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zoom RSS 安倍外交の核心に村田良平の外交哲学有り!

<<   作成日時 : 2015/01/22 18:09   >>

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拙ブログは、第二次安倍政権について、外交の経緯を、分析し、見守ってきた。
従前の自民党政権ではなし得なかった領域に踏み込んだ外交路線だったと評価している。

一応、過去原稿を再掲する。

―――――――――――――――――

・アセアン首脳会議の主要議題をマスコミの馬鹿は認識しているのであろうか?
http://nihonnococoro.at.webry.info/201312/article_10.html

・祝靖国参拝 安倍首相の切り札の使い方は実はカードゲーム並みの手さばきです!
http://nihonnococoro.at.webry.info/201312/article_19.html

・みじめな民主党・社民党外交 対照的に安倍外交は世界の注目を浴びている!
http://nihonnococoro.at.webry.info/201403/article_21.html

・安倍政権 リニア技術米に無償供与の外交的意味について
http://nihonnococoro.at.webry.info/201404/article_9.html

・日韓外交のあり方 古代史の事実が暗示するもの
http://nihonnococoro.at.webry.info/201405/article_3.html

・安倍政権は「政治大国化」を目指している!
http://nihonnococoro.at.webry.info/201405/article_7.html

・安倍政権 日本が政治大国化を目指す「7つの状況証拠」
http://nihonnococoro.at.webry.info/201405/article_9.html

・世界支配層が安倍首相を支持・期待しなければならない4つの理由
http://nihonnococoro.at.webry.info/201405/article_10.html

・安倍外交 イスラエル首相来日が意味するもの
http://nihonnococoro.at.webry.info/201405/article_11.html

・安倍外交 豪州・ニュージランド訪問の意図について
http://nihonnococoro.at.webry.info/201407/article_8.html

・安倍外交 パプアニューギニア訪問の戦略的意味について
http://nihonnococoro.at.webry.info/201407/article_9.html

・安倍政権中南米外交の狙い 「中韓と外交不拡大」+「シーレーン依存低下」
http://nihonnococoro.at.webry.info/201408/article_5.html

・安倍首相【バングラデシュ、スリランカ訪問】 国連外交強化作戦に成功したようです
http://nihonnococoro.at.webry.info/201409/article_6.html

・日中首脳会談 日中どちらが会談を要求しどちらが得をしたのか
http://nihonnococoro.at.webry.info/201411/article_9.html

・日中首脳会談は日露首脳会談のダミーとして組み込まれた?
http://nihonnococoro.at.webry.info/201411/article_10.html

・安倍外交 安倍首相はオバマと同格と扱われているようです
http://nihonnococoro.at.webry.info/201501/article_18.html

―――――――――――――――――

これらの精力的な外交活動から、

基本的には、

仮想敵国として軍事的脅威が指摘されつつある中国への備え

を考慮したものであることは容易にわかる。

ただ、こうした外交活動を俯瞰して集約すると、現役時代そして退官後において、その強固な外交哲学を保持し続けた、外交官の意図が、こういう形で実現した可能性を指摘するのである。

その外交官とは、村田良平氏である。氏は、回想録を遺した。

村田良平
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E7%94%B0%E8%89%AF%E5%B9%B3

