田母神新党 初陣に向けて克服すべきこと(世論対策)

本稿は、「田母神新党 初陣に向けて克服すべきこと(資金対策)」の続編として

・田母神新党 初陣に向けて克服すべきこと(資金対策)
http://nihonnococoro.at.webry.info/201404/article_11.html

「世論対策」として、どう世論に訴え共感を得るべきかについて述べさせていただく。

その前に、本稿は

田母神閣下が党首となり、平沼赳夫閣下など「日本維新の会」の旧太陽組が結党時に合流せず、いわゆる「田母神新党単独結党状態」で国政選挙に臨む場合の前提で書かれていることを最初に告白する。

「日本維新の会」の分裂の可能性については、以下のブログにて、その時期を含む指摘がある。

大和心への回帰
田母神インパクト!…今夏、政界に激震が起こるか?!
http://blogs.yahoo.co.jp/nagomi3878/

その場合は、単独結党で国政選挙に臨む場合とは少し様相が変わり、田母神新党単独ベースよりはマイルドな選挙スタイルとなるであろうと推定する。

まず、田母神新党単独結党とした場合の、立候補者の顔ぶれは、まだ、決定する段階にはないが、大凡中核となる顔ぶれは決まったも同然の状態であると認識している。

とりあえず、その中核メンバーの主張を眺めてみたい。

――――――――――――――――――

田母神俊雄閣下
http://ameblo.jp/toshio-tamogami/

西村眞悟先生
http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi?mode=listview

三宅博先生
http://miyakehiroshi.net/

日本創新党 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
http://kosakaeiji.seesaa.net/

小坂英二議員は結党の呼びかけをおこなった。(2月17日)
有志地方議員からの新党結成の要請・決意表明書、取り纏め開始!
http://kosakaeiji.seesaa.net/index-2.html

――――――――――――――――――

田母神閣下はともかく、西村眞悟先生、三宅博先生は、直球一本槍で近寄りがたい印象を受ける。

私が直球派なので、余計気になるのだ。

西村眞悟先生、三宅博先生は、尊敬している政治家ではあるものの、必ずしも選挙上手とは言えない印象がある。小坂議員は、若く、ガッツ溢れる方なので、それなりに奮戦するだろう。

ここで言う選挙上手とは、不謹慎な言い方であることは承知している前提での書きぶりとなるが

・地盤としている固定票のほかに、選挙戦で出会った有権者から支持を集められるかどうか
・選挙戦で、誰でも気楽にかけより、握手を求めるフレンドリーな雰囲気
・多少変な団体であっても推薦、支持が得られるのであれば、ペコペコ頭を…………ということ

を指している。

私は、愛国議員がそうすべきと書いているのではない。

あくまで清濁併せ呑む感覚での話である。

立候補したからには、当選しないと意味はない。
浪人中の元議員の生活、私は経験はないが、侘びしいものだと思う。議員でないので、相手にしてもらえない寂しさ、無力感は、想像を絶するものがあるように思う。

長尾たかしの・・・未来へのメッセージ
http://blog.goo.ne.jp/japan-n

長尾たかし先生のように、落選しても頑張り続ける方は稀である。

確かに、主義主張を通すことは必要だ。国益も大事だ。数合わせの理論に安易になびかず、大衆迎合しない姿勢も重要である。

だが、当選できない限り、話にならないどころか、何も実現しないのである!

その事をわかっていて敢えて書いている。

これを一人の人間にたとえてみよう。

建前の話ばかり
すべきこと、してはいけないことなどの原則論だらけ
原理主義一辺倒の主張ばかりで
ちょっとでも気に入らないことがあれば
直ぐにそっぽを向く人

に友人はできるのであろうか?

立候補した政治家の立場になって欲しい。

やっと待望の保守新党ができることを待ち望んでいる愛国者が全国各地にいたとして、あれをやってはいけない、これもやってはいけないと仮に候補者に要求した場合

では
何をどうやったらいいのか?という疑問が、立候補した本人に対し、一斉に降りかかるのである。

その一方、
どういう政策を掲げ
何をどう具体的に選挙戦を闘うべきかについて
ほとんど提言がない状態で、(必ずしも選挙上手とは言えない?)候補者にとっては、選挙資金が潤沢にない中で、「どうやって、(地盤が固定化している地方区で?)当選ラインに達するのかという「無理難題」が発生するのである。

いや既に発生しているかもしれないのである!

