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zoom RSS いじめ問題の提言 文部科学省は現場指導監督だけでなく、いじめ被害者家族向けに情報発信、対応すべきだ

<<   作成日時 : 2012/07/15 19:43   >>

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大津いじめ自殺事件に係わる、この10日間の騒動に関し10もの原稿を出稿したが、本原稿はその中間報告的位置づけとなる。
これまで得られた情報などを振り返り、今回は、文部科学省、警察庁向けの提言試案として取り急ぎ作成したものであるので、詰めの甘い点についてはご容赦いただきたい。




私は、最近、文部科学省のホームページを見ていていつも思うことがある。
基本的に、学校関係者、教育委員会向けの情報ばかりである。

たとえば、私自身が、いじめの被害者家族の立場になった場合、文部科学省のどこの課に直接相談したらいいのか、相談に乗ってくれる担当者がいるのかいないのかがまずわからない。
今回の大津教育委員会のように、加害者側とグルの関係?の場合、文部科学省に相談するしかないのであるが、いじめ相談窓口は、基本的には都道府県教育委員会対応としていることがどうも納得いかない。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112210.htm

さらに、いじめ被害者支援のため、どういう通達文書が発信され、それがいつから有効なのか、まるでわからない。
おまけに、仮に、私がいじめ問題について文部科学省に対し、民事訴訟でも起こそうものなら、文部科学省は、裁判対策上、情報はあっても非開示とするか情報はないと言い張るのであろう。

しかし、そんなことを繰り返していて、本当にいじめ問題の解決になるのであろうか?
文部科学省は、教育分野の国家の中枢の当事者としてそれでいいのだろうか?
文部科学省は、いったい、学校を維持するための組織なのか、それとも国民の教育の権利を実現するための組織なのだろうか?


私は、いじめ問題そのものについては、思春期の微妙な時期なので、完全にゼロにすることは不可能と考えている。

従って、私のいじめ問題に関する基本スタンスは、

今もどこかで起きているであろう小さなるいじめを
如何に重大事案にならないところで未然に防ぐか

起きてしまった重大事案を如何に社会正義の名の下に、隠蔽を許さず、厳正かつ中立的に処理するか

が重要と判断しているが、既に実施されている小さないじめを重大事案とさせないための取り組みは、一部の例外を除き、それなりの成果をあげていると思われ、

ここでは、
起きてしまった重大事案
すなわち、いじめ自殺、いじめ殺人等をを如何に社会正義の名の下に、隠蔽を許さず、厳正かつ中立的に処理するか
に焦点を絞らせていただく。


私は、かねてから

全国各地で発生したいじめ自殺事件、いじめ殺人について、私は、被害者家族が確実に行使できる法的権利が、民事訴訟ぐらいしかないことについて疑問を持っている。

確かに、各種いじめ相談の窓口は存在し、それなりに機能しているとは思う。
ただ、これらは、都道府県単位の行政サービスに過ぎない。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112210.htm

また、文部科学省から、いじめ問題の処理に関する知文書が、各教育委員会に通知されている。

児童生徒の自殺が起きたときの背景調査の在り方について(通知)
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/010/1318820.htm
「いじめの問題への取組の徹底について」(通知)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06102402/001.htm
学校におけるいじめ問題に関する基本的認識と取組のポイント
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06102402/002.htm
いじめ問題に関する取組事例集
http://www.nier.go.jp/shido/centerhp/ijime-07/index00.htm

