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zoom RSS なぜアメリカは戦前・戦後中国に肩入れするのか?(前編)

<<   作成日時 : 2014/06/23 20:37   >>

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今回は、陰謀論の作家、副島隆彦が書きたくなるようなテーマである。

近現代史、特に戦前の中国への異常な肩入れ、ニクソンの時代の米中国交正常化、その後の(特に)近年の異常なまでの米中接近、そして(アメリカが太平洋における覇権を放棄するようにも映る)尖閣問題に係わる日米安保解釈をめぐるアメリカ政府の釈然としない動きについて、ある業種の世界支配層が深く関与した結果ではないかというスタンスで推論を組み立てる。

基本的には、アメリカ企業の投資活動についての分析となる。
ただ、私は、経済学の本はあまり読まない主義である。理由は、後付のものばかりで投資理論とリンクしていないものが多いからだ。
従って、普段、経済解説本などを熟読されている方にとっては、本稿は、特異な手順による解説となることを最初に、おことわりさせていただく。

論理展開はこうなる。

・前提条件としての「古今東西当てはまるビジネスノウハウとして投資原則、派生するジンクス」と推論の二本立てとする(前編)
・前編で示したこれら投資原則・ジンクスなどから、予想しうることを示す(後編)
・拙ブログの推論が正しかったかどうか、過去の歴史的事実について、上記の前提条件を示しつつ解説を試みる(後編)

それでは、前提条件の定義から入る。


1.前提条件

推論形成のための、企業なら活用しているであろう、一般的なビジネスノウハウとなるものばかりである。ビジネス経験ある方なら、否定されるようなものは、何もないはずである。

@投資する動機(人類普遍の欲望)
基本的には金もうけ。投資活動による利益の確保

A投資益の内訳(事実としての記録の存在)
石油採掘利権、石油の販売、株式の運用(上場益、売買益)

B投資手法(理論)
・相場閑散期に、底値で買い、高値で売りつける
・儲けを、常に独占できる状況で投資する
・一旦投資したものは、右肩上がりの価格形成を維持する

C石油という商品の性格(ジンクス)
・独占に成功すればするほど儲かる
・世界のどこかで戦争が起きれていれば価格は下落しない
・新たに成長国が創造できれば、その都度、安定した販売先が増える

D株式という商品の性格(ジンクス)
・手つかずの未開拓市場にいち早く投資し、起業を支援した投資家が最も儲かる(上場益のこと)
・途中から投資する場合は、当該国のナショナルプロジェクト化されたものを選ぶ

D欧米社会でのビジネスパートナーの扱い(ビジネス習慣)
・基本的には、儲けがでなくなるとすぐに切り捨てる
・同盟関係であっても、他に儲けが出れば過去の同盟関係を犠牲にしてでも未開拓市場を優先する
・同盟関係でない投資の場合は儲けが出なくなった場合、即時撤退


2.上記前提条件に最も適合する世界支配層

石油利権を世界規模で支配するロックフェラーであることは説明するまでもない。

ロックフェラー一族と石油業界との係わりは以下。

――――――――――――――――――

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB

スタンダード・オイル(英: Standard Oil)は、アメリカ合衆国の石油会社。ジョン・ロックフェラーとそのパートナーによって1863年に設立されたオハイオ州の組合(パートナーシップ)を前身として、1870年に設立された。

スタンダード・オイルの後継会社:
スタンダード・オイル・オブ・オハイオ(ソハイオ)- 現在BPの一部
スタンダード・オイル・オブ・インディアナ(スタノリンド、後にアモコ(英語版)に改名)- 現在BPの一部
スタンダード・オイル・オブ・ニューヨーク(ソコニー、その後ヴァキューム・オイルと合併)- モービルに改名後現在エクソンモービルの一部
スタンダード・オイル・オブ・ニュージャージー(エッソ、S.O.)- エクソンに改名後現在エクソンモービルの一部
スタンダード・オイル・オブ・カリフォルニア(ソーカル)- シェブロンに改名後現在シェブロンの一部
アトランティック・アンド・リッチフィールド - 合併しアトランティック・リッチフィールド(アーコ)を形成、現在BPの一部。アトランティック部門は離脱しサノコに買収された。
スタンダード・オイル・オブ・ケンタッキー(ケイソ)- ソーカルによって買収され現在シェブロンの一部
コンチネンタル・オイル・カンパニー(コノコ) - 現在コノコフィリップスの一部

