都知事選挙の勝者と敗者 

今回は、「都知事選挙の勝者と敗者」と題して思うところを書かせていただく。

まず最初は、拙ブログのコメント欄からの転載

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nagomi
2014/02/10 11:43

今回の結果において明らかなことは…敗者と健闘した者はいても勝者はいなかった…これが感想です。

敗者…
①細川;実態は小泉票が最低2/3。実態は推定30万?原 発0争点の敗北。後出しじゃんけんの失敗。
②舛添;安倍支持者および創価支援による当選。実態は 1/2以下。80万?あるいは出馬資格なし。
健闘…
①宇都宮;猪瀬圧勝、投票率62%の前回とほぼ同数の獲
 得。全体の投票率に関係なく支援団体、左翼支持層と 共産党による固定票が堅固。但し、上積み要素無し。
②田母神;自民保守支援があれば100万前後の上積み でwスコアの圧勝もあり得た?次世代を担う若手層、 ネット層で大健闘。ボランティアの健闘。

安倍政権にとって靖国、慰安婦、憲法改正問題推進の方針を無難かつ緩やかに舵を取ろうとした結果だったのではないでしょうか。目先に消費増税があり田母神氏は現時点でリスクと考え、旧太陽系維新を防波堤にしたと考えられます。

但し、田母神新党の実現が決定的となり中央政界に大きなインパクトを与える契機となる予感がします。

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全国紙の記者に書いて欲しいのはこういう記事だったと思って読んでいる。
上記の趣旨の記事を書く、新聞があってもいいだろうということである。

弁士として登壇された西村眞悟先生は、今回の闘いぶりをかく絶賛している。

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西村眞悟の時事通信
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この度の闘い、あっぱれ田母神俊雄!
No.942 平成26年 2月10日(月)

 この度の東京都知事選挙において、
 元航空幕僚長田母神俊雄に寄せられた全国の諸兄姉のご支援、
 心にしみてありがたく、心よりお礼申し上げます。

 まことに、ありがとうございます。

 時に合うも合わぬも、皆、天に任せて顧みず、
 我にありては、言うべきを言い、為すべきを為すのみ、
 という選挙であった。

 即ち、「戦後からの脱却」、「日本を取り戻す」とは、
 具体的には何か!
 これを主張し、してみせる、選挙であった。
 そして、国民の大きな共感を得た。
 よって、本年に迫られている日本再興は、
 この選挙から動き始める。
 厳しい情勢の中にあるお国のために、
 この田母神選挙の意義は、計り知れない。
 田母神俊雄、あっぱれである。

 この度の田母神俊雄の選挙の様、また、私西村の思いにぴったりとあわさる文章を次に書き記して、これからの御奉公の指針としたい。それは、葦津珍彦氏が楠木正成について書いた文章。
 もとより私は、先祖以来、楠木正成に心酔する者で、楠公の精神に生きたい者であり死にたい者である。

 楠公の精神は、
 忠誠のためには「ただ死ありて他なかれ」の語の通りで、
必ずしも戦ひに勝って、功業を樹てるとか、後世人を感動させることにあったのではありません。
 もっとも大切だと信じた忠に殉ずること以外に何もなかった。
 形における勝敗、正否は、決して第一義を決するものではない。 何を志として、いかに雄々しく戦ったか、
 何を志として、いかに熱意をもって事にあたったか、
といふところにこそ人生の第一義がある。


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さて、これら2つの記事を読ませていただいて、

選挙の勝者敗者の他に、
最終的な政治的勝者、敗者が存在することがわかる。

選挙上の勝者だった、舛添は、スキャンダル満載であるが故に、政治的には
安倍政権に従属する存在でしかない。つまり、政治的には死を意味する。
次に、大差で敗北した細川元首相については、小泉元首相の支援を受けていたにせよ、政策提言の軽さと集票力の上限がわかってしまった点において、もはや立候補するだけ晩節を汚すだけの結果となることは明白である点において、政治的には敗者となった。
宇都宮については、選挙では敗北したものの、政治的にはいまだ無傷である。従って、油断はできない。
田母神閣下については、唯一組織支援を受けなかった候補ではあるものの、候補者本人のこれまでの活動に応えるボランテイアが選挙活動を支えた。デヴィ夫人始め、応援弁士の方々の演説は正々堂々たる内容だった。
一昔前なら躊躇したようなことも街頭にて堂々と発言し、国家のために闘ってきた田母神閣下を側面支援するにふさわしい各弁士の活躍だったと思う。

話は変わるが、私的な事となるが
どの組織においても良き伝統、悪しき伝統があると思う。
そして、何もせず出世した人を人生の勝者、そうでなかった人を敗者とみなす風潮かもしれないが、私は、良き伝統を残すために粉骨砕身働いた者であるが故に、この選挙での政治的勝者の意味の重さを指摘したいのである。

ビジネスも政治も良き伝統を創り上げ、これを維持し継承する、このことに尽きることを言いたいのである。

そして、今回の都知事選挙は、参加したボランテイアの自信だけでなく、若年層の覚醒と真正保守のウエート激増という成果を生んだ。
「引き続き真正保守層の伸びが期待できるという兆候」を掴んだ点において、言い換えると政治的に勝利するための手がかりを得た点において、今回の選挙を闘った意義はあるのだ。

今回の選挙は、10年後に振り返ってみた場合、日本の政治を変えるターニングポイントだったかもしれないのだ!

この記事へのコメント

nagomi
2014年02月11日 01:37
加えて、自民不戦敗(明確なポリシ-を守りきれず真の戦いを避けた、という意味で)
メディアの敗北(各紙協定したかのごとく画策した?、舛添vs細川の一騎打ち構図崩壊、田母神隠しを看破されたことも含め)

その失策、誤審に対し内部から自浄作用を働かせることなく、指摘する議員も新聞社もなく、公正な見地からの論評すらなく、単に舛添勝利を誇らしげに喧伝している姿は実に嘆かわしく、滑稽でさえあります。

歴史的な低投票率は、はたして大雪だけが最大の原因だったのでしょうか。闘いを白けさせた責任が自らにあったことにすら気が付いていないとすれば、これはもはや醜態以外の何物でもありません。
Shirasu J
2014年02月11日 05:36
<公正な見地からの論評

マスコミがしないなら、ブロガーが新聞記者のために手本を示すというという発想はあっていいでしょう。
Suica割
2014年02月11日 09:51
実社会で行動する組織とは関係ない保守や民族系市民の力を示した事に意味がある。
選挙区選挙では取り込む事にメリットあり、比例では確実に代表を出しうる支持母体になる事を示したので、次につながる敗戦でした。
対して、小泉純一郎は力があるが全盛期を過ぎた事と、自分が立たなかった事で惰弱さを示したと思われるという、敗戦。
ゆえに小泉純一郎は次が不利になる戦いでした。
小泉純一郎の力とは、挑み続ける力。負けても、負けても、自分が先頭に立ち、逃げず戦う力。
それをしなかった事で老いたと思われても仕方ないし、持ち味が出しにくかったと考える。
Shirasu J
2014年02月11日 12:37
<実社会で行動する組織とは関係ない保守や民族系市民の力を示した事に意味がある

そのとおりです。たちあがれ日本結党時代のことを考えると夢のような結果です。

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