美しい国への旅立ち

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zoom RSS 問題提起 グレーゾーン思考を解しない状態であの問題を解決処理できるのか?

<<   作成日時 : 2015/11/05 08:11   >>

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本稿は、ある問題に係わる、保守陣営内部の在り方に係わる問題提起である。

既に、拙ブログはかく出稿した。

このままで「忍び寄る」危機に対処できるのか
http://nihonnococoro.at.webry.info/201510/article_26.html

私は、倉山満の本から引用していることについて、(三橋貴明氏が倉山満を訴えた件がある関係で)読者層の一部から、批判があることを承知している。(私は、訴訟の件については、つい最近まで知らなかった。)

ここで、言論人に係わる評価スタンスについて述べたい。真正保守層含め多くの日本人は、ゼロか100の評価を下す傾向がある。
私も若い頃はそうだった。幸い、師匠みたいな上司がいて、その上司から、モノの見方を仕込まれた。ゼロか100だけでは、戦前の日本のように自滅の道の選択しかなくなる。国際連盟脱退しなくていいのに?脱退したのが、その証左ではないかと私は(とりあえず)見ている。
ゼロと100の間のグレーゾーンをどう現実的に認識し、対処するか、その上司は、くどいくらい、(竹で割ったような反応しかしない)当時の私に、仕事上のグレーゾーンに係わる文章化を求めた。
ここで言う文章化とは、対象事案の、方針において、計画において、マニュアル等の次元において、である。今思えば、本当に苦しかった。当時は、思ったように言葉が出て来ず、自分の無力さを何度も痛感した。その上司は、早稲田のあの雄弁部OBである。自民党森元首相とは年代的に面識あったはずだ。その上司、今になって思えば、産経、正論等も読みこなしていたと思う。

私は、仕事を通じて学び、ゼロか100か、でしかない思考回路を克服し、業務上、実践しようと努力した。清濁併せ呑むと書いているのは、そういう趣旨で書いている。(イメージ的には、判断基準の論理回路が、二次元の0〜100の座標軸における、デジタル的に細分化かつマトリクス化された世界ではないかと思う。)

そういう業務上の経験を経て、政治ブロガーとして、本稿を書いている。

ユネスコ分担金分担削減事案については、「日本政府として、ユネスコに個別に何度か提言し、その処置について、10%刻みで分担金を増減させる、ネチネチとした、グレーゾーンでの報復手法」採用を提言した。

「ユネスコ分担金停止」要請行動の意義について
http://nihonnococoro.at.webry.info/201510/article_27.html

ところが、ユネスコ分担金を部分削減する手法を提言しているウエートは、ブログ「反日勢力を斬る」の情報によれば、8.1%と少数派である。

南京大虐殺を登録したユネスコへの対抗措置アンケート結果
http://ponko69.blog118.fc2.com/blog-entry-3534.html

保守層の読者が多い、このブログでのアンケート結果は何を意味するか?

グレーゾーンを解しないことが

外交の場で相手国に単純な思考回路の民族だと見られやすいこと
情報戦争の場において世論操作しやすい対象と扱われやすいこと(意図的な誤報で操作可能という意味)
ある時点までは忍従、ある時点からは打って変わって突撃的でありすぎた、戦前の開戦に至る悲劇の教訓を理解しているのだろうか?

と私は危惧しているのである。

どうか怒らないでいただきたい。
私は、問題提起している。グレーゾーン思考を解しないことを克服しなくていいのかと…………

一方で、第二次安倍政権が第一次安倍政権ほど重要事項(経済、外交、安全保障、治安)以外、ストレートでない(ゼロか100かをはっきりさせない)のは、清濁併せ呑む作法を取り入れた結果なのであろうと見ている。

政治家安倍晋三については100%大丈夫とか、100%信用しようとは、書いていない。

この3年間 安倍首相の本心はどこにあったのか?
http://nihonnococoro.at.webry.info/201510/article_9.html

あくまで、部分肯定部分否定のスタンスなのである。

安倍首相を信用する、安倍政権を支持するというスタンスをとりつつも、疑いを以て眺める保守層のサイトを引用しつつ、安倍政権支持ではあるものの、100%支持ではないと書いた。

一時期大人気だった、あの小泉政権による裏切り?事案もあった。

ここで、拙ブログの言論人評価のスタンスについて述べたい。

―――――――――――――――――

私は完璧な人はいないとする方です。必ず、得手不得手があると認識します。ブログ活動にては言論人の本で良い事を書いていると思ったら素直に賛同する、変な部分だと思ったらその部分は無視するか批判する、部分肯定部分否定のポジションを取ろうとしております。桜井よしこについては部分肯定部分否定、渡部昇一については90%賛同10%くらいは??みたいな感じ。倉山満については、冷静に書く本の切れ味の鋭さを評価しつつ批判姿勢がともすれば過激となる点についてなんとかならないものかと。ただ、若い人は、あれくらいでないといけないー。公序良俗に反する行為をする人でない限り清濁併せのむスタンスで行こうとしています。

