「放送倫理番組向上機構」を分析評価してみました!(すべて問題です!)

虚偽の内容により視聴者に著しい誤解を与えた番組が放送された場合など、放送法に関する事案と取り扱うとされている、「放送倫理番組向上機構」の放送倫理委員会の委員の素性について、今回調べてみた。

以下は、「放送倫理番組向上機構」のサイトからの転載である。
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http://www.bpo.gr.jp/kensyo/

委員長
川端 和治 (かわばた よしはる)
1945年生まれ。弁護士。1970年弁護士登録。現在、法務省政策評価懇談会委員、朝日新聞社コンプライアンス委員会委員、NKSJホールディングス株式会社取締役。元第二東京弁護士会会長、元日本弁護士連合会副会長、これまで司法制度改革推進本部法曹養成検討会委員、法制審議会委員、大宮法科大学院大学教授などを歴任。
表現の自由をしっかりと擁護することを当然の前提にしつつ、放送倫理のいっそうの向上を目指して、制作現場の方々の心に届く意見を述べていきたいと念じています。

.委員長代行
.小町谷 育子 (こまちや いくこ)
1963年生まれ。弁護士。Georgetown University Law Center LLM卒業。専門分野は情報公開・個人情報保護。著作は『情報公開・開示マニュアル』、『市民的自由の広がり』、『個人情報保護法 逐条分析と展望』。
テレビアニメ、歌、お笑いで子供時代・青春時代を過ごし、今はもっぱらニュースとドキュメンタリーを見る毎日ですが、大好きなテレビのために少しでもお役に立てればと思っています。


.委員長代行
.吉岡 忍 (よしおか しのぶ)
1948年生まれ。作家。早稲田大学政治経済学部在学中から教育、文化、犯罪等に関する執筆活動を開始。1987年、日航機墜落事故を描いた『墜落の夏』(新潮社)で講談社ノンフィクション賞受賞。冷戦終結時や9.11テロ事件ではテレビ番組を制作。小説『月のナイフ』『綿の木の嘘』など。日本ペンクラブ常務理事。
どんな表現も自由な主観から出発する。自由は面白くもあれば、辛くもある。両方がわかることが成熟だろう。多彩な主観が入り乱れる放送こそが公共空間を作り出す、と私は思う。


.委員(以下、五十音順)

.石井 彦壽 (いしい ひこなが)
1941年生まれ。弁護士。東北大学名誉教授、東北学院大学大学院法務研究科教授。1969年裁判官任官。2001年仙台地方裁判所長、2003年仙台高等裁判所部総括判事。2004-2011年東北大学法科大学院教授 専門分野、民事裁判。著作『正義の女神の目隠し』(東北法学会報)、『新任裁判官のための十戒』(法と正義)。
放送のための倫理は、放送に関する最低限の規準であることはいうまでもありません。放送倫理検証委員会の仕事が多忙でないことと共に、放送の内容が、日本の品格を向上させるものであることを願っております。

.香山 リカ (かやま りか)
1960年生まれ。精神科医・立教大学現代心理学部教授。東京医科大学卒。学生時代より雑誌などに寄稿。その後も臨床経験を生かして、新聞、雑誌で社会批評、文化批評、書評なども手がけ、現代人の"心の病"について洞察を続けている。専門は精神病理学だが、テレビゲームなどのサブカルチャーにも関心を持つ。著作は『しがみつかない生き方-「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール』など多数。
テレビは、今もかわらず人間の心理に最も大きな影響を与えるメディアです。テレビと人間がよりハッピーな関係を築けるよう、微力ながら私の持てる知識と経験をすべて使ってがんばります。

.是枝 裕和 (これえだ ひろかず)
1962年生まれ。映画監督・テレビディレクター。1987年早稲田大学卒業後テレビマンユニオンに参加。主にドキュメンタリー番組を演出、現在に至る。主なテレビ作品に『しかし・・・』(ギャラクシー賞優秀賞)・『記憶が失われた時・・・』(放送文化基金賞)など。映画監督作品に『誰も知らない』『歩いても歩いても』など。2005年からは立命館大学の客員教授として教壇にも立っている。
放送の自主自律の確立のためにこの組織の果たす役割は重要である。公共とは何か?その場での表現とは何か?を自らにも問いつつ、多様性の確保される場としての放送の実現に、少しでも寄与できればと考えています。

.重松 清 (しげまつ きよし)
1963年生まれ。作家。早稲田大学卒業。1999年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、同年『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞受賞。他の主著に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『きみの友だち』『青い鳥』などがある。
ものごころついた頃から自宅にテレビがあった世代として、また、インターネットや携帯電話世代の子どもを持つ親として、テレビとの付き合いは切実な問題です。視聴者の視線を忘れずに取り組みたいと思っています。

