保守ビジネス屋にモノ申す!

自民党が下野して3年が経過し、保守陣営も活動スタイルが一変した。

デモ、街頭演説、街頭活動は当たり前の光景となった。せっせとポステイングを続けられている活動家もいるようだ。

しかし、依然、保守ビジネス屋はそのスタンスを変えようとしないようだ。
そこで、今回、このテーマで書くことにした。

ここで言う、「保守ビジネス屋」とは、原稿料、講演料、出演料、印税等を前提とする言論活動ばかり行い、無償ボランテイアで政治活動をしたがらない方々を指す。

・保守ビジネスの概要
http://dic.nicovideo.jp/a/%E6%84%9B%E5%9B%BD%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9

その前に、左翼陣営の動きを分析してみよう。
一例として、大江健三郎が主導する反原発運動を挙げたい。

この運動では、代表者の呼びかけで大規模デモ、集会が実施された。今度は脱原発基本法案の法制化を呼びかけている。

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http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012090700705

東日本大震災~あれから1年~被災地、その時と今写真特集特集・ビジュアル解説動画脱原発法案を国会提出=賛同議員100人超-大江健三郎さんら後押し 遅くとも2020年から25年までの脱原発実現などを定めた「脱原発基本法案」が7日、新党「国民の生活が第一」や社民党など野党の国会議員によって衆院に提出された。通常国会は8日が会期末となるため、同法案は継続審議となった。脱原発を目指すノーベル賞作家の大江健三郎さんらが代表世話人を務める市民団体が法案提出を働き掛けていた。
 市民団体の河合弘之弁護士によると、脱原発を明記した法案が国会に提出されたのは初めて。7日時点で、同法案へ賛意を示している国会議員は与野党で少なくとも103人に上った。東京都千代田区の衆院第2議員会館で記者会見した大江さんは「国民、市民が(原発に)反対の意思をはっきり示すしかない」と強調。同法成立を後押しする決意を新たにした。(2012/09/07-21:25)

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この記事から脱原発基本法案の作成者は、市民団体側と読み取れる。

次に、何度か請願されている、「外国人住民基本法案」の作成者は、外登法問題と取り組む全国キリスト教連絡協議会が作成者とされる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E4%BD%8F%E6%B0%91%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%B3%95%E6%A1%88

これらの状況から、左翼系市民活動は、まず市民活動を組織化し、著名な知識人を代表者として招き、代表者がデモ、集会、請願活動を呼びかけ実施していることがわかる。


一方、保守陣営はどうだろう。

・田久保忠衛
通信社出身だが、政治学者に転身。
デモ・集会・請願活動とは無縁のようだ。あくまで、著述活動中心。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B9%85%E4%BF%9D%E5%BF%A0%E8%A1%9B

・岡崎久彦
外交官僚出身で自分がつくった?NPO法人の代表。
市民活動主導実績がなく、デモ・集会・請願活動とは無縁。あくまで、著述活動中心。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E5%B4%8E%E4%B9%85%E5%BD%A6

・屋山太郎
通信社出身らしく言論活動中心。民主党擁護の原稿を書いたことがあるそうだ。
デモ・集会・請願活動とは無縁のようだ。
最近は少し、立ち位置を保守側に変えつつあるようだ。
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%8B%E5%B1%B1%E5%A4%AA%E9%83%8E

。麻生政権誕生後は、『WiLL』や『諸君!』などの誌上で官僚に融和的な麻生首相を非難し、民主党擁護の文章を発表している。2009年1月16日の記者会見で、麻生政権の改革姿勢への失望から自民党を離党した渡辺喜美と国民運動を展開していく考えを明らかにした。

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・竹田恒泰
作家、大学講師。
皇室問題のほかに原発問題に関する執筆、講演活動中心。テレビ出演が非常に多い。竹田研究財団、竹田研究会を主宰。
デモ・集会・請願活動とは無縁のようだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E7%94%B0%E6%81%92%E6%B3%B0

・桜井よしこ
国家基本問題研究所の理事長。
英字新聞記者出身。言論活動中心。保守陣営の論客の中核的存在。
デモ・集会・請願活動とは無縁のようだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AB%BB%E4%BA%95%E3%82%88%E3%81%97%E3%81%93

・渡部昇一
大学教授出身の評論家。歴史認識に関する著作が多い。稲田朋美議員の全国後援会会長。
歴史認識関係の市民団体の集会等に、顔役的存在として登場。
基本的にデモ・集会・請願活動とは無縁のようだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E9%83%A8%E6%98%87%E4%B8%80


・田母神俊雄
航空幕僚長出身の軍事評論家。頑張れ日本!全国行動委員会代表。全国規模で講演活動実績あり。
デモ、集会を主導。請願実績はなし。
自身もデモの先頭に立つ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E6%AF%8D%E7%A5%9E%E4%BF%8A%E9%9B%84


ここで、比較いただきたいのは、大江健三郎と保守陣営各氏との比較である。
市民活動ベースで評価した場合、大江健三郎と互角に渡り合えそうなのは、田母神俊雄氏しかいない。

また、上記論客の最近の原稿なのだが、韓国大統領の暴言に対し、どう対抗策を構築するか、説明するまでもないことなのに、長々と文章を書き連ね、最後に憲法改正だと主張しているケースがあるのだ。
専門家なら、考えられる報復措置すべてをリストアップし、制裁効果を論じるぐらいであってほしいが、それがないのである。

また、私は、渡部昇一先生を含めて、80歳以上の方にデモに参加せよと言っているのではない。しかし、80歳間近のあの大江健三郎が市民活動をこなしているのに保守陣営の論客たちが、同様の活動形態をとらないことに、私はもう黙って居られない。

だから、私は、保守陣営の論客の方々にモノ申したい。

左翼側の市民活動が組織化されそれなりの実績をあげつつあることを知っているのであれば、自らもデモ、集会を主催するか、無償ボランテイアで市民活動の一翼を担っていただきたい。

講演料、原稿料、出演料がもらえる場面だけで愛国や保守を語る行為は、「保守ビジネス屋」と誤解されるだけであり、今後は、「愛国」、「憂国」、「保守」を口にするなら、田母神俊雄氏と同様、無償ボランテイア活動を(時々で結構なので)当然の義務として引き受けていただきたい。

そして、論客だと言うなら、その証拠として、大江健三郎が主宰する団体と同様、各種法案の草稿を作成し公開すべきだろう。

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この記事へのコメント

coffee
2012年09月10日 08:26
サピオでネトウヨ批判なんてやってはいけない!
Shirasu J
2012年09月10日 12:28
そうでしたね。
Suica割
2012年09月10日 13:08
渡部先生は、稲田議員の後援会の会長(保守系議員を助けているのと、後援会の忙しさを考慮)をしているので、底上げしたとしても、渡部先生と田母神先生くらいしかいないのは、淋しい限りです。
後は、ネットと請願で水間さんが頑張っているくらいですか。
Shirasu J
2012年09月10日 18:36
渡部先生と田母神先生以外に誰かリアルの世界で出てきてほしいところです。
観察者
2012年09月12日 08:59
っ「隗より始めよ」

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