一方、安倍首相は大島理森前副総裁を復興相・環境相兼任で起用する方向で最終調整に入った。参院からは脇雅史参院幹事長、岩城光英参院議院運営委員長の入閣論が浮上。小渕優子元少子化担当相も党三役か入閣での起用が検討されており、小渕氏も打診を受諾する可能性について「一般的にはそういうことではないか」と語っている。

 また、拉致問題担当相に山谷えり子参院政審会長の名前が取り沙汰されているほか、遠藤利明元文科副大臣、山口俊一元財務副大臣も入閣候補となっている。

――――――――――――――――――

かくして、この党長老も、安倍首相側近と取り引きしたとすれば、当面は、安倍政権全面支援となったような気がしており、余程の事がない限り、第二次安倍政権が盤石なもの(次回総裁戦での勝利がほぼ確定)となったことを指摘し、本稿を終えることとする。

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心神 国産ステルス開発秘話
大東亜戦争の初頭、当時世界最高の操縦性を持つゼロ戦は世界を驚かせた。 ...続きを見る
風林火山
2014/08/29 11:09

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
医師場は、ひと度正体が暴かれると、次回はもとより以降も目が消えたものと見ています。
安倍政権は長期どころか超長期政権の可能性が出てきたため、超長期政権時代の政界展望について編集中です。
nagomi
2014/08/29 09:51
こちらは、時局ネタで行きます。
アイヌ不正支出問題、出稿準備中です。
Shirasu J
2014/08/29 12:02
麻生先生や谷垣先生の他にも、数年経てば、新たな人材が出てくる可能性があることを石破茂は忘れてますね。
そうなれば、若い世代への移行が行われ、すべてが終わりです。
麻生先生や谷垣先生クラスが若い者に任せると引退や後見役に転身したら、石破茂一人、権力を求めても、人はついてきません。
Suica割
2014/08/29 14:34
谷垣さんは、野党時代の自民党をなんとかまとめた功労者だと思います。
Shirasu J
2014/08/29 18:46
スカッとするような分析でした。 残慮で自滅の結果、安倍さんの長期政権に貢献。 何年政治家してるんでしょこの人。 マイナス思考のオーラは確かに全身から発散していますね。顔では目に現れています。
ナナ
2014/08/30 17:10
引用させていただいた、小笠原誠司というエコノミストの着想にヒントを得て、石破には、安保担当相を固辞する動機があり、その裏側はマイナス思考だらけの思考で満ているとする視点から、シナリオを組み立てました。
Shirasu J
2014/08/30 17:56

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