覚醒する人しない人

今回は、「日本の政治、社会、マスコミ、近現代史の隠された真実」に未だ、気づかない、「覚醒されていない方」向けの原稿である。

実は、私は、日本の政治、社会、マスコミ問題については、数年前に覚醒した。近現代史の真実については、民主党政権時代に地元で開催された田母神講演会がきっかけとなった。

ここで、最初におことわりしておきたいことがある。

自分が覚醒できたという立場で、覚醒しない人に対し、威張る視点で書いているのではない。私は単に、自分が疑問に思い、調べながら、「日本の政治、社会、マスコミ、近現代史に係わる、隠された真実」とは、実はこういうことだったのではないか、と気づき、自分が調べ学んだ結果をここで発表しているに過ぎない。

それでは本題に入らせていただく。

「無知の知」という言葉がある。
ギリシアの哲学者、ソクラテスが発した言葉である。
覚醒されている方なら自覚されていることであろうと思う。
いい年をした大人が、知らないできたことがたくさんあることに気づかされた衝撃は決して小さくはない。
社会的に成功した人であればあるほど、その成功体験が災いし、自分が知らないことなどない、自分は何でも知っていると勘違いするケースは非常に多い。
実は、私は、仕事上、「無知の知」を自覚しない、先輩、同僚の存在に悩まされた。当時、自分たちの「無知」を認め、ある技術領域を自分たちの技術課題として取り入れることで課題解決できたことがあったが、団塊の世代は、最後まで「無知の知」を自覚せず、まったくお気楽な管理職の道を選び、引退してしまった。残された現役組は、その後始末のため、これら団塊の世代の管理職が積み残した負の遺産の処理に追われている。
また、団塊の世代はどの業種に限らず、OB会などで快気炎をあげているようだが、自分達世代の不始末を現役世代に押しつけられるだけ押しつけて、のんびりと自分たちの成功体験に酔いしれているように見える。

私は、大学生の時代、成績を度外視して、物理的に受講できる講義はほとんど受講し、社会人となった。講義に臨む私のスタンスは、こういう思考回路の学問があるということを知り、理解することだった。
こうした経験で得たことだが、大学で学んだことは大して役に立たないという俗説はあるが、あれは嘘であると思った。自分で学ぶ気がない者に、大学にいようが企業にいようが隠居しようが、知識や知恵が身につくはずはないと私は思っている。
たとえば、団塊の世代は学生時代、政治デモ、日当が出るデモで大学が荒れ、学生達は、勉強らしい勉強をせず、卒業し、社会人になってからは、高度成長期に恵まれ、実績を残す気持ちもやる気もないのに、役員の顔色だけを伺うことに熱中し、問題が発生すれば部下に責任を押しつけ、万が一、部下が成果を出すと、その手柄を横取りすることで生き延びていた。

その縮図が、経団連会長の政治発言にあるような気がしている。
運良く出世でき、経済団体代表という名誉職は得たものの、国家に係わる常識等について、大して勉強らしい勉強をしていないようであり、私のような者が聞くとがっかりするような、外交常識をわきまえない「政治発言」が伊藤忠、住友化学、ファーストリテイリングの経営者から続出したのである。
伊藤忠、住友化学、どちらもその業種において、日本を代表する企業ではあるが、これらの企業経営者が経団連の役員となって親中の先兵となり、反日政策に余念がないのは、彼ら世代の学生時代の過ごし方、そして社会人となった以降の処世術と無関係ではないと私は感じている。
一般的に企業経営者となり、経済団体の代表として活動する場合、講演、執筆、特に回顧録を開陳する機会が増える。日経新聞の「私の履歴書」などは、経営者が自分の成功体験を披露する場となっている。
実際、「私の履歴書」にて掲載ある、経済人は、ビジネススキルだけでなく、人徳ある方が多いようで、美談話も時にはあった。それゆえ、執筆依頼が特定の経営者に集中的に殺到したのであろう。また、「読むクスリ」という本にも経営者に係わる、美談ネタ、ユーモアネタが書かれている。
ただ、私は、この種の美談話は、自分が所属する世界では出くわしたことがなかった。学生運動に明け暮れた大卒よりも高卒の上司の方が、仕事はできたし、人間的にもいい人たちばかりだった。振り返ってみて、エピソードとして紹介できそうなのは、これら高卒管理職のことばかりである。
一方、少人数なのに、役員を輩出し続ける部門を観察し、上司と部下の人間的な絆の深さに驚愕した。そこには、部下に責任をなすりつけたり、部下の手柄を自分の手柄にするなどという変な伝統はなかった。

こういう前提を知って、団塊の世代の大学卒の経営者が、日本の政治、社会、マスコミ問題、近現代史等の歴史について、どういう認識を持っているのか推定を試みる。

学生時代は勉強らしい勉強をせず、学生運動に明け暮れ
日本が悪いと思い込まされ
社会人になってからは、大して仕事らしい仕事もせず、
高度成長の波に乗って、すいすい出世し
持ち株会の資産は、企業の成長、海外進出等で10倍にはなり
退職金は数千万は貰い
第2の職場でも退職金を貰い
厚生年金以外に企業年金としてかなりの額を受給している。

本質的に競争体験がなく、大した努力も苦労もしたことがない状態で、自分たちは成功者、上流階級だと錯覚しているのである。

成功者であると信じて疑わないので、世の中のことは何でも知っている。知らないことなどないという認識なのである。

それゆえ、「日本の政治、社会、マスコミ問題、近現代史等の歴史に係わる、隠された真実」など、知るつもりはないし、私が理路整然と語りかけたところで、「お前に何がわかる。日本は悪い国である。日本は戦争で悪いことをしたのだ。だから、日本は未来永劫中国に賠償を続ける必要がある」という趣旨で反論されるのがオチなのだ。

伊藤忠、住友化学に限らず、団塊世代の経営者は、大体このような対応を是とする方が多いと認識している。

自分が社会的に成功したので、成功体験は、「日本の政治、社会、マスコミ問題、近現代史等の歴史の真実」を常識として知っていた結果であるとみなし、仮に、常識とは別の「隠された真実」があろうと、自分で調べることはしない。
成功者なので、調べる必要はないし、「隠された真実」が何なのか疑う気持ちもないのである。

従って、このタイプの方は、どんなに素晴らしい「日本の政治、社会、マスコミ問題、近現代史等の歴史の真実」に係わるレポートを作成、提供されようが、覚醒効果はまったく期待できない。

一つの例を示そう。かつての上司が、会社退職後、(念願だった)中国旅行した。万里の長城を訪問した後で、南京虐殺記念館を訪問し、歴史的根拠を確認せず、土下座して謝罪してきたそうである。

その上司とは、中国関係の業務出張を社内でほぼ独占状態にあった方である。地元の警察署の外事課の方、公安調査庁の方が、出張関係の情報収集と称して、職場にお見えになったことがある。たぶん、この上司は、そういう意味でマークされていたのだろう。

つまり、親中発言好きな経営者は、中国と係わりを持つ間に、なんとかトラップの罠にかかり、弱みを握られ、取り込まれ、そう振る舞わざるを得ないという見方ができるのである。

次稿以降では、未だ覚醒しない人たちの分類、無知の知から脱し知るべき範囲、覚醒しない人たちへのアプローチ方法、などについて述べる予定。

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