読んでみた感想としては、文章的には悪くはない。学校関係者側の心構えとしては、そのとおりだ。被害者家族への配慮する記述もふんだんにある。しかし、これらの文書には重大な欠陥がある。いじめ自殺やいじめ殺人等が起きた場合、証拠隠滅、隠蔽を如何に防ぐかの視点がぬけており、罰則付きの義務規定でないことだ。
また、内容的に、文部科学省(法学部出身者が多い)よりも法的知識未熟な学校関係者(教育学部卒が多い)に、特に大津のように、いじめ調査をまとめる能力がそもそもないような教育委員会、学校に対し、能力以上の職務を押しつけている印象がある。
また、大津いじめ自殺事件の場合、これらの通知文書の趣旨の大半が無視されていたはずだ。そして、大津いじめ自殺の被害者家族は、これらの書類を綺麗事だと思っているに違いない。
さらに、これらの文書は、教育委員会側に対応を求めているのであって、被害者家族向けの文書でもない。

実際、大津の場合、教育委員会や学校に対して被害者家族としていじめ調査を要望したが、教育委員会側は文部科学省の通達により第三者委員会の選択肢があることを知らせず、いじめ調査報告書を情報公開にて入手しようとした被害者家族に対し、行政側が誓約書まで書かせるような異常事態が発生した。

従って、まず、私は、大津市で発生した文部科学省からの通知文書の無視状態の是正と再発防止を求めたい。

そのために、文部科学省は、

@いじめ調査実施と報告
A第三者委員会による調査
B文部科学省による調査
C警察捜査要請
D民事訴訟のための情報提供(無条件開示)
E文部科学省への陳情、国会報告

に関する権利を、いじめ自殺、いじめ殺人被害者家族に対し保障していることをわかりやすく明示すべきと考える。(現実にそうなっていないようなのでそうしてほしいという意味)

もちろん、いじめ被害者の権利を保障するのであるから、文部科学省に専門の担当官を配置し、被害者への情報提供そして各種相談(民事訴訟を除く)を中立的立場から行う行政サービスシステムの新設を求めたい。

次に、大津市で続発した、文部科学省からの通知文書の趣旨を無視した、いじめ対応に関する数々の問題行為に対する改善措置としては、


・学校内の各種事項調査、重大ないじめ事案(自殺、殺人、誘拐、強盗等)の調査の企画、第三者委員会設置、文部科学省報告等に係わる業務を省令で規定する(罰則付き)
・特に重大ないじめ事案(いじめ自殺、いじめ殺人)のいじめ調査および対応措置の文部科学省直轄処理化
・いじめ問題を含む、教育現場における危機管理に関する教員の義務(証拠保全、犯人隠匿禁止、被害者生徒保護、報告、警察への情報提供等)を省令で規定する(罰則付き、警察庁と連携要)
・教育委員会、学校、教師等の問題行為に対する被害者家族の申し立て権の明確化(省令?)
・問題教員、問題教育委員会職員の迅速な業務停止措置、更迭措置の実施(文部科学大臣による措置命令?)
・いじめ対応黙認した教師に対する再研修制度導入
・その他過去の通知文書等の省令化(罰則付き)
・上記法改正に関するパブリックコメント実施


などの法制化が必要である。


次に、教育委員会の組織機能については、大津の事例から以下の見直しを提言する。

・教育委員会組織の抜本的見直し(機能縮小か廃止)
・重大ないじめ問題調査に関する機能、権限を学校、教育委員会から文部科学省に移行理
http://nihonnococoro.at.webry.info/201207/article_7.html
・重大事案(いじめ自殺、いじめ殺人)あった公立学校に対する学校選択制の導入
・学校評価制度の見直し(いじめ対応に問題があった場合、重要評価事項と位置づける)
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20120712/1342052468
・上記法改正に関するパブリックコメント実施