.立花 隆 (たちばな たかし)
1940年生まれ。評論家。東京大学文学部仏文科卒。文藝春秋社入社。1967年からフリーライター。現在、東京大学大学院情報学環特任教授・立教大学21世紀社会デザイン研究科特任教授。
かねてから、テレビが抱えている問題は数多いとは思っていたが、これほど多岐にわたり、これほど多いとは思わなかった。BPOの委員会はいつもいつも悩ましい議論がつづき、時間通りに終わることがない。

.服部 孝章 (はっとり たかあき)
1950年生まれ。立教大学社会学部教授。青山学院女子短期大学講師、東海大学文学部広報学科助教授等を経て現職。メディア総合研究所運営委員。専門分野はメディア法、情報社会論。著書は『現代メディアと法』(共編著、三省堂)、『21世紀のメディア第2巻放送』(編著、大月書店)など。
問題事案が発生した場合、まずはその現場で問題解決を図るといった、当然の危機管理を、まず主体的に実践しなければ、放送活動をめぐる信頼は強固なものにならない。


.水島 久光 (みずしま ひさみつ)
1961年生まれ。東海大学文学部教授。広告会社(旭通信社)から、インターネット企業(infoseek)の編成部長等を経て、2003 年4月に東海大学助教授となる。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。メディア論、情報記号論。著書に『閉じつつ、開かれる世界―メディア研究の方法序説』(勁草書房、2004年)、『知のデジタル・シフト―誰が知を支配するのか』(共著、弘文堂、2006年)、『テレビジョン・クライシス―視聴率・デジタル化・公共圏』(せりか書房、2008年)など。

この委員会が、放送の送り手と受け手を結び、よりよい番組を育てていくための、社会に開かれたコミュニケーション回路に発展していくことを期待しています。

.特別調査チーム・調査顧問
高野 利雄 (たかの としお)
1943年生まれ。弁護士、元名古屋高検検事長。中央大学法学部卒。1968年検事任官(札幌地方検察庁検事)。甲府地方検察庁検事 、東京高等検察庁次席検事、最高検察庁刑事部長、東京地方検察庁検事正、仙台高等検察庁検事長など歴任。2004年名古屋高等検察庁検事長。2005年弁護士登録。財団法人「国際研修協力機構」理事長、年金記録確認中央第三者委員会委員も務める。
歴代の委員

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続いて、個体別の分析を行ったので以下に記す。
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■委員長 川端 和治 

委員長として不適

・朝日新聞は不祥事が多い新聞社として知られるが、この不祥事根絶と再発防止対策に効果があったと思えない人が委員長を務めていることが問題。
・職業は弁護士で、弁護士会の役職も兼務されており、多忙であると推定されるため、委員長職を全うできるとは思えない。

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■委員長代行 小町谷 育子 

評価保留

・人権問題の専門家の弁護士である。

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■委員長代行 吉岡 忍 

委員長代理として不適

・ベ平連活動経験がある作家である。
・日本ペンクラブ常務理事で、言論の自由・報道の自由に関して積極的な立場である(問題報道、問題番組を審査する視点ではない?)

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■委員 石井 彦壽 

委員として不適

・放送倫理検証委員会の仕事が多忙でないことを期待しているコメントがある

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■委員 香山 リカ 

委員として不適

・9条の会に賛同する社民党系の言論人であり、政治的中立が期待できない
・テレビ番組への出演機会が多く、執筆活動にも熱心なため、委員としての業務をこなせるとは思えない

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■委員 是枝 裕和 

委員として不適

・映画監督、テレビディレクター、客員教授などを兼任し、多忙を極めており、委員としての職務を全うできるか不安

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■委員 重松 清 

評価保留

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■委員 立花 隆 

委員として不適

・かなり多忙である
・自身の好みや憶測で?政治家批判記事を書いている
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%8B%E8%8A%B1%E9%9A%86
2007年2月21日付の「日経BPネット」に、「政権の命取りになるか 安倍首相の健康問題」として、「安倍首相は紙オムツを常用せざるをえない状態」「安倍一族は短命の家系。一族の墓誌を丹念に調べた人の報告によると、40代50代で死んでいる人が沢山」などと記述した。安倍はつくる会などの日本の右派・タカ派の希望の星であったので、右派が大勢いるネット上の掲示板では立花を批判する声が多かった。しかし立花はジャーナリストであり、最高権力者である首相を批判するのは、当然なことである。むしろ立花の問題点は、文春が親米右派である福田派に近いため、福田赳夫や石原慎太郎を決して批判せず、小沢一郎支配の民主党をソ連のようだと批判している点などにあるという意見もある[12]。
自民党の鳩山邦夫の元秘書であったジャーナリスト上杉隆は、具体例として小沢一郎民主党幹事長の政治資金問題を挙げ、立花が検察や小沢や民主党など事件当事者への取材を一切行わず、新聞・テレビの報道や過去の経験を基に憶測で記事を書いている点、さらには10年以上永田町で取材を行っていない点などを指摘し、立花の記事の杜撰さを批判した。

