統一地方選挙 無名の保守系新人候補が初当選するのに必要なこと

今度の統一地方選挙において、石原新党あるいは田母神新党など、保守系政党公認の候補者について、是非とも当選を勝ち取っていただきたいとの思いから本稿を出稿している。

選挙には、地盤、看板、鞄の三要素があるそうだが、まず最初に、「地盤」の視点から述べさせていただく。

三バン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E3%83%90%E3%83%B3

地盤として、自民党の地方議員の後援会組織を分類した場合、大ざっぱに言うと2とおりある。

①独自の後援会組織を形成するケース
②国会議員の後援会組織をそのままそっくり活用するケース

②は論外として、①について述べる。

選挙に強い、候補者の場合、地盤と考える地域において、有力者に後援会幹部になっていただくとともに、他に協力いただけそうな方をご紹介いただくことが重要である。
後援会幹部は、最低5人程度は必要だが、200人前後の規模で確保されている方もいる。(5人程度で1万票前後確保し、当選している方もいるという意味)

では、後援会幹部を確保するために、やみくもに戸別訪問を繰り返せばいいではないかということになるが、ただやればいいという訳ではない。

その地域の企業、団体幹部と面識というか、交流がなければ話にならない。
そういう意味で、青年会議所に所属し、活動し、名前を売っておく必要はあるだろう。

日本青年会議所
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%9D%92%E5%B9%B4%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E6%89%80

また、自民党公認を得るなら、都道府県単位で開催される自民党政治塾への参加は必須条件なのだろう。
この政治塾、不得手なことについて学ぶ他に、自民党都道府県連に立候補予備軍として名前を知っていただくための塾でもあるようだ。

ここまでは、本稿を読まれている方にとっては当たり前のことばかりであることは承知しているので、ここから本論に入らせていただくる。

地盤、看板、鞄は、実は繋がっているのだ。

どういうことかと言うと

有力な支援者が得られれば(地盤)
 ↓
知名度が少しずつあがり(看板)
 ↓
徐々に寄付が増える(鞄)

という良循環のシナリオに入りやすくなるのである。

では、有力な支援者とは、

・肩書きを持っている人
・役立つ政策提言をしてくれる人
・知り合いが多数いる人
・いざという時に支えになる人
・情報を持っている人
・寄付してくれる人

に分類される。

さて、ここで、最初に述べた、実力者揃いの後援会幹部を有する地方議員の場合について述べたい。

この地方議員、もともと、公務員だったが、かなり勉強好きで、請われて民間企業入り、青年会議所での活動を経て、地方議員になった方である。
独自で政治塾を開講し、支援者向けに、特定秘密保護法案や集団的自衛権見直し等の勉強会をやったりしている。
また、この議員、なかなかのコンサルタントスキルを有し、そのスキルによって、独自の分析レポートを定期的に発行し、報告会にて配布している。
信じられない話だが、地方議員レベルでここまでやっている議員がいるのである。

ここで、私が何を言いたいのか、考えていただきたい。

ある程度の、社会経験を有し、そのビジネススキルを活用し、分析し、対策を具体提言できて、初めて、地域の実力者が、その議員の実力と資質を認め、数十人規模の後援会幹部が確保されるのである。

ここで言う、実力者とは、地域後援会長が務まりそうな人が数十人規模でいるという意味である。

後援会幹部だけの会合で、参加者がいつも200人前後はいて、幹部だけの会合のひな壇に10人以上は坐っている方がいるのである。

ちなみに、この地方議員、ネット活動は、そう得意ではない。
従って、ホームページで紹介したところで、ここで書いていることは信じていただけないかもしれない。

だが、リアルの世界で、これだけのパワーを発揮されている地方議員が存在し、その議員のための、200人前後の幹部がボランテイアかつ実働で動員可能でかつ、選対中枢が務まりそうな人が数十人いる組織は、全国広しと言えども、そうざらにはいない。

そういう意味で、次回、統一地方選挙にて、初当選を目指されている、石原新党系の方、田母神新党系の候補者の方におかれては、この百戦錬磨の地方議員の後援会組織を最終目標としていただき、(初陣おいては、やるべきことは多々あるとは思うが)、少し暇なこの時期に、「より具体的な政策提言できるスキル」を磨いていただきたいのである。

そうすれば、地盤、看板、鞄が3つとも揃いやすくなると思うのだ。

参考までに、悪しき事例を一つ紹介させていただく。

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比例枠で当選した、日本維新の会(橋下派)の1回生議員のケース

先日、私は、「比例枠で当選した、日本維新の会の議員の会合に出席した。その会合では、国会での委員会の所属および活動状況、政党としての取組の近況について、何一つ話さなかった。何を政策目標にしたいかの話もなかった。
いるだけ時間の無駄だった。
それでいて、「教育」には関心あるようだったが、発言内容などから、問題把握が不十分であるばかりでなく、教育組織、教育制度、関係法令についても読み込んでいる次元にあるとは思えなかった。
一大反日官僚の砦たる文部科学省が、ひ弱なこの議員に「教育問題」の対応をお願いすること自体、無駄ではないかと私は直感した。

自民党は、1回生の議員がこんな事態となることを避けるために、かなり強力な指導育成システムがあるそうだ。(ある自民党一回生議員談)

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一般論なら、誰でも語れるが、文章化しようとする場合、具体提言、行動計画が伴っていない限り、不可能である。

参考事例として、拙ブログ提言の「NHK解体」事案(拙ブログの検索窓から確認可能)を挙げたい。NHK解体とだけ叫んでも何も進まないのであり、NHKを、どういう手順で、どういう手法で、どういう最終形とするのか、放送法はどの条文をどう改正するのか、マスコミ規制法はどうするのか、要点を具体的に文章化できなければならない。
一連の文章化スキルが身につけば、(ビジネス経験豊富で、「正論」などを読みこなす)実力派後援会幹部の協力が得られやすくなり、地盤、看板、鞄と芋づる式に確保、維持できるのではないかと私は考える。

それでは、自民党、石原新党、田母神新党の新人候補の健闘を祈る!


参考
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NHK新経営委員候補にNHK解体を陳情しよう!
http://nihonnococoro.at.webry.info/201310/article_19.html

この記事へのコメント

Suica割
2014年07月27日 16:31
これは、勝ち残るためや復活当選を果たすための提案としても、価値が高いですね。
ブームで一回は勝てるのは認めますが、二期目はブームでは勝てません。
復活出来る人や勝ち残る人は、やはり、足腰が強い。
自分も勝ち残っている議員を知っているが、支援者の獲得対策がマメです。
毎月、自分の考えや業績をチラシにして配っています。
ブームで地方議員になったとしても、その程度の事もしない人は消えていく、興味を持ち、助けようと思う有力者もいないだろうと、自分の体験を思い出しながら、もっともな意見と考えながら読ませていただきました。
Shirasu J
2014年07月27日 16:46
<自分も勝ち残っている議員を知っているが、支援者の獲得対策がマメです。
毎月、自分の考えや業績をチラシにして配っています。

マメな地方議員はSuica割さんの地域にもいらっしゃるそうで、とりあえずほっとしました。
Suica割
2014年07月27日 22:01
昔、住んでいた所の議員の話です。
今も連絡は取りますが、今の居住地ではありません。

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