なお、警察庁所管事項、犯罪捜査に関する立法措置としては、

・少年法改正および運用の厳罰化(重大犯罪について年齢条項撤廃)
・加害者家族による警察、教育委員会、学校等への情報提供要請、陳情行為等の制限(罰則付き)
・いじめ事件に関する、学校に対する証拠保全義務規定(すべての刑事事案を対象、内部調査のみは禁止、第三者委員会の調査員対象者は被害者、加害者とも交友関係も親戚でもない者とする、第三者委員会調査員の職務怠慢に対する罰則付き)
・重大事案(自殺、殺人、誘拐、強盗等)のいじめ調査報告書の警察提出義務化(罰則付き)
・いじめ自殺事案に関する、都道府県県警レベルでの刑事捜査態勢の強化、都道府県警察に対する情報収集義務および刑事捜査義務規定の新設
・いじめ被害者家族から警察への被害届提出、捜査要請等の申し立て権の明確化
・市民からのいじめ問題に関する相談、情報提供窓口の設置
・いじめ自殺事案の国会報告の義務化
・上記法改正に関するパブリックコメント実施



補足

自民党については
全都道府県連レベルで情報受付窓口を設置する
ことを望みたい。
この問題は、義家弘介議員、片山さつき議員だけに押しつけていい問題ではないのだ。

本原稿は、文部科学省、警察庁内で使用される場合に限り、著作権を放棄します。



参考

――――――――――――――――――――――――

文部科学省は全国の無能な教育委員会からいじめ対応権限と機能を取り上げるべきだ
http://nihonnococoro.at.webry.info/201207/article_7.html









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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして、教育が政治にふりまわされ思想教育の場になるのは困りますが、近年それを逆手にとったような教育現場の荒廃が目につきますよね。
トラックバックうたせていただきました。
http://waku.cocolog-nifty.com/naniwoka/2012/07/post-ef30.html
同感です。
2012/07/16 13:32
私は教育専門家ではありませんが、あまりの事態に具体提言せざるを得ませんでした。
Shirasu J
2012/07/16 14:48
文科省や教育委員会や学校は、想像以上に無能でした。
傷害、暴行、恐喝などの犯罪には警察のお世話になる方が良いです。

それと、戸塚ヨットスクールのような教育が必要です。
coffee
2012/07/16 17:17
教育関係者を保護者が直接指導する時代ですが、モンスター扱いされない様な配慮が必要です。
Shirasu J
2012/07/16 20:11
文科省は、独立した監督機関ではなく、天下り先としての学校(私学)と癒着していませんか?
たみ
2012/10/27 17:37
癒着というよりは、当事者意識も対応能力もない役所です。
Shirasu J
2012/10/28 11:01
〉大津市いじめ文部科学省の!川〇大臣地元のいじめを真実を隠蔽無しで裁判が終わったら!全国民にお伝え下さい。大臣にはいじめの内容が分からないかもしれませんがこの!いじめだけは事実をはっきりさせて!!異常なほどの!暴力恐喝!未成年とはいえ!
反省させるべきだと思います。風化させないで下さい。隠蔽もしないで下さい
まや
2012/11/10 00:07
ブログなどで経過把握するなど、発表されてはいかがですか?
それが事件を風化させない手段となります。



Shirasu J
2012/11/10 12:46
〉もう!少年法はいらない!今の子供達は大人と同じレベルの自己中心的な!いじめ=犯罪=殺〇と同じです加害者達を放置して置いたら!また被害者が出る!何故?捕まえてくれないのか!理由が分からない!権力?圧力?金?放置しないで下さい
まや
2012/11/21 15:15
とりあえず、出来そうなところから自分で調べ、提言したらどうですか?
警察庁に問い合わせしましたか
陳情書準備してますか
少年法改正案検討してますか
いじめで即逮捕するための法整備検討してますか

悔しがってばかりいないで、あなたも自分でできることで行動されてはどうですか?
Shirasu J
2012/11/21 19:04
〉行政!
文部科学省は!大津市いじめに興味無しです!滋賀県の喜田議員は!脱原発で忙しいみたいですね!頑張って下さい!
まや
2012/11/27 15:11
新政権に期待しましょう。
選挙後、義家弘介先生に陳情されてはいかがですか?
文部科学省がやる気ないのは、大臣が真紀子だからです。
Shirasu J
2012/11/27 22:19

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