回想録の下巻には、かく記述がある。参考になりそうな字句のみ転載する。

―――――――――――――――――

村田良平回想録 下巻

日本外交は、敗戦後僅か六カ年余の占領時代が残したことが習い性となってしまったところから、完全に脱皮してほしい。(314頁)
国際的地位の低下こそ防ぐべきこと。中国の大国としての抬頭、インド、ブラジル、中東の大国たるイラン、エジプト、トルコ等の地位が向上して行く時、(中略)人口の減少が避けられない日本がなおかつ、「世界に欠くことのできない有力国」であると各国に認識させるのかは、日本政府にとり最大の課題である。(384頁)
孤立は名誉ある孤高(382頁)
孤立しつつもなおかつ世界の信頼と好意を集める日本となれるか否かはまず現在、ものづくりを始めとして世界経済の実質の大きい部分を支えている日本の技術能力を維持向上すること、次いで、日本が学問の分野で高度の知的業績を誇りうる人材を輩出すること。また道義に支配されている信頼できる社会であり続けることにかかっている。世界に向けて日本の考えをどしどし発信してゆけばさらによい。これに加えて、国家としては、健全な通貨と財政を持つことは、国際的地位の向上という見地からも極めて重要なことである。EUの地位の上昇、米国のそれの低下は、正に健全な通貨と財政によって支えられたユーロの安定がもたらしているのだ。国民には、物質中心主義をなくせとまでは言わないが、ほどほどとし、日本人の一人一人が日本文化に備わっている「情緒」を味い、尊重するに値する各種伝統を保ち、そして全く日本独特の制度である「皇室」に対する尊敬と、祖国愛を持つならば、孤立はむしろ「独自の存在感」として誇りの源泉とすらなるのではなかろうか。(384〜385頁)

基本的な日米の利害は一致する。全世界的な情勢を見れば、現在でも日米間の利害は一致している部分が殆どである。(299頁)
21世紀における日本にとっての最も深刻な問題は、従来のこうした米国の独善性に耐えてきた日本の忍耐が切れて、日米間の基本的利害の齟齬が表面化する可能性が生まれて来たことだ。(304頁)
「米国重視」を当然視したり、対米協力を自動的に行う前にその利害を一度再考してみよといっているのだ(306頁)
中国の政体がどうなろうと、国民性が異なりすぎていて、通常の善隣関係以上のものが日中間に生まれる筈はないと思う(312頁)
米国の対中アプローチは、かつての対日姿勢よりはるかに融和的であることだ。(303頁)

―――――――――――――――――

安倍外交とアベノミクス、教育改革、を繋ぐ政治哲学が、この中にあるような気がして読んでいる。

また、私は、第二次安倍政権における、安倍外交の外交哲学が、こうした指摘をベースに構築されていることを感じ取っている。
村田良平氏は、確かに外務省の後輩向けに回想録を残したが、本当の村田チルドレンは、外務省職員ではなく、第一次安倍内閣辞任後の、失意の時代の安倍晋三だったのではないか、と思うのである。

実は、村田良平氏は、防衛庁の省への昇格や、防衛省における制服組の登用などについて、長年提言し続けてきた。これらについては、安倍政権で実現した。決して偶然とは思えない。

ここで、村田良平氏的視点に立って、安倍外交の哲学を総括させていただく。

これまでの拙ブログ原稿、上記回想録などから、たぶん、3つの柱から構成されるのではないかと予想する。

―――――――――――――――――

仮想敵国として軍事的脅威が指摘されつつある中国に対する備え(どっちつかずの韓国は放置)
日本の国際的地位の向上
外交事案の対米従属的呪縛からの開放(必ずしも独自外交を指向することを意味しない)

―――――――――――――――――

村田良平氏は既に故人であるが、氏が遺した本によって、かくいう私も、村田チルドレンとなりそうな感じである。
ちなみに、外務省出身の城内実議員は、村田良平氏の部下だったそうであり、激励のために選挙区を訪問したことがあったことがWikipediaに書いてある。城内実議員が、外務副大臣、外務政務官を歴任したのは、村田良平氏の志を継ぐ意図によるものであろうことは明らかである。

城内実
https://www.m-kiuchi.com/

ひょっとすると、村田良平氏は、死の床で、失意の時代の安倍晋三に対し、次なる外交戦略をレクチャーしていたのかもしれない。

外務省の機能低下、人材の問題ばかりが、喧伝されている中、戦前・戦中世代の外交官に、毅然たる姿勢で職務を全うした、名うての外交官がいて、卓越した外交哲学を記した回想録を遺し、亡くなられた後において、こうして安倍外交を支えていることに、一人の日本人として感謝申しあげる次第である。

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