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zoom RSS 記者・コメンテーターに読ませるべき歴史書 アジア侵略・植民地支配の経緯

<<   作成日時 : 2015/05/14 06:05   >>

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社説を書く論説主幹、ニュース番組やサンデーモーニングなどに出演するコメンテーターたち、左翼政党などは、大東亜戦争期間中の日本軍の行為について、一様に侵略戦争、植民地支配と決めつける傾向にある。

実際、日本共産党などは、選挙公報にて、侵略戦争、植民地支配について言及した。

歴史認識問題 心ある野党議員に対して電凸するときがきた!?
http://nihonnococoro.at.webry.info/201310/article_18.html

だが、戦前・戦中の歴史書で、アジア各国に係わる、欧米列強による侵略戦争、植民地支配の分析は進んでおり、これら論説主幹、コメンテーターたちは、そうした文献の存在はもちろん、歴史的経緯を知らず、あるいは敢えて知らないふりをして、日本軍のことだけをことさら悪玉化しようとしているように、私には思える。

西尾幹二が書いた「GHQ焚書開封10 地球侵略の主役イギリス」において、アジア各国に係わる、欧米列強による侵略戦争、植民地支配の歴史的経緯と実態に係わる要諦が、鋭くまとめてある。

年表的には、柴田賢一『米英の東亜侵略年譜』(都書房、昭和17年10月)にて、詳しく、その経緯が読める。

http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1276432

注:この年表部分は、「米英のアジア・太平洋侵略史年表 1521−1939」というタイトルで国書刊行会から2012年に復刊となったようだ。

時系列的には、1521年のマゼランのフイリピン漂着に始まり、1939年のビルマの排英国民大会まで網羅されている。頁数的には、1〜35頁まで年表形式で書かれている。
これだけ読めば、アジア各地が、侵略され植民地支配された経緯が一目でわかる。

論説主幹、コメンテーター、左翼政党は、この種の本が、戦時中に出版されたことを知らずに、日本軍による「侵略」、「植民地支配」を語ってきたのであろう。

本当に愚かな人たちだ。

GHQ焚書図書開封10では、他に次のような本の紹介、引用がある。

―――――――――――――――――

高橋勇 『亜細亜侵略史』霞が關書房 昭和16年3月
ボース・ラスビハリ 『インドの叫び』三教書院 昭和13年2月
エ・エム・サハイ 高岡大輔訳『英帝国敗るゝの日』象山閣 昭和15年12月
小牧實繁、室賀信夫 『第南方地政論』太平洋書館 昭和20年1月
小牧實繁 『世界新秩序建設と地政學』旺文社 昭和19年11月
籠瀬良明 『東亜十億人の地理』井田書店 昭和18年7月
桑原三郎 『アジア侵掠秘史』清水書房 昭和16年4月
文化奉公會 『大東亞戦争陸軍報道班手記 ビルマ戡定戦』第二本雄辨會講談社 昭和17年8月
廣野道太郎 『ビルマ獨立義勇軍秘話』六合書院 昭和18年12月
高田一夫 『ビルマ民族解放録』新小説社 昭和19年8月

―――――――――――――――――

いずれの本も戦後GHQの命令で、焚書されたと、西尾幹二はその著書で指摘している。

幸い1冊程度が国立国会図書館に残され、我々は、それをPDF化されたデジタル文書として読むことができる。
http://kindai.ndl.go.jp

社説を書く論説主幹、ニュース番組やサンデーモーニングなどに出演するコメンテーターたち、左翼政党は、GHQが焚書を行ったことも知らないのであろうから、我々は、彼らを役に立つ情報を提供すると扱うのではなく、彼らが、「侵略」、「植民地支配」という言葉を使う際の必読本が存在し、それを彼らが本当に読んで発言しているのか、糺すべき対象者として眺めておくべきなのかもしれない。

焚書が行われた経緯は、西尾幹二の「GHQ焚書図書開封」に書かれている。

その中心人物は、東京大學(旧東京帝国大學)の尾高邦雄、金子武蔵、牧野英一だとされる。
http://member.hot-cha.tv/~htc05528/CCP013.html

もちろん、日本軍による「侵略」、「植民地支配」を指摘するのであれば、上記文献の記述と比較し、日本軍がどれだけ残虐非道だったかを説明できなければ(実際は欧米列強による数々の悪事と比較すれば問題とならない次元のことであるはずだが)、論説主幹が文献調査をせずマンネリ調で書く社説に文献的価値などあるはずもなく、村山談話など、日本を永久に悪玉にする目的での、論理的に破綻した、「虚構のお詫び」としか言いようがないのである。


