統一地方選挙結果(概況)

統一地方選挙選挙が終わった。
私にとっては長かった選挙だった。
準備期間を含めて半年に及ぶ選挙戦だったからだ。

今回の統一地方選挙については、皆さんはまず、新聞を読まれると思うが、私は、あまりに意図的な不報道が多いた

め、テレビのニュース番組はまったく見ないし、新聞については社説を含めて信用に値しないと考えている。

私は、自分で選挙結果をデータを見ながら確認し、そのうえで、新聞などの論調と比較する主義なのだ。
個々の記事でいかにレベルの高い記事があろうと、意図的な不報道あるうちはマスコミ記事をうのみにしない主義な

のだ。

前置きはこれくらいにして、まず、NHKのこのサイトをご覧いただきたい。

http://www3.nhk.or.jp/senkyo/#/prof/2400/0000005415/

全国の都道府県単位の議会議員と政令指定都市の議会議員の確定数が集計されている。
つまり、マクロで選挙結果の動向がわかるのである。

画像


この数字から言えることは、
県議会レベルでは、民主党および民主党政権と政策的に近い、社民、共産は、票を減らしている。
また、これらの政党は、朝鮮学校無償化、慰安婦補償、外国人参政権に地方議会レベルで賛成していた政党である。

その一方、公明は微増。
みんなの党は4倍となり、地方議会レベルでは、社民党を越える政党となった。
興味深いのは、諸派と無所属が議席を伸ばした。
自民党も議席を減らしているので、これは既存政党への失望した結果なのであろう。


続いて政令指定都市の市議。

画像


みんなの党と諸派が議席を伸ばした以外は、すべて議席を減らしている。
その中でも特に、共産党の議席減少が顕著である。
これは、共産党候補が下位の得票数と浮動票ウエートが高く、震災直後の選挙であったこと、低投票率であったこと

、民主党政権下で存在感が薄れ実は不確かな野党だということがわかってしまった結果なのであろう。

続いて、注目された首長選挙については、札幌以外は自民系の完勝だったと言ってよい。
つまり、衆議院選挙の小選挙区では民主党ではまったく勝てないという結果が出たということである。

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http://www.asahi.com/politics/update/0410/TKY201104100235.html

.統一選、民主敗北 「対決」2知事選全敗 石原氏は4選2011年4月11日2時16分

都知事選で4選を果たし、花束を掲げる石原慎太郎氏=10日午後8時56分、港区、金子淳撮影
 第17回統一地方選の前半戦が10日投開票された。民主党は自民党と直接対決となった北海道と三重県の知事選