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■委員 服部 孝章 

評価保留

・マスコミの御用学者?
http://blog.livedoor.jp/saihan/archives/51549447.html#

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■委員 水島 久光 

評価保留

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■特別調査チーム・調査顧問 高野 利雄

委員として不適

・兼職が多く、多忙が懸念される

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以前の委員は、左翼ばかり?という指摘があったが、
http://nerituti.iza.ne.jp/blog/entry/548857
http://nerituti.iza.ne.jp/blog/entry/545694/

今回調べ直してみて、現委員の中に中立が期待できない委員がいることが確認されたが、最も問題なのは、各委員とも多忙なため、委員の職務を遂行できるか不安があることだ。

多忙であることを加味すると、委員長、委員長代理、委員、特別調査チーム調査顧問11名のうち6人が不適格であるとの結論に達した。

つまり、この組織は、そもそも機能するはずがないのだ。

少なくとも審議会委員や団体役員との兼職、弁護士の兼業では、これだけ問題が山積しているのに、迅速かつ確実に処理できる人選とは思えない。
問題解決する気があるなら、多忙な人ばかり集めることはあり得ないからだ。マスコミ御用委員ばかりなのだ。

次に、2011年下期の放送倫理委員会の議事録を眺めてみたい。
http://www.bpo.gr.jp/kensyo/giji/2011/055.html

これだけ、フジテレビを中心に問題報道や問題番組の抗議が殺到しているにもかかわらず、月1回、数時間の会議で定期処理しているのである。

全国の保守系ブロガーが問題だと指摘している問題事案の件数から言って、最低月2回、多い場合は毎週末、審議いただくべき事案があるはずだが、月1回とは、組織として問題認識を持っていないあらわれであり、まったく情けない。

次に、扱っている事案であるが、フジテレビ抗議デモが抗議の対象としている、番組制作者やアナウンサーの倫理問題事案にはまったく触れていない。

そればかりか、最近の議題の事案はイージーミス程度の事案を、委員がああだこうだと語っている程度の議事録ばかりなのだ。

議事録の内容も専門家なら専門家らしく、腰を据えた議事録となっているかと思いきやそのコメントは素人の放言に変わりない程度であることもわかった。
だから、こんな組織の委員を専門家などと思い込むことが間違っているのである。

また、マスコミ問題に関するレポートは、私自身のビジネス経験から問題発生から1カ月以内が目安だと思ってきたが、彼らが個別事案の最終報告書が完成するのが、問題発生して6カ月も要している時点でそもそも失格なのであり、期限に遅れ続けているという点において、ビジネス社会では三流以下の組織なのである。

従って、この放送倫理委員会は、

委員の人選において
会議開催頻度において
議事録の重みのなさにおいて
取扱うテーマ選定において
最終報告書完成時期において

要求水準すべて下回るとともに、組織として問題認識がかなり低い運営結果となっているのである。

従って、我々はこんな組織に依存することをやめ、フジテレビ抗議活動の一環として、「放送倫理番組向上機構」の解体消滅運動を展開し、それに代わる組織として、視聴者代表が委員長、委員長代理、委員、調査顧問をつとめる組織を設置すべきなのだ。

そして、視聴者代表は、フジテレビ抗議デモやNHK偏向報道抗議デモに参加した「あなた」が最もふさわしいのだ。

だから、その実現のために、マスコミ規制法、新聞法の法制化請願や放送法の抜本改正の陳情を今から始める必要があることを指摘しておきたい。

この記事へのコメント

coffee
2012年01月24日 00:10
日弁連とか朝日新聞とか香山リカとか反日極左ばかりですね。
全く期待していません。 

Shirasu J
2012年01月24日 07:50
デモを仕掛けておく必要はあると思い、とりあえずまとめておきました。
Nakamura
2015年12月29日 04:53
ご分析ありがとうございます。
国民のメディア・リテラシーを強化させる一端を担っているあなた様に質問です。
マスコミの黙殺に対してはどの様な対抗処置が有効でしょうか?
ご分析通りで、放送なんチャラ機構が機能しないのであるなら~どの様な対抗手段がマスコミに有効であり、メディア・リテラシーを目覚めさせる事が出来るのでしょうか⁉️
管理人
2015年12月29日 06:15
この原稿のみ読まれて投稿されたようですね。
「マスコミ」、「法整備」で分類される原稿について、それぞれ10原稿程度、お読みいただけますか?
そのうえで、どのような感想を持たれますか?
Nakamuraさんは、どのような立場、どのような視点、どのような問題意識を持たれているのですか?
答えは、我々自身のマスコミを扱う発想を180度変えることにあると思います。
マスコミをマスゴミと蔑視するくらいでは生ぬるいということを、拙ブログは主張しています。

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