参考
―――――――――――――――――

アメリカの戦後占領戦略を助ける日本人協力者=学者
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2009/03/1087.html

西尾幹二『GHQ焚書図書開封』 評・宮崎正弘
http://blog.kajika.net/?eid=838041

http://member.hot-cha.tv/~htc05528/CCP013.html

米軍の政治的意図は「被占領国の歴史を消す」事でしょう。然し此れだけの行為を、GHQ軍属と日本政府の行政官だけでは為し得ない作業です。日本の知識階級、學者、言論人の協力が無ければ実行不能な事柄と思います。其の協力の中心に東京大學文学部が存在したことが明白と為りました。

「宣伝刊行物の没収」に関する「覚書」は、昭和21年3月から昭和23年4月までに全部で48回通達されます。奇妙な事に、14番と33番の通達以降に没収される本の種目点数が一気に増加しています。特に33番(昭和22年9月)以降は、前回の88種から500種と異常に増えて行きます。著者(西尾幹二氏)は、此の時から日本人の協力者が参加したと推定します。

「覚書」では「個別に存在する書物」、つまり民間人や図書館の書物は没収対象としないこと、然し指定した本は書店、出版社は元より全ての公共ルートから徹底的に調査し廃棄することを、宣言しています。「焚書」の原本中、約80〜90%は、国立国会図書館(旧帝国図書館)に現存します。

米軍は図書館の本は没収しなかったので当然ですが、「宣伝刊行物の没収の指定は、帝国図書館などの蔵書を基礎として行われた」と図書館側の証言を得ました。つまり、「焚書行為」の舞台は帝国図書館内で行われたのです。

帝国図書館館長・岡田温(ならう)氏の回想録です。「昭和22年、外務省の矢野事務官来館、この件に関する小委員会が設けられた。外務省の田中政治部次長、矢野事務官、内閣終戦連絡事務局の太田事務官が担当で、専門委員として東京大學の尾高邦雄、金子武蔵(たけぞう)両助教授、それに私(岡田館長)が加わり、小委員会は主として帝国図書館館長室で、本委員会は委員長牧野英一氏主宰の下に、首相官邸内会議室で行われた」此処に東京大學(旧東京帝国大學)の尾高邦雄、金子武蔵、牧野英一と謂う3名の著名學者の名前が登場します。

尾高邦雄は戦後を代表する社会学者とされます。金子武蔵は和辻哲郎の東大に於ける倫理学講座の後継者と目され、後に東京大學文学部長を務めます。牧野英一は明治42年『刑GHQ焚書図書事学の新思潮と新刑法』で刑法理論に革命を起こしたとされ、東京帝国大學法学部教授として、戦前には学会のカリスマ的存在であると謂われます。

社会科学と人文科学を代表する二人の學者が「小委員会」に参加し、背後に長老格の法律學者が「本委員会」の委員長として没収テーマを主宰する。この年が同じ昭和22年なのです。

注目すべきは、牧野英一は昭和22年6月から同年23年5月まで、中央公職適否審査委員会委員を務めていた事実です。此れはGHQによる公職追放に協力するための委員会です。彼は敵国側に附いて、昨日までの仲間を裁く役割を演じていたのです。

更に彼は昭和23年7月から昭和33年11月まで、国立国会図書館専門調査委員を務め、「焚書」と謂う忌まわしい政策、そして全国展開された没収作業に、全期間を通して深く関与していたと推測される事実です。

GHQの民間検閲支隊(CCD)の主な活動は、マス・メディアの検閲であり、此れは私信開封まで行った非道な行為です。此のCCDの一部門にプレス・映像・放送課(PPB)があり、その下部組織に「焚書」のリストを作成した調査課(RS)が存在します。彼等はリスト作成のみで、実行は日本政府にやらせています。

最初は日本の警察が行いましたが、昭和23年6月以降文部省社会教育局に業務を移管します。其れに伴い没収行為の責任者を、都道府県知事に定める文部省通達を出します。こうして「焚書」行為は徹底的に行われますが、GHQの意図が国民に知られぬように神経質なまでの配慮が為されています。

「本件事務は直接関係のない第三者に知らせてはならない」。亦、没収官の「身分証明書」の裏面にも「本事務の施行されている事を当事者以外に知らせてはならない」と記載しています。此処まで秘密保持に固執して禁断の「焚書」行為は行われました。更には「没収の際に拒んだり、危害の恐れがある時は警察官公吏の強力を求め、任務の完遂を期すこと」を求めています。

こうして「焚書」は7769点に絞り込んだ没収リストに基づいて、3万8330冊の収拾に成功します。但し此の数値は指令毎の点数と期間毎の没収冊数の数値であり、実際の没収冊数は文献が無いので不明です。

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