で敗北。41道府県議選でも野党だった前回の335議席をかろうじて確保するにとどまった。東日本大震災や福島

第一原発事故の対応で菅政権の統治能力に対する有権者の不信は強く、退潮傾向に歯止めはかからなかった。一方、

東京都知事選では石原慎太郎氏が4選。地域政党の「大阪維新の会」は大阪府議会で過半数を占め、「減税日本」「

日本一愛知の会」も大幅に議席を増やした。

 菅政権は震災と原発の危機管理に専念することで政権批判を封じてきたが、統一選の敗北は菅政権の対応が評価さ

れていないことを鮮明にした。震災の復旧・復興関連法案や補正予算案などで野党の協力を得られるかどうか微妙な

情勢だ。

 政権は昨年の参院選以降、主な選挙で負け続けている。12日告示の衆院愛知6区補選も独自候補擁立を断念。菅

直人首相の求心力低下は止まらず、自民党の石原伸晃幹事長は10日夜、「民心が離れた政権で国難に対処できるの

か」と強調した。

 民主党は41道府県議選では、当初目標の半分に満たない571人しか擁立できなかった。4年前に獲得した33

5議席をようやく確保したが、事実上の敗北となった。岡田克也幹事長は11日未明、記者団に「候補者擁立が遅れ

て、震災も起き、活発な活動ができなかった。野党時代に寄せられた期待感に十分答えられなかった」と述べた。

 知事選では、岡田幹事長の地元の三重県で民主推薦の元津市長が、自民、公明両党とみんなの党が推した鈴木英敬

氏に敗北した。鈴木氏は36歳で現職知事としては全国最年少。北海道も民主などが推薦する新顔が、自公の推薦を

得た現職の高橋はるみ氏に敗れた。

 東京では78歳の石原氏はいったんは引退の意向を固めたが、東国原英夫氏が立候補すれば当選の可能性もあると

の説得を受け、先月11日に急きょ立候補を表明。直後に震災が発生し、他候補は埋没した。

 民主は東京など4都県で不戦敗。6県で自民との事実上の相乗りになり、民主の弱体ぶりが際立った。神奈川では

、民主、自民、公明の県組織が推薦する元テレビキャスターの黒岩祐治氏が当選。立候補した現職9知事は全員当選

した。

 原発を抱える北海道、福井、島根、佐賀の4知事選では、原子力政策が争点に浮上。現職は4氏ともに原発を容認

してきたが福島原発事故を踏まえ、「原発の安全確保に取り組む」(高橋氏)、「同様な事故を県内では絶対に起こ

させない」(福井の西川一誠氏)と安全対策の強化を訴え、選挙戦を展開。共産が公認・推薦する新顔は4知事選で

政策転換を求めたが、浸透しなかった。

 政令指定市長選のうち、民自対決型となった札幌は民主推薦の現職が当選したが、広島では自公推薦の元官僚が民

主県連などが支援した元副市長に勝利した。

 東日本大震災で、岩手県知事選、岩手・宮城・福島の3県議選、仙台市議選が延期された。実施された選挙戦も、

各陣営が選挙カーの利用を手控えるなど「自粛」ムードに包まれる異例の展開となった。
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とりあえず、概況は以上である。

(参考)
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http://www.asahi.com/politics/update/0410/TKY201104100209.html

「非常時」に現職の安定感 石原都知事4選、新顔は苦戦

2011年4月10日21時7分


.
9日、東京・有楽町で演説会に臨んだ石原慎太郎氏=竹谷俊之撮影
 東日本大震災という「非常時」に、東京都民が求めたのは現職の安定感だった。石原慎太郎氏(78)が4選を決

めた都知事選。災害対策にあたる姿を強調し、「東京から日本を救う」と訴えた石原氏の前に、新顔候補は対立軸を

示せなかった。

 「東京が混乱して止まったら国も止まる。この国の衰運は否めないが、肩を組んで衰運を押し返そう」。当選を決

めた石原氏は、支持者にこう呼びかけた。

 異例ずくめの選挙だった。1カ月前の3月11日午後。一度は決めた引退を翻し、都議会で「最後のご奉公」と表

明した、その25分後に大震災は起きた。

 当日夜は帰宅困難者が都内にあふれ、3日後からは計画停電が実施された。都の水道水からは乳児の基準を超す放

射性物質も検出された。

 石原氏にも震災は想定外の出来事だったが、「選挙をやってる場合じゃない」と、防災服姿で通した。

 街頭演説は選挙戦最終日だけ。選挙カーは走らせなかった。代わりに、避難所に被災者を見舞う。浄水場で水を飲

んでみせる。首相官邸に乗り込み、政府の災害対応を批判する――。

 ふだんは週2、3回しか登庁しないが、ほぼ連日、メディアの前に姿を見せた。地震発生後、記者会見は11回、

視察の現場などで13回カメラの前で取材に応じた。陣営関係者は「公務を果たせば支持につながる」。そんな選挙

だった。

 候補者不在の現場は自民、公明両党が担った。無党派層に訴えるのがこれまでの石原氏の選挙戦。政党の出る幕は

なかったが、「前回より党が一歩前に出たという感じ。チラシも、選挙はがきも、公約集も、全部こっちが主導でや

った」(自民都連幹部)。



自民党は、38人の都議に1人1千枚の選挙はがきを送るノルマを課し、業界団体回りも1人2~5団体を割り振っ

た。「安定が求められる有事の選挙で現職は有利。だからこそ公務の継続を強調した」。ある都議は「リーダーシッ

プを発揮してきた石原さんしかいない」と売り込んだ。

 石原氏自身、選挙中、こんな感想を漏らしている。「地震が来て、やっぱり俺がやらなきゃいかんかな、宿命なの

かなと」

 だが、「自粛ムード」の中、論戦はほとんどなかった。主要候補がそろった討論はテレビ番組で1回だけ。3期1

2年の石原都政の総括も低調だった。石原氏が「この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。天罰

だと思う」と語った発言も、大きくは影響しなかった。

 テレビを活用した「空中戦」ができず、新顔は苦戦を強いられた。

 立候補表明が告示2日前と出遅れた東国原英夫氏(53)。メディアの注目を集めて圧勝した4年前の宮崎県知事

選の再現はならなかった。「私の力量不足。申し訳ない」と支持者に頭を下げた。

 経営手腕をアピールした渡辺美樹氏(51)は落選が決まり、今回の選挙をこう振り返った。「都民の意識が震災

に向かい、現状維持、安定を求めたことが石原氏の追い風になった」

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