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zoom RSS 戦前のアメリカで偏向報道のターゲットとなった国はどこか?

<<   作成日時 : 2012/10/30 08:03   >>

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今回は偏向報道のターゲットになった国について取り上げる。

まず、該当箇所を「アメリカはアジアに介入するな! 」から転載させていただく。

―――――――――――――――――――――

16頁
中国はそのとき、アメリカやイギリスと対抗するために、共産主義者と同盟を結んでいました。
今日、同じ独裁者による同じ政府が、再び共産主義者と同盟を結び、我々を抱きこんで、日本と対決させようとしているのです。

29頁
揉め事を起こすのがアジテーター
アメリカには日本との揉め事を望んでいるアジテーターがいる。その数は決して多くはない。しかしよく組織化され、資金は豊富である。こうした、少数ながら資金力のある一味が新聞・雑誌を握り、大衆を催眠術にかけ、無用の戦争へと引きずり込む手法はすでに明らかになっている。

82〜85頁
ソビエトの狙い
ソ連は昔から中国支配を企んでおり、中国内の共産勢力を後援し続けている。日本は中国が共産化するのには反対している。したがって日本はソ連の敵となっているのである。

137頁
新聞が戦争を仕掛けるよう煽っている国がいくつかあるが、その中に独裁国家はただ二つしかない。
ところが「独裁国家と戦う民主主義陣営の最前線」と持ち上げる国の中には、なんと独裁国家が一七もある。
面白いことに、新聞は「蒋介石、スターリンと手を組み、独裁国家ドイツ、イタリアと戦おう」としているが、この二人の凶暴さには、ドイツもイタリアもとてもじゃないが敵わない。
にもかかわらず、この二人は民主主義陣営ということになっている。

140頁
日独伊を目の敵にする理由はただ一つ。一に、「反共」、二に「自存」。この三国が国際金融に頼らず、独自にカネ、モノを動かしているからである。
これで、ロンドン、ニューヨークの巨大金融機関の怒りも分かるというものだ。この三国のうちの二国は、彼等のお世話にならず戦争までしている。「反共も許せないがカネを借りずにどうにかする連中も許せない」という訳だ。

139〜140頁
なぜ日独伊の三カ国は嫌われるのか
どうも我が国の新聞は中国、ブラジル、トルコ等の独裁者には矛先を向けようとしない。
ソビエトがラテンアメリカを赤化したことにも、フランスが一九二0年代に北アフリカに領地を広げたことにも、ソビエトが一九二三年、中国からモンゴルを奪ったことにも、イギリスがアフガニスタンの村を空襲したことにも、トルコが少数民族を追放したことも、反対しないようである。なのになぜ、ドイツ、イタリア、日本の三カ国だけには「敵意むき出し」なのであろうか?
何かというとすぐに「戦争を」と言うが、その理由を調べれば、これがウソだと分かる。好意的に書いている国と、「戦争を」という国を比べると、好かれている国の「過去」の方がことごとく「宜しくない」。新聞はなぜ「憎悪キャンペーン」をするのか。答えは、新聞が書かないところにある。「毀誉褒貶」の境目は何なのか?日独伊を目の敵にする理由はただ二つ。一に「反共」、二に「自存」。この三国が、国際的金融に頼らず、独自にカネ、モノを動かしているからである。これで、ロンドン、ニューヨークの巨大金融機関の怒りも分かるというものだ。この三国のうちの二国は、彼等のお世話にならずに戦争までしている。「反共も許せないが、カネを借りずにどうにかする連中も許せない」という訳だ。
つまり、「共産主義の勢力が弱く、自分たちに借金しない独立独歩の国は、お嫌い」ということなのである。

238頁
世界情勢のパターン
一九二七年、イギリスに反ソ内閣が誕生した。すると「連ソ」の蒋介石はイギリスの援助を得られず、「反ソ連」に転向した。その後1937年まで、イギリスは「連ソ」に転向し、ドイツを叩くためモスクワを誘惑した。日本は「反ソ」「親独」であった。しかし日本を中国とずっと競争させておけば、ソ連は東アジアに後顧の憂いなくイギリスと協力し、全力でドイツを叩くことができる。そのためには、蒋介石に日本と戦ってもらわなければならない。そして一九三七年七月、日中戦争が始まった。どう思われようがご自由だが、これは事実なのである。「日中を戦わせたい」と一番願ったのは、さあ誰だ?私見を申し上げると、「日本には戦う理由がない」。蒋介石にもその気はなかったようだ。少なくとも「アカ」に拉致され「抗日か死か」と迫られた、あの西安事件までは。

240頁
戦争屋が援助したい国よりアメリカを戦わせたい国の方が親米である
ここ数年、アメリカの新聞はドイツ、イタリア、日本に的を絞って憎悪を煽り、戦争をしようとしている。この3カ国は国際主義者(共産主義者)の言うことを聞かない国である。
 だから潰したくて、アメリカの助力を求めているのである。新聞・ラジオ・政治家を総動員して運動を繰り広げているのである。

―――――――――――――――――――――

この時期の世界情勢をまとめるとこうなる。

・アメリカのマスコミが、日独伊を目の敵にする理由は一に、「反共」、二に「自存」。この三国が国際金融に頼らず、独自にカネ、モノを動かしているからである。
・ソ連は中国支配を目論んでいた。
・イギリスが反ソから親ソに変わった時の蒋介石の動きの変化が実に面白い。イギリスはドイツを叩くためモスクワを誘惑したとある。
・アメリカは、親ソ派による親中施策を指向した。
・ドイツについては、「日中戦争はドイツが仕組んだ」という本には、中独合作、日独伊三国軍事同盟前後までドイツ軍事顧問団が対日戦争を主張しこれに協力したとある。


参考文献

アメリカはアジアに介入するな! ラルフ タウンゼント著、田中秀雄・先田 賢紀智共訳

日中戦争はドイツが仕組んだ 上海戦とドイツ軍事顧問団のナゾ 阿羅健一著

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