ひょっとして、その懸念があるので、離党までして田母神新党参加の二の足を踏んでいる方がたくさんいらっしゃるのかもしれないのである。

田母神閣下お一人は、たぶん、選挙上手のようなので、心配はいらない。だが、それ以外の(選挙上手ではないかもしれない?)候補者の方々は、どうすべきなのか?

特に、比例枠の議員には、その不安がつきまとうのであり、有権者として支持を表明し、田母神新党にあれこれ要求するのであれば、その点に配慮した「諸提言」が必要ではないかと言いたいのである。

提言型ブログが難しいのは、ここにあると言っていい。

提言した内容が原則論のみの場合、立候補した当人は義務だけ押しつけられ、どうやれば党拡大するか、どう具体的にやれば得票が伸びるのか、書いてなければ提言とは言えないのである。

では、どうすべきか?
提言型ブログだというなら、わかりやすく書け!と言われるはずなので、

以下に、誤魔化さず!
かく記述する。


まず、選挙戦に臨む政治姿勢となるが

基本的には
誠実かつ愚直に
政治姿勢を示し
政策を主張すること

に尽きる

ような気がしている。

「誠実かつ愚直な政治姿勢」については、平沼赳夫閣下の生き様が参考となるだろう。平沼赳夫閣下の、人の話を聞いている時の真摯な表情、頭の向き、体の姿勢、話しぶり、言葉の使い方などを「生きた教材」として観察すれば、わかる人はわかるはずだ。(これがわからない人は政治家には向いていないということ)

次に、「誠実かつ愚直な政策主張」となるが、これは本当に一工夫どころか「最高レベルの難題」である。(これができれば、選挙コンサルとして事務所開設できるということ)

基本は、公約としての基本政策について、わかりやすくその必要性を誠心誠意訴え続けることではないかと思っている。

仮に、NHK解体が目玉公約だったとして

どこかの活動家のように解体だ!解体だ!解体だ!と街角で叫ぶのではなく

「なぜNHKを今解体するのか、NHKを解体することで社会全体にどういうメリットがあるのか、国民生活の可処分所得がどの程度増え、どういう効果が生まれるのか」という主張スタイルで、わかりやすく伝達する慎重さが必要となる。(左翼政党、市民ネットワーク等が地道にやっていること)

つまり、どう共感を得るのか、その辺の政治スタイルをどう、細分化、具体化し、構築(政党イメージ、候補者イメージ、ポスター、パンフレット、演説、ネット活動)するかが、選挙戦略・戦術上の鍵となるような気がするのだ。

つまり、
仮に田母神新党の選挙戦略上の目玉政策が「NHK解体」だったとして
この「NHK解体」という目玉政策について

・党としての結党理念
・党の綱領
・党としての公約
・選挙戦略上の政策の位置づけ(この政策でどの程度得票するかという選挙戦略上の目安)
・候補者各自の政治理念および政治姿勢
・選挙ポスターのイメージ、キャッチフレーズ
・政党・候補者パンフレットのイメージ、全体構成
・街頭活動としての演説(演説原稿、イメージ)
・ネット活動の媒体、イメージ、構成

これらを一気通貫で見通して、同期させるというか、整合性あることを確認する慎重さが必要なのではないかということなのである。

自民党の場合で説明しよう。

2009年に自民党が敗北した衆議院選挙において、政党パンフレットと候補者パンフレットは趣旨的に別物だった。候補者が党本部を無視し、政党公約とは別の公約を宣言したものまで登場した。候補者ポスターイメージもバラバラだった。これでは勝てるはずがないのである。
一方、2013年の参議院選挙において、パンフレット、ポスターなどのイメージの統一について徹底厳守状態だったようで、危なげない選挙戦を闘った。第二次安倍政権は、選挙上手になったのだ。


勢いで選挙戦を闘うことはたやすい。

都知事選で60万票獲得できたから…………という楽観論はあるだろう。だが、このジンクスが通用するのは、田母神閣下ただ一人かもしれないという、厳しい現実を想定しなくていいのかという意味である。

熱狂的な愛国者は
自宅に選挙ハガキがこなくても
パンフレットが自宅に投函されなくても
間違いなく、田母神新党に投票するだろう。

だが、その獲得票数の上限は、せいぜい「たちあがれ日本」+α程度に留まる。「たちあがれ日本」の場合は、実績ある政治家が自民党を離脱して立候補して、参議院選挙比例で1議席がやっとだった時代があったことを知るべきである。
田母神閣下には、まだ国会での実績はない。
話題性ある候補者を立候補させ、話題性ある政策主張が認知されなければ、議席はせいぜい3~5議席どまりとなる。

有権者の大半が、無党派層、無関心層だらけで、マスコミの偏向捏造報道に騙されっぱなしの状態で
田母神新党の話題をマスコミ業界全体が情報封鎖するであろう前提で

10議席以上の議席を獲得するのではあれば、

目玉としての公約・主要政策をポスター、パンフレット、演説、ネット等で

どう共感を得られる内容で、システマチックに伝達するか?

