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zoom RSS 歴史学者不要論 95%の歴史学者リストラ計画書

<<   作成日時 : 2015/06/25 20:28   >>

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拙ブログは、左翼的な憲法学者が95%が護憲だと語ったことを根拠に、95%の文系学者がリストラ可能だろうと考えた。

・95%の文系学者 リストラしても支障ありません?
http://nihonnococoro.at.webry.info/201506/article_16.html


今や歴史教科書批判の代表格である、倉山満は、その著書『常識から疑え! 山川日本史 近現代史編 下 「研究者もどき」がつくる「教科書もどき」』にて、歴史教科書執筆者と歴史学者たちを、こう批判している。

―――――――――――――――――

7頁

教科書作りを支配している法則は、実にお粗末なものです。

一 教科書の編纂者は、とにかく文句をつけられるのがイヤ。
二 二十年前の通説を書く。
三 イデオロギーなどどうでもいい。
四 書いている本人も何を言っているのか、わかっていない。
五 下手をすれば書いていることを信じていない。
六 でも、プライドが高い権威主義的記述をする。
七 そして、何を言っているのかさっぱりわからない。

7〜9頁

日本の歴史学界(会)をかつて支配していたマルクス主義の残滓で、なんとなく左翼的な気分だけは残っているものの、実際には学者たちの関心事はイデオロギーではありません。同業者からの批判を受けないこと、そのためには突っ込まれそうなことは絶対に教科書には書かないこと。だkら、とにかく事実の間違いだけはしないように、評価の定まらない新説には手を出さないようにーと細心の注意を払うのです。
一方、シエアを落としたくない出版社の意向もあって、受験に出そうな事項だけはとにかく全部網羅するようにしています。また、えらい先生が研究している分野については、たとえマニアックな事項であっても書かないわけにはいきません。
こうした配慮の結果、できあがるのが、山川日本史です。それはイデオロギーがどうこういう以前の、とにかく雑多な事項を詰め込んだだけの、意味不明な教科書もどきです。これで高校生が歴史を理解できるとすれば奇跡でしょう。
もちろん、これは山川日本史だけの問題ではありません。山川日本史でさえこのありさまなのです。山川日本史の劣化コピーである他の教科ショは言うに及ばずです。
これはダメな教科書を作ってしまう歴史学界、ダメな教科書を元に行われている日本の歴史教育全体の問題でもあります。
改めて言っておきましょう。日本の歴史教育の問題とは、左翼によって自虐的なイデオロギーが子どもたちに刷り込まれる、などという生ぬるいものではないのです。
歴史教科書が意味不明で、教科書たりえていない。歴史学者がバカで歴史をわかっていない。結果として歴史教育が国民に最低限の教養を身につけさせるものになっていない、という本当の危機です。


18頁
歴史観なき教科書記述が、混乱と無理解を招く

59頁

教科書を作る学者は、政治的配慮から学問的正確性を平気で犠牲にする

69頁

山川日本史は自虐教科書ではない。日本の失敗の肝心なところはすべて書き漏らしている。

「日中戦争」の最重要ポイントは、「戦争」ではなかったこと。国際法を知らない歴史学者を信用売するな

89頁
こうした視点が山川日本史にまったく見られないのは、まさにマルキシズムの残滓です。かつて歴史学会の95%を共産主義者が占めていた時代には、当然ソ連に批判的なことを書くことは許されませんでした。

―――――――――――――――――

なるほど、と思われることが書いてある。
歴史学会の95%を共産主義者が占めていた時代があり、歴史学者が国際法を知らない、という、二つの指摘は、実に興味深い。
共産主義者であり、国際法を知らないことは、国際政治、国家間の現実を知らず、唯物史観的前提あるいは願望(日本は悪い国であるのでどうなっても構わない)に基づいて歴史研究していることを意味する。
その一方、私は、以前から、文献読破中心主義の歴史学者が多いことに気がついている。井沢元彦は、歴史学者の文献中心主義指向をその著書で何度も皮肉っている。

そのうえで、歴史学者たちが、国際法を知らず、文献読破中心、95%が共産主義者という前提で眺めれば、歴史学者の大半は、現実を知らず、視野狭窄の専門馬鹿が多いとする「仮説」が成り立つような気がする。


それでは、本論に入ろう。


実際、95%もの職業歴史学者をリストラするのであれば、何らかの判定基準が必要となる。

幸いにして、在野の研究者による歴史書(渡部昇一、大平裕、渡辺惣樹、黄文雄、拳骨拓史、倉山満など)を読み、本の中で、本職の歴史学者に係わる、研究スタンスの問題について、個別に指摘していた事項などを思い出し、リストラ可能な歴史学者(候補)を抽出する作業に役立つと考え、以下にまとめてみた。

着眼点は、一般論的視点と個別論的視点からなる。

―――――――――――――――――

■一般論的視点

・学問的姿勢に問題はないか(感情論で研究していないか)
・論文を書いているか(業績的にどうか)
・論文に嘘・捏造はないか
・学内外で私的政治活動していないか
・言動的に歴史修正主義者批判があったか
・マナー、執務態度に問題はないか

