提言型ブログに求められること 迅速性あるメデイアとしての優位性をどう活かすべきか?

本稿は、以下の原稿の続編である。

・「田母神ブログ隊」への道 自分の言葉で表現すべきだ
http://nihonnococoro.at.webry.info/201402/article_30.html

5年間、「提言型政治ブログ」を続けてきたことを振り返り、田母神ブログ隊としての視点から

迅速性あるメデイアとしてブログの優位性をどう活かすべきか?
ブログ活動に必要なスキルと政治的意味
政治ブロガーに求められる覚悟

について、思うところを述べさせていただく。



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1.迅速性あるメデイアとしてブログの優位性をどう活かすべきか?

まず、ブログ活動としての言論界の位置づけについて述べたい。

ブログ活動が既存の新聞、雑誌よりも絶対的に優れている点は、たった1つある。

それは、情報発信の迅速性である。
新聞は、頑張ったとしても半日遅れ、雑誌は週刊誌でもせいぜい1週間遅れ、月刊誌なら1カ月遅れである。
情報の迅速性では、ブログは圧倒的に有利なのである。
新聞、雑誌に、素晴らしい美文を書かれる言論人は多数いる。たとえば、櫻井よしこ、彼女の原稿はある特徴がある。文章のてにをは、特に、文章末尾のお化粧が非常にうまい。私にはとてもできないし、この末尾お化粧技術の素晴らしさは認めるが、マネするつもりはない。書かれている内容は、拙ブログを読まれているような方からすれば、ほぼ周知のケースが多いと考えるからだ。
ただただ、どんなテーマであったにせよ、一応の経緯は知っておられ、かつ美文にて構成できる方なので、文章末尾のお化粧スキルだけで、たとえ一カ月後発表になる原稿であったとしても、原稿料をかっさらっていける方なのである。

しかし、ブログは、そうはいかない。タイトルを読んだだけでわかりきっている原稿など誰も読みたがらないはずだし、読むだけ苦痛である。
だが、うまくシナリオを構成し、タイミングを計って、読者の方が予期していない情報等を提供し続ければ、話は別である。その場合、文章末尾表現の大家がの書いた主張が活字化され一般大衆が目にする前に、ブロガーとして、そのの主張を認識させ、共感いただくことが可能となる。

一言で言うと、ブログは迅速性あるメデイアなのであるから、社会的評価が定まっていない事象について、あえて前衛的?視点からアプローチし、仮説を立て、これは?というシナリオを組み立て、あたかも将棋の新手を発掘するような分析記事とすることはできるだろう。
要は、タイミングの問題を言いたいのである。いわゆる世の中のジャーナリストがこぞって同じテーマで語る前に、いち早く新説を繰り出せば、多少精度が甘くても評価されやすいが、新聞・雑誌が彼らなりの手法で分析記事を出すタイミングで、ブロガーがそれと拮抗することを目指し、かなり精緻な文章を根気良く練り上げたとして、それが見向きされるかという問題なのである。

たとえ話としてふさわしいかどうかは別として、私は、学生時代、他の学生よりも格段に早い時期で、実験レポート等の提出を心がけた。すると、本筋が間違っていない限り、ほとんど却下されず通ったのである。教官曰く、提出する時期によって、受理するハードルは当然上がると語っていたことを私は今も思い出す。

ブログは、実験レポートではないが、新聞・雑誌ほどの影響力がないことを自覚するならなおさら、その迅速性を活かし、タイミングを考慮したテーマ設定、新聞・雑誌が取り上げないテーマを意識するのは当然ではないかと言いたいのである。

新聞・雑誌が記事にするタイミングで、同様の前提条件の中で、「敢えて精緻な原稿」に挑戦する意味があるのか?という意味である。

これに対し、新聞、雑誌というメデイアにおいては、その世界の権威と称する専門家の寄稿が非常に多い。新聞は、世情を正しく理解していると自認する?論説主幹の社説、コラムだらけである。ところが、彼らの大部分は、田母神新党の核心、いわゆる思想的かつ政策的原点にまで踏み込んで解説し、その正当性、良否を報道するかと言えば、決してそうではない。
比較的中立報道である、あの産経にしても田母神閣下の政策報道については、不十分と言わざるを得なかった。朝日、毎日などは、無視するか悪意でねじ曲げて、書く常習犯レベルである。
そして、田母神閣下を支持する有志の多くは、マスコミの不報道を一様に嘆いているものの、大多数の方は、いわゆる「拡散コピペ」を読むことが好きなようである。

私は、田母神閣下に係わる、マスコミ不報道を嘆く方こそ、覚悟を決めて、「拡散コピペ活動」状態を脱し、田母神閣下に係わる情報を収集し、分析し、自分の言葉で情報発信すべきであると考える。

確かに、マスコミ不報道は、道義的にも倫理的にも間違っている。
だが、そのことにこだわっても何も解決しない。
彼らが、職業的義務を感じず、敢えて分析を怠り、適正な情報量で報道しないのだから、「田母神ブログ」隊がその代わりを担い、自ら主宰するブログの政治的かつ社会的存在価値を高める余地は十分にあることに気づくべきだろう。

私は、商売保守ではないが、ビジネスチャンスが存在することを言っている。

その商売保守が、1週間後あるいは1カ月後に、したり顔で提言と称する内容のことを、さも専門家であるかのように装い語ったところで、「田母神ブログ隊」を任じる有志ブロガーが、その記事に先行して、新聞、雑誌が発売される遙か以前に、しかるべき原稿を作成し公開し、それによって世論を創り、政策変更を促しているとしたら、どうであろうか?

商売保守として、原稿料を手にする機会は皆無かもしれないが、無名ではあるものの、自らの政治的主張が認められ、共有化されるという点において、少なくとも商売保守よりは、政治活動に係わる満足感は得られるはずである。

ブロガー冥利に尽きるというのは、まさにこのことではないかと言いたいのである。

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この記事へのコメント

nagomi
2014年02月26日 10:06
過日、ご指摘頂いた「月刊誌向け」の意味が胸に響きながら拝読していました。ブロガーの哲学とポリシーに磨きをかけるための精進に心がけたいと感じています。
Shirasu J
2014年02月26日 17:16
ブログ哲学、いい響きです。
一応、書いてはみたものの、自戒しつつ実践した五年間でした。
櫻井よしこの文体、研究しておく価値あるように思います。

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