この点にかかっている。

選挙資金が湯水の如く使える訳ではない。マスコミが総じて好意的かつ都度報道してくれる訳ではない。

それゆえ、如何にシステマチックに、使える資源、限りある資源を効率的に活用するかということになるのだ。

単純に、「NHK解体!」と叫ぶことはたやすい。小泉のように郵政選挙スタイルで「解体だ!」と叫ぶ手法もある。だが、これは小泉だから、一時期使えた、戦術である。

実績ない新党の場合は、そうはいかない。

愛国であることは正しい!
妥協しない保守新党は確かに素晴らしい!
戦後レジーム脱却について正面から挑む政党、安倍政権を先導する保守政党の存在はこの国の光である!

だが、どうやって共感を得るか?
そこがポイントとなるのだ。

原則論だけでは、共感を得ることはもちろん、得票に結びつかないのである。

あの民主党だって、共感を得る目的で、2009年の衆議院選挙において、(財源がない)子供手当てを目玉公約に仕立て上げ、その一方で共感が得られにく「外国人参政権法案」を公約とせず(闇公約扱い)、政権奪取後、法案閣議決定寸前の状態まで行ったのである。(民主党は有権者を騙す?目的での「共感を得る術」に長けている政党という意味)

参考までに、我々は、ハマコー(浜田幸一)という政治家がいたことを知っておかなければならない。隠居後は、テレビ出演して、お茶の間を和ませつつ、物議をかもすような発言を繰り返した、面白い政治家だったと記憶している。この政治家、若かりし時代、なかなか当選できず、ドブ板選挙で苦労した時代があった。その後、選挙戦で見た、最も勢いがあった頃の彼の演説は、お涙頂戴ものの話題ばかりであった。
感動する話題、涙を流しつつ演説する(名)演技が必ず必要とは言わないが、ハマコーは共感を得る術に長けていたことは、率直に認めざるを得ない。

そして、全国各地の演説会で魅せた、田母神閣下の演説も共感を得るのに十分な内容だった。

それゆえ、都知事選で60万票獲得できたのであろう。

と考えると、田母神新党で立候補する候補者については、田母神閣下の動画演説を何度も眺め、ジョーク等のエッセンスを少し加味するだけで、「必要最低限の共感」は得られるのかもしれない。(楽観的に見通した場合)

ただ、必要最低限の共感を得るのが難しいと判断した場合は、不謹慎かもしれないが
田母神新党結党後に政治塾があったとして
すべての候補者が真摯で愛国的過ぎるがために
この政治塾にて最も時間を割くべきテーマは、「田母神流の演説ジョーク」作法なのかもしれない。

最後に、資金面、世論対策について、田母神新党が克服すべき点について問題提起しつつ提言させていただいたが、
全般について言えることだが
答えは一つではないし、正解がない世界であるが故に、私自身も悩みつつ書いていること
ご理解賜りたい。


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この記事へのコメント

nagomi
2014年04月22日 13:54
合流、単独…結党の形はわかりません。但し、あくまでも単独論として知恵を重ねるのがブログの意義だと考えます。
流れが合流に傾いたとしても、田母神自前の議員を一定数確保する事に新党の存在意義があると考えるからです。
Suica割
2014年04月22日 17:05
一般的には、NHK解体より、受信料支払い完全任意化の方が通りがいいですね。
払いたく無い人や生温いがNHKにダメージ与えたい人は確実に投票対象者のリストに加えてくれます。
また、そうまで思ってない人も、見たくないものに金払わないという個人意志の尊重という賛成理由が出来ます。
みなさまの(懐から巻き上げた金で運営する)放送局ですから、ダメージは大きいです。
反日放送局だから解体が必要というのは、浸透に時間がかかります。
時間が足りなければ、見ないから払わない自由の確立というこの当然の意識を広げましょう。
Shirasu J
2014年04月22日 17:31
nagomi様
とりあえず、田母神新党ネタは出し尽くした感じです。何か、進展があれば、出稿となります。
Suica割様
受信料不払い完全任意化は、経過的措置のように聞こえます。田母神新党の目玉公約のキーワードとするには、少し長い?という気がします。

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