谷垣禎一議員起死回生の一手(自民党総裁の最後の2週間で言いたいことをとことん言った方がいい)

谷垣総裁は自民党総裁選の出馬を断念した。
この3年間の実績、情報発信姿勢などから、私は、当然の選択だと思う。

しかし、総裁選に出馬しなくても起死回生の一手はあるのだ。

自民党も民主党も総裁選、代表選で政治的空白が生まれ、身内の事情でてんてこ舞いだからだ。

その空白につけ込むように、中共の監視船が領海侵犯し、反日デモが連日のように支那各地で起き、尖閣占領を企てようとしている。

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http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120914/plc12091408030004-n1.htm

中国監視船が領海内に侵入 尖閣諸島・大正島周辺 国有化後初 
2012.9.14 08:03 [尖閣諸島問題]
 14日午前5時ごろ、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の大正島の北方で、日本の領海の外側にある接続水域に中国の海洋監視船「海監51」と「海監66」が入ったのを海上保安庁の巡視船が確認した。2隻は午前6時20分ごろ、領海内に侵入した。

 中国の監視船の領海侵入は、日本政府が11日に尖閣諸島を国有化した後、初めて。7月にも領海内に入っている。

 第11管区海上保安本部(那覇)によると、領海に入らないよう巡視船が無線で警告すると、海洋監視船は「釣魚島は古来の中国の領土だ。パトロールを行っている」と応答したという。

 接続水域は、領海の外側で通関や出入国管理など日本の法律が適用できる水域。

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たぶん、野田政権は無反応だろう。
内心おろおろしているだけで、遺憾の意を表明するだけだろう。

そして、尖閣に向けて漁船が1000隻、出港予定だそうだ。

・【中国】漁船1000隻、まもなく尖閣へ 出港準備は万全
http://fxya.blog129.fc2.com/blog-entry-5145.html

一方、官邸対策室は閉鎖したそうだ。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2012091500021

【尖閣問題】 中国監視船の接近で設置された「官邸対策室」を閉鎖…政府

 政府は15日未明、尖閣諸島への中国監視船の接近を受けて首相官邸の危機管理センターに 設置していた官邸対策室を閉鎖した。

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なぜ、この時期に、国民の不安を招くようなことをするのか不思議でならない。

たぶん、大量の漁船に領海侵犯されるであろう。

しかし対策はないわけではない。

民間船の活用による侵入防止……
米軍によるオスプレイや空母の投入……
自衛隊出動準備……

そこで、この無反応なのを見越して、谷垣総裁が、総裁である立場を最大限活用して情報発信するのである。

方法はいろいろあるだろう。
記者会見、街頭演説、ブログ、メルマガ、ツイッターなんでもあるだろう。

政治ネタなら、ほかにもたくさんあるはずだ。なにしろ、政治的空白が続くのであるから、ネタは入れ食い状態だ。

今の立場なら、何を言おうがたいして制約はないし、周囲からあれを言うなこれを言うなと怒られることもない。
ちょっとした失言があっても誰も咎めないだろう。
言いたいこと、言い残したことをぶちまければ良い。
谷垣総裁不得意の情報発信下手の解消の練習にもなるだろう。

なぜなら、これから2週間、政治的空白状態が続くからだ。そして、こんなおいしい状態は滅多にないのだ。

既に、中共は政治的空白を狙って反日デモと尖閣上陸を企てている。
野田政権は塹壕に閉じこもる気配のようだ。
一方、保守陣営でその空白に対応できる要は自民党の谷垣総裁であり、自民党総裁でいられる最後の2週間に、言いたいことを連日ぶちまければ、谷垣禎一という政治家の存在が見直され、総裁ポストにあった最後の2週間の功績で日の目を見る日がくるかもしれないのだ。

谷垣さんの自民党総裁時代は、苦しい事ばかりだっただろう。党全体が意気消沈し、党が分裂の危機にさらされ、何人も離党したり、有力議員や地方支部から突き上げを食らったり、重要政策を纏めるのに一苦労だったと思う。
言いたいことも言わず、我慢させられる事態の連続で、実態は情報発信どころではなかった可能性もあるのだ。

だから、私は起死回生の一手だと言っているのだ。

そして、第一声は出された。

「総裁選後は一致団結を」 谷垣氏、5候補に要請
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120914/stt12091414430010-n1.htm

これは、3年前の党の苦しい時代を知っている谷垣さんだから言えることだ。

問題は第二声以降である。
私は、尖閣問題で付きっきりでリアルタイムで情報発信するのがいいと思う。
いや、すべきなのだ。
やってほしいのだ。根性なしの民主党政権をつつける適任者がほかに見当たらないのだ。

そうすれば、今回の自民党総裁選はダメでも「苦しい時の谷垣頼み」という伝説が生まれるかもしれない。
しかし、逆に言えば、最後の2週間、ただ閉じこもっているのでは、引退を宣告されて仕方ないだろうという事でもある。

どちらを選ぶか
それは谷垣さん、あなた次第である。

ちなみに、私は、政治的空白期間でほかに適任者がいないため、起死回生の一手の可能性があることを示唆したに過ぎない。

この記事へのコメント

coffee
2012年09月16日 22:39
こいつのせいで消費税率が上がります。
居なければ良かったのに。
Shirasu J
2012年09月17日 07:29
政治的空白期間なので、やってもらわなくては国が困るのです。
コスモス
2012年09月18日 23:09
谷垣総裁は、17日夜に、総裁選候補者5人を18日午後に遊説を中止して、帰るように指示した。中国によるデモ、暴動の対策会議の為に。谷垣総裁は、よくやっていると思う。首相になってほしい。
Shirasu J
2012年09月19日 06:31
私は首相としては評価しませんが、重要閣僚として処遇されるべきと思います。

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