他のスタンダード・オイル:
スタンダード・オイル・オブ・アイオワ(1911年以前) - スタンダード・オイル・オブ・カリフォルニアになる
スタンダード・オイル・オブ・ミネソタ(1911年以前) - スタンダード・オイル・オブ・インディアナによって買収
スタンダード・オイル・オブ・イリノイ(1911年以前) - スタンダード・オイル・オブ・インディアナによって買収
スタンダード・オイル・オブ・カンザス(精製のみ) - スタンダード・オイル・オブ・インディアナによって買収
スタンダード・オイル・オブ・ミズーリ(1911年以前) - 解散
スタンダード・オイル・オブ・ネブラスカ - スタンダード・オイル・オブ・インディアナによって買収
スタンダード・オイル・オブ・ルイジアナ - スタンダード・オイル・オブ・ニュージャージー(エッソ)が所有
スタンダード・オイル・オブ・ブラジル - スタンダード・オイル・オブ・ニュージャージー(エッソ)が所有
スタンダード・オイル・オブ・コロラド - 1930年代にスタンダード・オイルの商標を用いた詐欺で使用された実態のない会社
スタンダード・オイル・オブ・コネチカット - ロックフェラーの会社とは関係の無い燃料油販売業者

――――――――――――――――――

スタンダード・オイルを発祥とするロックフェラー一族が世界中の石油利権の相当部分をほぼ手中に収めていることがわかる。


3.石油という商品の市場構造のジンクス

石油という商品について、上述の前提条件で示した、3つのジンクスについて、以下に解説を試みる。

@3つのジンクスその1(独占に成功すればするほど儲かる)
以下の条件で、石油ビジネスの利益は極大化が可能となる。

・産油国による石油カルテル(OPEC)
・まだ誰も発見していない地域の鉱区の確保
・産油国の政権崩壊(イラク、リビアなど)
・石油消費国の市場が国境を越え同一市場となること(TPP)

ユダヤ資本が裏で、共産主義革命のスポンサーであると謂われる所以は、

・国家の垣根が消滅できれば、独占という状況が生まれやすく、利益を極大化しやすい
・資本主義と共産主義という対立構造を敢えて創り出すことで軍事的緊張関係により石油の価格維持がしやすく、軍事物資が販売しやすく、金融需要(国際金融市場での国債発行)が生まれやすい
・戦争によって株価が下落すればするほど、底値で買うチャンスが増える

ことと無縁ではない。

なお、ソ連については、以下のような解説がある。

世界の運命は中央アジアが握る! ロシア編C〜ソ連を崩壊させ、ロシア新興財閥を育てたロスチャイルド〜
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2012/07/2311.html


A3つのジンクスその2(世界のどこかで戦争が起きれていれば価格は下落しない)

戦争および紛争勃発に係わる、国際商品市場における石油価格動向から、確定的ジンクスとなっている感がある。今更説明するまでもない。

B3つのジンクスその3(新たに成長国が継続的に創造できれば、その都度、安定した販売先が増える)

戦後の経済成長国を以下に示す。

・日本、ドイツの時代(どちらも石油輸入国、両国とも敗戦直後の焼け野原なので底値での投資となる)
・日米貿易摩擦、冷戦終結とほぼ同時に、中国、韓国が経済発展(中韓は、石油輸入国)
・近年は、Bricsが台頭
・今現在はアベノミクス(シエールガス輸入)

これに、株式という金融商品の2つの投資原則を当てはめてみたい。

いろいろなケースが想定されるが、とりあえず、日本が経済発展し、アメリカ企業を凌駕する勢いにあった時期以降にアメリカ金融資本が(日本叩きしながら)選択した投資手法について解説を試みる。

@株式投資原則その1(手つかずの未開拓市場に最初の段階で投資し、上場益を得る)

@の事例
米中融和をいち早く進め、米中接近し、時価総額で世界ランキング入りする巨大規模の「中国国営企業」の上場を実現し、上場益を得る

A株式投資原則その2(途中から投資する場合は、当該国のナショナルプロジェクト化されたものを選ぶ)

Aの事例
韓国においては、サムソンに出資し、日本企業の力を弱めつつ、サムソンの業績拡大により、莫大な利益を上げた

しかし、中国、韓国とも成長に陰りが見える、今、とりあえず世界規模で成長エンジンを内包している国は、アベノミクスを展開しつつある「日本」ということになる。

要するに、中国は経済崩壊、韓国サムソンは技術力がないため投資妙味がないため、中韓市場からいち早く撤退し、日本への乗り換えを決断という筋書きが見えてくる。

拙ブログのシナリオが当てはまると考えれば

昨年来日したロックフェラーに、安倍首相夫人が随行役を演じたのは、ロックフェラーが投資活動について日本側と協議するためではなかったのか、と推測するのである。

【政治】安倍首相夫人の昭恵さん、米ロックフェラー氏と和歌山へ 棚田視察 
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1383992335/

ロックフェラーの来日目的は何か?

ここから推論となるが、大局的には3つあると推測する。

・アベノミクスへの信任(一方で、失敗した場合は制裁を示唆?)
・日本のシエールガス輸入の承認(交換条件はリニア技術の無償提供?※、TPP参加?、米軍肩代わり?)
・尖閣採掘権?
※ロックフェラーは鉄道業界に進出を狙う?

後編では、上記で示した「前提条件」と、戦前、戦後においてアメリカが異常に中国に肩入れした歴史的事実がどう符号するのか、考察を試みる。

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