―――――――――――――――――

これは、コメント投稿くださった方への返答である。

従って、どんな素晴らしい言論人であろうと、100%信用するとはしていない。引用しつつも自分で吟味するのだ。



では、皇室問題なら、どうだろう。

私は、ユネスコ分担金、安倍政権の評価以上に、強烈に、ゼロか100か、どちらかの評価に近づくだろうと思っている。

何分、國體に係わることなので、致し方ない。GHQが、皇室存続を認めたのは、皇室廃止への抵抗が強いこと、皇室廃止の前提では、占領政策がうまくいかないことを見越した、ためであろう。

それゆえ、フランクフルト学派による、二段階革命理論が日本に適用されたと見るべきなのだ。振り返ってみるに、GHQ憲法もGHQによる数々の指令もその手段と見ることができる。

―――――――――――――――――

参考サイト

田中英道著『戦後日本を狂わせたOSS「日本計画」』
http://hidemichitanaka.net/column/single/110727/

再考・戦後がどういう時代であったか――「OSS空間」からの脱却
http://hidemichitanaka.net/column/single/140107/

GHQ憲法九条カルト
http://d.hatena.ne.jp/jjtaro_maru/20110508/1304854089

―――――――――――――――――

二段階革命理論とは、GHQによる洗脳、マスコミによる情報封鎖・不報道・偏向捏造、在日朝鮮人による政官財界での工作によって、日本人によって日本を自壊させる(日本を日本でない国にする=二度とアメリカに歯向かわない国にする)ことを目論んだ革命理論である。

その理論によって、今、皇室問題は、座視できない次元のところまで来ている。
すなわち、問題として表面化しつつあるのだ。

ここで、倉山満の著書から、皇室問題のポイント(日本は何によって日本であるのか)を引用させていただく。倉山満について、支持する方、支持しない方、両極端であることは承知している。私は、自分が採用する、グレーゾーン判断理論の判断に従っていること、ご理解いただきたい。

「保守の心得」という本において、倉山満は皇室観について、明治時代の第日本帝国憲法制定時の視点でかく言及している。

―――――――――――――――――

43頁

日本は天皇の国である

日本を日本たらしめているものは何か。それは皇室しかありません。皇室だけが唯一、変わらず存在し続けています。

44頁
日本の政治体制が、摂関政治であろうと幕府政治であろうと民主政治であろうと、常に一番上には皇室があります。ゆえに天皇が続いている限り、国体はギリギリのところで踏み留まっている、と言えるわけです。
中略
帝国憲法に書かれている国家観は「日本は天皇の国である」というたった一言です。あとは最低限の原則しか書いてありません。

45頁
日本保守の特徴は、この天皇という世界で唯一無二の存在を中心にしている点にあります。こればかりは外国にも手本を求めようがない。

46頁
日本は、帝国憲法が制定されるずっと前から、歴史・文化・伝統として君民共治の国です。『万葉集』の昔より、上は天皇に始まり下はホームレスまで、同じ日本語によって歌集にまとまっているほど国民意識が強いのです。皇室と国民の絆が切れたときは、日本が日本でなくなる瞬間だというわけです。

―――――――――――――――――

昭和天皇についてはこうみている。

―――――――――――――――――

84頁
歴代内閣が代わるときに昭和天皇が述べられた注意事項(木戸幸一日記、西園寺公と政局)

「明治大帝の遺訓である憲法を遵守すること、財界を安定させること、外交で無理をしないこと」

―――――――――――――――――

別に、倉山満を絶賛しているのではない。小堀桂一郎でも渡部昇一の本からでも良かったのだが、小堀桂一郎の本よりは情緒的でなく、論理性あると思ったので、こちらの方が論理的に自分も納得できるし、説明しやすいと思っただけなのだ。

最後に、皇室問題について、危惧していることを(例として)四つほど記して本稿を終える。

@皇室内部に係わる問題があったとして、これまでのように傍観していいのか、是正・改善措置等をとらず野放しでよいのか?
A皇室問題の原因が、仮に皇室内部にあるとする場合、その状況を事実として正しく認識し、国民各層が受け入れる状況をどう実現するか?(現実には、皇室内部の反日的動きによって、報道されている情報の50%程度は意図的な誤報?)
B皇室内部の問題を是正・解決する道筋は、現行の法システム上、あるいは慣習的に、存在していると言えるのか?
C皇室内部の問題について指摘・言及した保守系言論人がいたとして、保守陣営内の議論は成立するのか?問題を問題だと指摘したことで、(仮に表現手法として問題ない場合でも)、不敬であると問答無用で、保守言論界から抹殺され、保守勢力内部の内紛によって、結果的に二段階革命理論の実現を加速する危険性はないのか?

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