―――――――――――――――――

■個別的視点

・古代史
古事記、日本書紀をどう評価しているか
歴代天皇の存在を何代から認めているか
考古学的発見を取り入れているか
最新の考古学的発見等を研究に取り入れているか

・戦国時代史
キリスト教宣教師の政治的役割、本国との手紙のやりとりをどうとらえているか
キリシタン大名による日本人奴隷輸出を調べているか
日本人奴隷を扱った外国の拠点をどうとらえているか
キリスト教迫害をキリスト教宣教師の行動とどう関連づけているか

・明治時代
日清戦争、日露戦争の原因をどうとらえているか

・戦前・戦中史
皇室をどう認識しているか
欧米列強による植民地支配をどうとらえているか
日韓併合をどうとらえているか
関東大震災での朝鮮人暴動をどうとらえているか
満州事変直前の中国側の動きをどうとらえているか
蘆溝橋事件をどう評価しているか
南京虐殺にどう係わってきたか
朝鮮人強制連行をどうとらえているか
慰安婦問題にどう係わってきたか
東京裁判をどう評価してきたか
ルーズヴェルト大統領(FDR)を批判する歴史書をどう評価しているか
「ヴェノナ・ファイル」をどう位置付けているか

・アメリカ史
英文文献についてどの程度調べたか
南北戦争以降、国内的に行われてきた歴史捏造をどうとらえているか
ルーズベルト大統領(FDR)を批判する歴史書をどう評価しているか
日本人排斥運動の経緯をどう評価したか
ハワイ併合の経緯について押さえているか

・朝鮮史
三国史記をどう評価しているか
任那日本府の存在をどう評価しているか
韓国で発見された前方後円墳をどう評価しているか
朝鮮史の外国人学者とどのようなスタンスで議論しているか
現地調査しているか

―――――――――――――――――

※本稿のタイトルは、「95%の歴史学者のリストラ計画書」と書いたが、95%を達成するには「個別的視点」について、追加が必要であることは承知している。が、私の読書量では、この辺が限界であること、ご理解いただきたい。

さて、政府は、国立大文系学部の統廃合、効率化を進めようとしているようだ。

■政策提言■地方創生 地方国立大学の改組から手をつけるべきだ
http://nihonnococoro.at.webry.info/201501/article_1.html

私は、その方針に賛成する。

歴史の嘘・捏造に加担するばかりでなく、嘘・捏造を知っていてもこれを学会レベル、大学レベルで是正する気がない、職業歴史学者たちは、「大凡学問的に科学的でない」点において、学者として雇用する必要がないのである。歴史学者の相当数は、何かにつけて「歴史は科学である」と一般素人向けに、得意げに吹聴してきたではないか。
福田恆存は、「歴史は最も科学的ではない学問」であるとバッサリ切り捨てている。

福田恆存が主張する、歴史学者が犯しやすい二つの間違い
http://blog.livedoor.jp/waninoosewa/archives/1645565.html

職業歴史学者の代わりとして、在野の研究者がいくらでもいるのである。
これまでは、歴史学者たちは在野の研究者たちの歴史書を文献価値がないという理由で無視できたかもしれない。しかし、無視され続けていても在野の研究者は、職業歴史学者たちがかかえるさまざまの問題を指摘してきた。

そして、私は、多くの歴史書を読み、戦後の歴史学者の問題に気が付いたのである。
その指摘された課題について、歴史学者たちが改善すべきであったのに、取り組まなかったのであるから、歴史学者たちに弁解の余地はない。

さて、考古学者の中には、考古学もリストラの時代に入ったと述べられた方がおられる。

21世紀は考古学もリストラの時代
http://ichimon.main.jp/no37/37matsuzaki.html

誠に謙虚な姿勢、参考としたいものである。

職業歴史学者諸君に申しあげたい。勤務時間中に、誘いがあるであろう、私的政治活動などに係わることを一切やめ、嘘・捏造に係った歴史学者の追放運動から始めるしか、生き残る方法はあるまい……


参考
―――――――――――――――――

・公務員学者・研究者を国家規模で躾け直さなくていいのか
http://nihonnococoro.at.webry.info/201405/article_1.html

・公務員学者・研究員の不正行為等について国全体で対策強化すべきである(科研費事案)
http://nihonnococoro.at.webry.info/201404/article_10.html

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
どうせやるなら、昔の大検みたいに大卒資格が得られる試験をやったり、認定で大卒資格を与えるくらいやったらどうか?
ぐらい思います。
無駄な人員は省けますし、国民に安く高等教育を授ける事にもなり、良いように思います。
要は知識があればいいのであり、大学という場に拘るのが古いのではないかと思います。
Suica割
2015/06/26 18:26
教師と同様、大学の教官も試験で選抜させた方がいいかもしれませんね。
歴史学者の視野の狭さ、力量のなさについては、井沢元彦が言い始めた時期に、保守言論界は問題視すべきだったと思っております。
管理人
2015/06/26 19:25

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