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zoom RSS 産経記事は不報道は少ないが………

<<   作成日時 : 2011/05/29 14:09   >>

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産経新聞には、意図的な不報道は他紙よりも圧倒的に少ない。

だから、非常時になればなるほど、産経を基準にして他紙と読み比べることを習慣としている。

しかし、以下の記事は、いただけない。

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http://sankei.jp.msn.com/world/news/110527/amr11052700240000-n1.htm

思いつきのエネルギー戦略に、各国から冷たい視線
2011.5.27 00:23

ドービル・サミットが開幕し、首脳会議に臨む菅首相=26日、フランス・ドービル(代表撮影・共同)
 【ドービル(フランス北西部)=酒井充、柿内公輔】原子力政策で幕を上げたG8。日本からの報告がこれほど関心を集めたのは異例だ。だが各国の思惑はさまざま。菅直人首相は原子力安全に関する国際会議を開催する意向を表明したものの、事故対応が不十分なまま、思いつきのように再生可能エネルギー重視戦略を振りまく姿に、冷たい視線が集まり始めた。

 サミット最初の行事、昼食会での菅首相への扱いは異例の「厚遇」だった。日本の首相がサミット行事の冒頭で発言したのも「おそらく初めて」(日本外務省)。各国からお見舞いや激励の言葉が寄せられた。

 問題は、何をメッセージとして発信したか、だ。

 目玉は、原子力安全の国際会議を日本で開催すると言及したこと。事故対応で失態を重ねるなか、各国の信頼を取り戻したい首相の思惑が透けて見えた。

 ただ、せっかくの首相のアイデアも「?」だ。

 肝心の福島第1原発の安定化にたどり着けていない現状で、来年後半の国際会議開催が見通せるのか。「事故が収束していない段階では国際会議を開きたいと言っても説得力に欠ける」(政府高官)との判断から、開催時期は「来年後半」に設定したが、今後、第1原発の安定化に予想以上の時間を費やしたり、新たな問題が発生し、結局開催に支障がでれば、失うものは大きい。

政権基盤が極めて不安定な菅首相が1年半も先の会議開催を呼びかけたことも奇異な印象を残した。

 冒頭発言では、現在進行形の原発事故対応よりも再生可能エネルギーの推進に力点を置いた。「太陽光パネル設置を1千万戸」と具体的数字まで語って、前のめりになった首相に、各国の反応は外交辞令の域を出なかった。

 サミット前日に行われた議長国フランスとの首脳会談では、菅首相の再生可能エネルギー重視の発言は、サルコジ大統領からほぼ無視され、「原子力か原子力以外かという二者択一の議論ではない」との持論でくぎを刺された。

 首相同行筋は「サルコジ大統領も再生可能エネルギー推進を前提としている」と2人の立場に違いはないというが、原発を主要な輸出産業としているフランスにとって、原発事故の当事国にもかかわらず、原子力安全についてほとんど語らない首相のふるまいは、とても受け入れられなかったようだ。

 他方、脱原発に傾く諸国は、日本の原発政策の将来像が見えないことに不満を募らせていた。ドイツは原発回帰路線から、日本の事故で再び脱原発路線に逆戻りする最中で、首相の発言に注目してきたが、日本の態度はあいまいなまま。ドイツなどの“期待”は満たされなかった。

 そもそも、二転三転する日本の原発事故への対応や情報開示の不手際で、日本はエネルギー政策は信用を失ってきた。思いつきのエネルギー政策では、各国の冷ややかな反応は変えられそうにない。

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それは、
根拠がはっきりしない文言が、何か所もあるからだ。
それは、「冷たい視線」、「冷やかな反応」、「奇異な印象を残した」、「不満を募らせていた」という言葉などである。
文章の流れが悪く、文脈がツギハギだらけな点も気になる。

記事には、「サミット最初の行事、昼食会での菅首相への扱いは異例の「厚遇」だった。」とあるので何を根拠に「冷たい視線」、「冷やかな反応」なのか、何との比較なのか、納得できる記述が順序良く配置されておらず、異例の厚遇がなぜ冷たい視線に変わるのか具体的根拠に欠けることを指摘したいのだ。

私は、基本的に管首相を支持する立場をとらないが、書く前から、ひどい評価を与えようという姿勢で書くつもりはない。
つまり、首相の器ではない管首相であっても、これは及第点、これは落第点、これは問題外という評価枠は、基本的に用意しているつもりだ。
従って、記事を書く前から、「冷たい視線」というキーワードで記事を書こうとしているのであれば、その時点でジャーナリスト失格である。
この記者は管首相が首相にふさわしい人だと思っていないのだろうが、それと記事のストーリーとは別問題だと言いたいのである。

ジャーナリストは、見たこと、聞いたことの事実を正確に報道し、その判断を賢明?な読者に委ねなければならない。
記者が読む読者に対し、思いこみ、印象操作のために事前確認された編集方針で記事を書いたり、判断の押しつけをするのは許されない。
賢明な読者であればこそ、判断するために、記者の主観ではなく客観的根拠を求めるからだ。

なお、私のこの記事の雰囲気からサミットにおける各国首脳の管首相に関する評価は、

・儀礼上見舞いの挨拶はしたが、中味的には無視
・管首相の提案にG8首脳は疑問符?

程度ではないかと考える。

無理に、「冷たい視線」、「冷やかな反応」という言葉にこだわる必要はないと思う。

そして、記者たるもの、職業柄原稿をを書くのであれば、淡々と書く作法を身につけるべきと思う。

次の記事は、引用できるところは引用し、事実のみを伝えようとする配慮がある。

参考としたいものだ。

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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110527-OYT1T00166.htm

海水注入継続、発表したものの…客観データなし

福島原発

 「所員や地域の安全を最優先した、大変正しい判断をした」。

 東京電力の武藤栄副社長は26日の記者会見で、海水注入継続の判断を評価した。しかし、その正しい判断は、現場の発電所長が本店の指示を無視するという形で下したものだった。事故対応の中枢だったはずの東電本店が、機能不全に陥っていた様子を示している。

 川上和久・明治学院大教授(政治心理学)は「状況は刻一刻と変化していたのだから、東電本部は現場の判断に重きを置くべきだった。『官邸の懸念』という、不明瞭な理由で海水注入の中止を指示するような行為は混乱を招くだけで、非常時の指示連絡のあり方が理解できていない」と批判する。

 そして、川上教授は「原発事故は国際的な問題なのに、初期の重要な事態の説明がこれだけ二転三転しては、いくら検証をしても諸外国からの信頼を得られないだろう」と指摘する。

 実際、「注水を継続していた」という今回の発表も、東電は所長や発電所の関係者1、2人から聞き取っただけで、海水注入の継続を示す客観的なデータなどの証拠は今のところ何もない。所長本人は記者会見には姿を見せず、この日、本人と直接連絡を取ったという細野豪志首相補佐官も、記者会見で具体的な話の内容は明らかにしなかった。(科学部 今津博文)

(2011年5月27日10時01分 読売新聞)
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